妊娠中でも女の子だもんね!

妊娠中の妊婦さんのお悩みを解決していけたらいいな

妊娠中にダイエットサプリは飲んで良いの?体重管理と栄養補給のコツ

妊娠中にダイエットサプリを飲んで体重管理に役立てたい!

このように考える妊婦さんはたくさんおられます。

ダイエットサプリは妊婦が飲んで大丈夫?

妊婦健診で、毎回のように体重を指摘されて、

このままじゃ健康な赤ちゃんを産めませんよ・・・

などと脅かされる妊婦さんが多いためです。

 

このページでは、妊娠中にダイエットサプリを飲んで良いのかどうか。

また、飲まないとしたらどういった体重管理の方法が良いのか

といった点を一緒に詳しく見て行きたいと思います。


妊娠中の体重管理について

妊娠中の体重管理に苦労される妊婦さんはとても多いんです。

 

というのも、WHOなどでも最も信頼されている

体格指数の『BMI値』によって、

妊娠中の体重増加の上限が決められていて、

産院ではそれを守るように指導するからです。


妊娠中の急激な体重増加のリスク

妊娠中はホルモンバランスの変化で体重が増加しやすくなります。

体重計に乗る妊婦さん

これは、お腹の赤ちゃんを守ったり、

羊水量を一定レベルに保ったり、

赤ちゃんにも血液循環をさせるために血液量が増えるなどの理由からです。

 

しかしながら、妊娠中の体重管理は

 

・産道に脂肪が付くと難産になったり母体に危険が及ぶ
・妊娠糖尿病と高血圧症候群の予防
・急激な体重増加は腰痛や膝の痛みなどの原因になる

 

こういった理由から必要なものです。

 

妊娠中の体重管理の理想的な状態は、

赤ちゃんの成長に必要な栄養素は摂りながら

急激な体重増加を防ぐ事です。

妊娠中に摂りたい栄養素

妊娠中に摂りたい栄養素は大きく分けて4つあります。

・葉酸
・鉄分
・カルシウム
・タンパク質


葉酸はなぜ必要?

葉酸は、ビタミンB12との

共同作用で妊娠中に血液が増える働きを助けます。


さらにもっと大切なことは、

赤ちゃんの脊椎などの神経中枢の構築です。

赤ちゃんの成長

葉酸が不足すると、二分脊椎症と言って脊椎を通る

神経管不全を起こす先天異常が起こる可能性があります。

無脳症による流産や死産につながる危険性があるんですね。

 

これは葉酸サプリの摂取によって

このようなリスクを5分の1にまで引き下げる事が出来ると言われています。

 

妊娠中に必要な葉酸の量は、

1日あたり400μg(0.4mg)。

 

また、葉酸はビタミンB群のひとつで

水溶性ビタミン様物質で過剰摂取が心配せずに済む栄養素です。

そのためサプリを使って摂取する事が厚生労働省でも推奨されているんです。


鉄分は絶対に必要なの?

鉄分は、赤ちゃんに栄養を送り届けたり血液の質を高めるため。

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出産時の出血に備える血液量の増加が起こるのですが、

鉄分を摂っていないと血液の質が悪くなり、貧血が起こりやすくなります。

 

また、妊娠中にはビタミンA過剰症を防ぐために

植物性の非ヘム鉄の摂取が推奨されているのですが、

吸収率が悪いためビタミンCとの同時摂取で

吸収率を上げる必要があるんですよ。


カルシウム

カルシウムは、前述の通り非ヘム鉄の吸収を良くする事と、

赤ちゃんの体幹や骨を作るために必須の栄養素です。


また、産後に骨粗鬆症になってしまうママさんもおられるため、

その予防という意味も大きいんですよ。


タンパク質

タンパク質は、人間の身体を構成する必須栄養素です。

ママの身体を維持するために必要なのは当然ですが、

赤ちゃんの身体を作るためにも必要です。


また、タンパク質はどういった形で摂ったとしても、

そのまま身体で利用されるわけではなく、

アミノ酸に酵素分解された後に血液でいろいろな部分に運ばれるため、

酵素の補給も必要になってきます。


妊娠初期・中期・後期の摂取カロリー

妊娠中の摂取カロリーは初期・中期(安定期)・後期の3期で

通常時よりも多く摂って良いカロリーの平均値があります。

 

・初期は通常時+50kcalオーバー
・安定期は通常時+100~150kcalオーバー
・後期は通常時+200~250kcalオーバー

 

という妊娠中の3期でそれぞれ通常時よりも

カロリーを多めに摂って良い事になっていますが、

BMI値が高めの方や30代後半や40代の方の場合は、

先ほどの基準から-50kcal程度が目安になります。

カロリー制限

このように現在では食べ過ぎに注意しようという

意味からもカロリー制限が設定されているんですね。

 

では、妊娠中にカロリーの摂り過ぎをブロックしてくれる

ダイエットサプリは飲んで良いものなのかを見て行きましょう。


ダイエットサプリってどんなものがあるの?

一般的にコンビニでも市販されているものです。

・カロリミット
・フォースコリー
・ガルシニアスリム

などが有名ですね。

では、

これらのダイエットサプリを飲んで良いのかどうかを見て行きましょう。


妊娠中にダイエットサプリは飲んで良いの?

妊娠中に前述のようなダイエットサプリは飲まない方が無難です。

 

また、

パッケージの裏面に『妊娠中のご使用は控えて下さい』という注意書きがありますが、

これには理由が2つあります。

サプリメントのパッケージ裏面

これらのダイエットサプリは、

糖やカロリーの吸収をブロックする事が

主な効果の仕組みなのですが、

ダイエットサプリ自体には妊娠中に摂りたい栄養は含まれていません。

 

これが理由のひとつめです。

 

そしてもうひとつ理由は、糖やカロリーの吸収をブロックする代わりに

必要な栄養素の吸収もブロックしてしまう可能性があるという事です。

 

ただ、必要な栄養が含まれていないだけならば、

足りない分を食事なり栄養補給サプリなりで補うだけなのですが、

栄養吸収をブロックしてしまう恐れがあるとなると話は変わって来ます。

 

先ほど、妊娠中の体重管理のところでご紹介した

妊娠中に赤ちゃんの成長と自分自身の健康管理のために

必要な栄養素までブロックされてしまうと、

葉酸不足で起こる二分脊椎症などの奇形児や低体重児、

流産、死産などの可能性もわずかとは言っても否定しきれません。

 

また、ダイエットサプリを製造しているメーカーは

社会的道義的責任があります。


直接的な因果関係がなかったとしても、

万が一の事が起こってしまってからでは遅いため、

予防策として妊娠中の摂取を禁止してあるというのが

実際のところなんですよ。


妊娠中はどんな体重管理が良いの?

妊娠中の体重管理の理想的な方向としては、

やはり低カロリー高タンパクで野菜中心とした

メニューの食事を基本としたものが良いでしょう。

 

食材をお米などの炭水化物、お肉やお魚などの動物性、野菜類に分けると

・野菜類が50~60%
・お肉・お魚類が15~20%
・炭水化物が15~25%

というようなバランスで摂ることが出来るのが理想的と言われています。

 

また、適度な運動も心がけて、

出産時の陣痛やいきむ事に耐えられるような体力や筋力を付ける事も大切です。

 

妊娠中のホルモンバランスでたくわえやすい水分や脂肪を分解、

排出しやすくなる他にも基礎代謝が上がるため

冷え性や便秘の予防にもつながります。

 

必要な栄養素をしっかり補給する事と出来る限り

低カロリーを意識する事、適度な運動をする事を心がけるのが

妊娠中の理想的な体重管理なんですね。


妊娠中の体重管理とストレス

先ほど『妊娠中の体重管理の理想形』をご紹介しましたが、

これを意識するあまりストレスになってしまうようでは問題があります。

ストレス


妊娠中のストレスは、赤ちゃんの胎児記憶として反映されて、

多動性注意欠陥症や過剰なダイエット意識による低体重児、

または将来的な肥満児につながる可能性があります。

 

ですので、太り気味を注意されている方は2週間に1回、

順調な体重管理が出来ている方はご褒美に1週間に1回などで

『好きなものを食べる』というようなストレス発散も必要です。

 

また、食べつわりが続いている方の場合は、食事回数を多くして、

その代りに1回あたりの食事量を減らすという方法も良いでしょう。

 

要するに、急激な体重増加さえしなければ良いわけですから、

あまりガチガチに意識しすぎないようにしましょうね。


妊娠中の体重管理とダイエットサプリのまとめ

妊娠中のダイエットサプリの危険性や

体重管理を一緒に見て来ましたがいかがでしたでしょうか。

 

先ほど、妊娠中の体重管理でストレスを感じないような方法も

いくつか見て行きましたが、

中には産院側が体重管理に異常なほど厳しいところもあります。

 

BMI値が特に肥満傾向があるわけでもないのに、

最初から体重増加を気を付けるように釘を刺すような

産院もあるのが実態です。

 

また、冒頭でも軽く触れましたが

『このままでは健康な赤ちゃんを産めないですよ』とか

『うちじゃ産ませられないよ』などと脅しのような事を言って

過剰な意識づけをする産院もあります。

体重管理に厳しい産院

それが原因で栄養摂取がちゃんと出来なければ、

それこそ健康な赤ちゃんと会う事も出来なくなってしまいます。

 

もし、あまりに厳しい締め付けを言ってくるような

産院の先生や助産師、看護師などがいるなら抗議したり、

転院する事も防衛手段のひとつである事は考える必要があります。

 

自分自身を守る事が、お腹の赤ちゃんを守る事になりますので、

くれぐれも無理や無茶はしない事と

体重管理で健康管理を犠牲にするような本末転倒は避けるようにしましょう。