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妊娠中の情緒不安定|対策まとめ

妊娠中は様々な体の変化に翻弄される時期ですが、メンタル的な影響も非常に大きい時期です。

情緒不安定に悩む妊婦さん

それに伴って妊娠中に情緒不安定でいつもいらいらしてしまい、悲しくなって旦那さまからの何気ない一言までいちいち

『自分を攻撃する言葉のように思って反応してしまう』

結局、何年も前にこんなことを言われたとか、あの時私はこんなに悲しかったんだ・・・といつまでも恨み言をぶつけてしまう・・・

このようなケースもあり、妊娠中の女性の身体の変化の影響が精神状態にまで及ぶことを知らない男性からしてみると『俺が愛したキミはどこへ行ったんだ・・』とパートナーの旦那さままで頭を抱えてしまうこともも・・・

  • こんな状態はいつまで続くの?
  • なんでこうなっちゃうの?
  • 私はどうすればいいの?

気になることはこんな3つどころではないでしょうし、妊娠中でも法定産休の時期までは職場で仕事を続けたいという方も珍しくないので、職場の人間関係にまで影響してしまうんじゃないかと心配な方も多いと思います。

そのための対策の方法をよりわかりやすく特集していきます。


今現在、妊娠中の情緒不安定に悩んでおられる方、もしくは自分の奥さんが情緒不安定で苦しんでいるという方はぜひ参考にしてみてください。


あなたは悪くない!妊娠中の情緒不安定とホルモンバランス

妊娠中の情緒不安定はホルモンバランスが原因
妊娠中の情緒不安定の原因は、一言で言うとホルモンバランスの変化です。
女性の場合生理がありますが、人によっては生理前にホルモンバランスが乱れて情緒不安定になってしまう。
そういった方もたくさんいらっしゃいます。
生理と妊娠は別物ですが、どちらにも共通するのがホルモンバランスが大きく変化するということです。

妊娠前の心の乱れと妊娠中の心の乱れは原因が共通しており、決してあなたに何かしらの落ち度があって情緒不安定になってしまっているわけではないんです。
妊娠中の方が必ずそうなるかといえばそうでない方もいますが、多かれ少なかれ妊娠してから心の微妙な変化に戸惑っておられる方はたくさんいらっしゃいます。


ホルモンのバランスについては、意図的に何かをしようとすると妊娠に大きな悪影響が出てしまう恐れがあるため、ホルモンバランスをどうにかして情緒不安定を改善しよう。といったアプローチはあまりオススメできません。


結論を言うと、これはホルモンバランスが落ち着いてくるのを待つしかないのですが、今現状でも情緒不安定になってしまっている心の状態を少しでも良い状態に傾けるためにできる事はいくつかあります。それについては後ほど詳しくご紹介しますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!


妊娠中の情緒不安定はいつからいつまで?

妊娠中の情緒不安定はいつからいつまでという疑問を持ってらっしゃる方はとても多いんです。この部分についてはあくまでも一般的な意見と言わざるを得ません。
基本的な理屈としては、妊娠初期の胎盤が形作られて、子宮の中で安定して赤ちゃんが成長過程に入る安定期をきっかけとして収まる方が多いようです。
もちろんこれはあくまでも個人差レベルの話ですので、
必ずその時期に情緒不安定が治まると断言できるものではありません。
 
また、お産のダメージが大きすぎて産後にもホルモンバランスの乱れを起こしてしまうママもいるんです。これは産後うつや育児ノイローゼとも関係してきます。
ですので、なんとなくムカムカするような心の落ち着きのなさを感じるときは、まず自分自身を責めないこと。そして栄養バランスの中でも特に心の安定に効果が期待できるセロトニンを分泌させるようにトリプトファンという物質(アミノ酸の1つです)を積極的に取るようにすること。この大きく分けた2つになります。

情緒不安定は薬では対処できない?

精神安定剤や睡眠導入剤など薬で対処しようとしないようにしてください。妊娠中はお腹の赤ちゃんを考えたらあまり強い薬も使えませんし、痛み止めすら、使える種類の薬は限られるんです。

まずは妊娠中で情緒不安定を感じたら、基本的には旦那様に甘えてみましょう。雨分をぶつけるようなことを言いたくなる場合もあるかもしれませんが、その時は一旦止めて、相手に心の準備をさせると比較的相手は冷静に受け止めてくれますよ。


心の安定の近道はリラックス|そのために摂りたいもの

妊娠中の情緒不安定な状態を少しでも良い状態に整えていくためには、体の中から分泌される。ホルモンを味方につけることが大切です。


そのホルモンの名前はセロトニンです。
もしかしたら名前を聞いたことがあるかもしれませんが、セロトニンは幸せホルモンとも言われており、不安やイライラなどのストレスでいっぱいいっぱいになってしまっている私たち人間の心に対して、物理的な安らぎを与えてくれるホルモンです。


イライラや不安を沈めるためにできること

いらいらを鎮めるためには、怒ってしまえば楽になると思われるかも知れませんが、実は人間の心はそんなに簡単な構造はしていません。実は人間心理として怒れば怒るほどどんどん腹が立っていらいらが増幅されてしまうということが分かっています。

ですので、どうしても収まらないいらいらが・・と思っても、一旦はその場を離れていらいらする対象から距離を置いて深呼吸をするようにしましょう。

そして、妊娠中という状況を考えると、赤ちゃんの成長のためにも、自分自身の健康のためにも栄養補給が大切です。妊娠中に限った話ではありませんが、人間の身体を作って行く栄養素はアミノ酸です。

アミノ酸は血液にもなりますし、身体を動かすエネルギーにもなります。

このように人間の身体にありとあらゆる関わり方をするアミノ酸ですが、妊娠中の情緒不安定に働きかけるアミノ酸があるのはご存じですか?

それが『トリプトファン』というアミノ酸で必須アミノ酸ではありませんが、トリプトファンの働きとしては『幸せホルモンと呼ばれる“セロトニン”の発現させるアミノ酸』なんです。


セロトニンを味方につけるには

セロトニンはいろんな分泌方法があります。例えばですが一定の動きを数分間程度繰り返すとセロトニンは分泌されると言われています。その動きは何でもいいんです。ガムを噛む、ウォーキングをするなどでも構いません。これでしたら妊娠中の方でも手軽に始めることができますね。

余談ですが、プロ野球選手(特にメジャーリーガー)などはよく試合中にガムを噛んでいますよね。これは打撃をする際に力を入れやすくするためであったり、心を落ち着かせるためだとも言われています。
また、人と会話をしたり、お笑い番組などを見て笑ったりすることもセロトニンが分泌されると言われています。
太陽の光を浴びるのも効果的だと言われていますので、朝目が覚めたらすぐにカーテンを開けて、可能であればウォーキングに出かけると、太陽の力とウォーキングの動作によって効率よくセロトニンが分泌されます。
このようにセロトニンを分泌する方法は身近にたくさんありますので、取り入れやすいものからぜひ試してみてください。


妊娠中の妻が情緒不安定|旦那さまができることは・・・


このページをご覧の方の中には、現在奥さんが情緒不安定な状態に苦しんでいる。と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
男性としては、このような状態にある女性の心を完全に理解することは難しいかもしれませんが、苦しんでいる奥さんのために何か気遣ってあげられないか。と悩んでおられるならば、以下のようなことをしてあげてみると良いかもしれません。

 

  • こまめに連絡をとってあげること
  • 文句を言わない
  • 外見のことでネガティブな事は言わない
  • 家事を手伝ってあげる
  • スキンシップを取る


人によってはごく普通なことかもしれませんが、意外とできてない方もいるのではないでしょうか?個人的にオススメなのはスキンシップです。
人間は肌と肌が触れ合うと心に化学反応が起こると言われています。
スキンシップをこまめにとってあげると、奥さんの幸福度が高まり情緒不安定な心に良い影響与えることができるかもしれません。
また、そのタイミングで奥さんを安心させられるような優しい言葉をかけられると良いですね。
私の友人の話ですが、妊娠中に旦那が出張へ行き、その期間激しい情緒不安定に襲われたそうです。ですが旦那が帰ってくると不安定だった心が次第に落ち着いてきたと言っていました。
旦那さんの存在、旦那さんが何をしてくれるか。これは奥さんにとって非常に大きな影響を与えることができます。
まとめ
心の事は体と違って、お医者さんに行って治療してぱっと治るものではありません。
また目に見えない事だからこそ、トンネルの出口が見つからず不安な状態からなかなか抜け出せない。という方も多くいらっしゃると思います。
ですが、ここでもお伝えしたように、セロトニンを味方につけることで不安定な心に良い影響が与えられると言われています。
良かれ悪かれ、体内で日々分泌されているホルモンは私たちの心と体に大きな影響をもたらします。
セロトニンを味方につけることが、楽しいマタニティーライフへの道となるでしょう。