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妊娠中のダイエットは水との向き合い方が重要?!その理由と具体策

 今回は妊娠中のダイエットにも健康管理にも美容面でもメリットが大きい水分補給について少し詳しく見て行きたいと思います。

水分補給をする妊婦さん

妊娠中ダイエットは、食べたい気持ちと戦わなければいけなかったり、運動もできることが限られてしまいますので、通常の時に比べてどちらかというと「かなり不利な状態」にあるといえます。
とはいえ、妊娠中のダイエットは母胎と赤ちゃんの健康のための体重管理という意味合いと、産後の体型戻しダイエットがスムーズに行きやすい準備を整えておくという意味の両方があります。
また、妊娠中のホルモンバランスは、安定期に入る妊娠5ヶ月目を境にプロゲステロンの分泌量が増えます。そのため水分をたくわえる体質になっているので「できるだけ水分を摂りたくない」という方も多いと思いますが、実はこのような体質は水分を摂らないと余計に拍車がかかってしまい、水分不足が妊娠中のむくみや冷え症、太りやすい体質をさらに加速させてしまうことになってしまうんです。
そこで今回は妊娠中の一日当たりの水分摂取量や水の摂り方、注意点などについて少し詳しく見て行きたいと思います。

妊娠中に1日に必要な水分摂取量

まず妊娠中にどれだけの水分が必要なのかを見てみると、一日で最低でも2リットルは必要というところが出てきます。というのも本来、わたし達人間の身体が一日に必要な水分量が、およそ4リットル程度と言われていて、そのうち1.5~2リットル弱は食事から補うことができるため、水分補給で残りの2~2リットル強の水分を補給するという形になってくるんですね。
では

なぜ水分を取った方が良いの?

妊娠中に水との向き合い方が大切だ。と表面的に言われても、それがなぜなのかをしっかりと理解しておきたいところですよね。簡単に言うと、妊娠期間中は以前よりも汗をかきやすく、体の外に水分が出て行きやすい状態です。それに加えて妊婦さんの体にはお腹の赤ちゃんのための羊水が必要ですし、胎児に栄養を送るための血液量も妊娠後期に向けて増えて行くための準備が必要です。
血液の状態もサラサラでなければいけないため、トータルで見ても水分不足という状態は非常に危険なんです。妊娠中は女性ホルモンの働きによって体の中に水分を溜め込みやすいため、むくみに悩まれる方が多いですが、むくみになりたくないからといって水分補給を控えると言うのはとても危険です。
 

妊娠中の水分補給のダイエット面での必要性

先程の段落では、妊娠中の水分不足は母胎だけではなく赤ちゃんにとっても良くないということをご紹介しました。ではダイエット面での影響を見てみましょう。
水分を摂るとそれだけむくみやすくなるからイヤだという方もいらっしゃるかと思います。
ですが、わたし達人間の身体は「ナトリウム・カリウムポンプ」という機能があり、それによって過剰摂取の塩分(ナトリウム)を排出するために水分とカリウムが必要な仕組みになっているんです。
妊娠中に水分をしっかり摂ることによってむくみの原因になる過剰な塩分も排出できて、さらにに妊娠中に起こりやすい便秘を予防することにもつながるんですよ。
妊娠中は身体の中に水分をたくわえやすいというお話をしましたが、それは子宮の羊水に使われたり、30週目頃をピークに増える血液量をまかなうために使われたりします。そのため腸内が水分不足で便が硬くなってしまいやすく、それが妊娠後期の子宮による腸を圧迫する力が加わることによってさらに悪化してしまうことになるんです。
これが妊娠中のダイエットに悪影響を及ぼしてしまうんですね。

水分の摂り方はどうしたら良い?

このページの中で、先ほど「一日あたりの水分摂取量を最低でも2リットル」とご紹介しましたが、そこで疑問になるのは水分補給のペースという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2リットルの水分補給が大切とは言っても、一気飲みするわけには行きませんし、2リットルのお水を一気飲みというのも苦しいですよね。
なので、1時間に1杯ずつコップ1杯のお水(約200cc)を飲むと、起きている時間が1日で16時間あったとしたら毎時間1杯ずつお水を飲むと3.2リットルの水分を補給することになります。

コップの水

このように考えると、1日に2リットル以上の水分を摂るのも決して難しくないと感じるのではないかと思います。

冷たい水は要注意!

妊娠中に水分補給は確かに重要なのですが、できるだけ水分補給は常温が好ましいと言われています。なぜならば、喉が乾けば確かに冷たい水が欲しくなりますが、それだと体を冷やしてしまう原因になってしまいます。そうすると血流が悪くなり、体の冷えの状態が悪化し、最終的には逆子になるリスクも高まってしまいます。これは極端な話かもしれませんが、このようなリスクがある上、体が冷えて血流が悪くなると言う事は、基礎代謝が低下することでもありますので、ダイエット面で見ても大きなマイナスとなります。だからこそ水分補給をする際はできるだけ常温のお水を飲むのが好ましいと言われています。
 
また、当たり前かもしれませんが、炭酸飲料やその他太りやすいと言われている飲み物等で水分補給を行ってしまうと、水分は取れてもダイエット面で見るとマイナスになってしまいますので、できるだけお水を飲むようにしていきたいですね。
 

きちんと水分補給をしながらむくみを予防するためには

水分補給を心がけるとどうしてもむくみやすくなってしまう。といった悩みをお持ちの方に効果的なのが、カリウムの摂取を心がけることです。私たちは普段の食事の中で多かれ少なかれ塩分を摂取します。この塩分と言うのは体の中で水分を溜め込もうとする働きをします。これはのであれば必要なのですが、必要以上に塩分が入ってしまうと、それだけ必要以上に体内に水をため込んでしまい、不要になった水分がむくみとして現れやすくなります。しかしカリウムを摂取することによって、カリウムの塩分を外に排出する働きによって、結果として必要以上に水分を体内にため込むことを予防することができるのです。そもそも減塩を心がけることも大切ですが、カリウム摂取も効果的ですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。なお、カリウムがたくさん含まれていて妊娠中にオススメだと言われているフルーツがバナナです。スーパーに足を運んだ際は、バナナをひと房購入してみてはいかがでしょうか?
 
※水分を分割で補給することでむくみの予防にもつながります
 

水を正しく飲んで健康的にダイエット♪

水は人間が生きていく上で必要不可欠な存在です。しかし、ページ内で一緒にご覧いただいたように、正しい飲み方をしないと、体にとってネガティブな方向へ行ってしまいかねません。せっかくであれば適切な飲み方をして体にとって嬉しい効果を得たいですよね。特に難しい事は何もなく、ちょっとした意識をするだけで大きく変わってきますので、今日から早速こちらでお伝えした内容を取り入れてみてはいかがでしょうか♪