妊娠中でも女の子だもんね!

妊娠中の妊婦さんのお悩みを解決していけたらいいな

妊婦さんの腰痛には「さらし」の腹帯

 今回も妊娠中に困ったこと体験談シリーズをお送りします。

 今回のテーマは妊娠中の安定期に差しかかってお腹が大きくなり始めるころから悩まされる方が多い『妊娠中の腰痛』についてです。

腰痛に悩まされる妊婦さんのイメージイラスト

妊娠中の腰痛はどうやって対策するのが良い?

妊娠中の腰痛はお腹が大きくなってくることで身体の重心バランスが崩れることが原因ですが、妊娠中は塗り薬や飲み薬での痛み軽減対策は出来ないので、コルセットやサポーターなどで腰回りを支えることが最善の対策ということになるかと思います。

 昔の妊婦さんは5ヶ月目の『戌の日』に巻く『岩田帯(いわたおび)』とも呼ばれる『さらし』を巻いて妊娠中にお腹を冷やさないように守ったり、腰痛を起こさないように腰回りを支えたりしていました。

市販のコルセットやサポーターでも腰痛の軽減ができるという方もいますが、今回体験談を下さった方は『さらし』に腰痛を助けてもらったということでさらしを腰痛対策に勧めておられます。

その理由も含めてさっそく体験談を一緒に見てみましょう。

妊娠中に困った腰痛を助けてくれた『さらし』の体験談

妊娠中期以降、お腹が大きくなってきた妊婦さんを悩ますのが『腰痛』です。

妊娠中は体重が増えて全身が重くなるし、脚もむくんで何となくだるいし、お腹も大きくて体も自由に動かなくなるし・・・

さらに妊娠後期になると腰痛がすでに慢性化して、いったいどこが痛いのかすら自分でもよくわからなくなりますよね💦

そんなわたしが腰痛を和らげる方法としてたどり着いたのが『さらし』でした。

1人目の妊娠中はガードルタイプの腹帯でなんとか乗り切ったけど・・・

私が『さらしタイプ』の腹帯の魅力を知ったのは、2人目の子供の妊娠中でした。
1人目の出産の時は特に不安もなかったので、里帰り出産もせず、母に来てもらうこともありませんでした。

そのためデパートのスタッフにすすめられるまま『腹巻タイプ』と『ガードルタイプ』の腹帯を購入し、妊娠中期以降ずっと愛用していました。

その時は、腹帯を巻いたからと言って特に楽になった感覚もなく『ま、暖めたほうがいいって言うしね・・・』程度の感想でした。

『さらし』との出会いは2人目の出産のための里帰りのとき

その2年後に2人目を妊娠した時は、上の子の世話をしてもらうために里帰り出産をしました。その時に母が私がデパートで買った腹帯を見て心配そうに『こんな伸び縮みする腹帯で腰は痛くないの?』と聞いたのです。

『もちろん痛いけど、妊婦さんってそういうもんでしょ?』そう答えると、母は『絶対さらしの方が楽になるよ?』と言って、箪笥の奥から『さらし』を出してきてくれました。

私は自分の生まれ育った家に『さらし』という『前時代的なアイテム』があることに思わず笑ってしまったのですが、最近腰痛に悩む父が使っているとのことでした。

早速巻き方を教えてもらってお腹にぐるぐる巻き、最後にさらしの端っこをキュッとねじ込んで完成!

そうしたら何と!腰痛が一瞬で楽になってしまったんです!!

さらしを巻いたことで楽になったのは腰だけではありません。
背中もお腹も肩も楽になりました。

お腹が大きくなると、腰だけでなく肩や背中全体にも負担がかかるんですね。

また、お腹が重くなることで、内臓全体というか胃や食道が引っ張られるような不快感もあったのですが、さらしを巻くことでそれもなくなりました。

大きくなったお腹を下から手でちょっと持ち上げると腰や背中やお腹が全体的に楽になります。

その手の役割を、さらしが全部肩代わりしてくれるようになったのです!
その他にも、こんなメリットがありました。

  • 伸び縮みしないため、巻いている間に苦しくならない
  • 生地が滑りにくいため、1度巻いてしまうと緩むことがほとんどない
  • 生地がしっかりしているので、背筋がピシッと伸びて気持ちがいい
  • 乾くのが早い
  • お値段が安い
  • 出産後も使える

などさらしのメリットは多く『1人目の時もさらしにすればよかった~』と後悔してしまいました(笑)

ちなみにわたしが感じたメリットの中で一番大きかったのは、値段が安いので数枚買っておいて『洗い替え』で使いまわしが楽にできた事でした♪

妊娠中に腰痛対策でさらしを使う場合の注意点

母のおかげですっかりさらしファンになりましたが、寝る時は巻いていませんでした。リラックスできませんからね💦

妊娠後期は横を向いて眠るしかないのですが、さらしを巻かずに横を向くと、お腹がだらーんと垂れ下がって、重力に引っ張られるような感覚がして、内臓も不快だし、腰も痛いし・・・。

これがとてもつらかったので、私はお腹の下に折りたたんだバスタオルを差し込んで寝ていました。

敷布団とお腹のすき間をバスタオルで埋めることでお腹が垂れなくなり、ものすごく楽になりました。

クッションやまくらでも試してみましたが、厚さを自在に調節できるバスタオルがベストだったので、1度試してみてくださいね。

産後は腰痛改善だけではなく家事にも使えるさらしの魅力

さて、妊娠中にさらしを使うメリットの一番最後『出産後も使える』についての説明です。さらしは5メートルぐらいの『無地の木綿(もめん)の布』です。

出産後しばらくは、私も腰痛になった時のコルセット代わりに使おうと思って2年ほど置いておいたのですが、いっこうに腰痛になりませんでした。

そのまま放置しても、いずれゴミ箱行きになることがわかっていたので、適当な長さに切って、両端を刺繍糸で縫い、バッテンやスマイルマークなどの簡単な模様を縫い付けて、食器を拭くフキンにしていました。

真っ白なのですぐに汚れが目立ちますが、汚れた後は雑巾に使えるので問題なしです。

また、食器を拭くフキンに木綿がすごくいいことがわかりましたよ。

食器をふいた時にフキンの繊維が食器につかないのです!

グラスも繊維がくっつくことなくキレイに拭けてしまうので、食器フキンとして使わなくなった後は、主に窓ガラス専用の雑巾にしています。

ケバケバした繊維がつかないので、窓ガラス拭きに最適なんです!

さらしで作ったフキンはもうなくなってしまいましたが、それ以降も食器を拭くフキンは木綿の『和手ぬぐい』を愛用するようになりました。

もう『さらし』最高です!

さらしの素材の強さが安心感にもつながります!

妊娠するまでの私のさらしのイメージと言えば、昔の任侠映画の恐い人がさらしを巻いて博打をしている姿でした💦

また『♪包丁一本、さらしに巻いて♪』というすごく古い歌があるのですが、これも昔は意味がわからなかったのですが、今はわかります。

さらしは何と言っても『めちゃくちゃ強い素材』なのです!!

任侠映画の恐い人がさらしを巻いているのは、万が一包丁で刺されてもすぐには刺さらないからで、料理人がさらしに包丁を巻くのも、さらしが包丁で切れない素材だからなのです。

まさか妊娠中に包丁で刺されることを心配する妊婦さんはいないと思いますが、『万が一包丁で刺されても子供は守れる』と思えることは、何かと不安の多い妊娠期間中に、安心を与えてくれる1つの要素にもなっていました。

私は『さらしタイプ』の腹帯の大ファンですが、伸び縮みする腹帯も『手軽につけることができる』などのメリットがあるので、ご自分の生活スタイルに合わせて選んでくださいね。

その際には、ぜひ『さらしタイプ』も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

見た目が昔の人みたいな感じになることに抵抗さえ感じなければ問題ないと思います。私のように病みつきになって『さらしファン』なるかもしれませんよ!(笑)