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妊娠中の妊婦さんのお悩みを解決していけたらいいな

妊娠中でも女の子だもん

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地獄の吐きつわりを克服した『わたしなりの克服法』

ほとんどと言って良いほどの妊婦さんが妊娠中に『つわり』に悩まされます。

今回の体験談も妊娠中のつわりについての体験談なのですが、特に『吐きつわり』が酷く、ご本人曰く『地獄のような吐きつわりの苦しみ』だったそうです。

妊娠中の吐きつわりの克服法

食べるのはもちろんニオイにも敏感に反応する吐きつわりのつらさを克服するには・・

それでもなんとか無事に出産までこぎ着けることができたということで『妊娠中の吐きつわりを克服したわたしなりの方法』を体験談として寄せてくださっています。

では、さっそく一緒に見て行きましょう。

妊娠中に困った『吐きつわり』の克服法体験談

わたしが妊娠中になによりも困ったのが『地獄のような“つわり”の苦しみ』でした。

ですが、妊娠超初期の時点では、まったく自覚症状がなかったんです。

わたしが苦しんだつわりは『吐きつわり』というやつで、特に『ニオイに敏感』というものだったんです。

妊娠5週目(2ヶ月)に妊娠が発覚。

しばらくはつわりというつわりもなく、なんとなく眠いくらいの自覚症状でした。

もしかしたら自分はつわりがないタイプなのかなと、大好きなお酒は妊娠発覚した日から控えたものの、好きなものを食べ、仕事もこれまで通りやっていました。

しかし、そのような穏やかな日々は長くは続きませんでした。

6週4日を過ぎた頃、つわりの悪夢は突然やってきました。

朝起きるとなんとなく胃が痛いような気がしましたが、気のせいだと思うことにして、主人や友人達と外食に出かけたのですが、飲食店の匂いが気持ち悪くて食欲が湧かず、お腹は空くのに胃が痛くて普段の半分も食べられなくなりました。

もしかしてこれがつわり?と感じた直感は当たっていました。

その日を境に、あっという間に『つわり地獄』に突入していきました。

私は、とにかく吐きづわりで、

どの食べ物でも、水分ですら吐いてしまうという状況でした。

汚い話で恐縮ですが、この頃は吐くのが辛くない食べ物を選んで食事していました。

カレーなどの辛い物や肉や魚などの繊維の多いもの、匂いの強いものを食べると吐くときに本当に辛かったです。

逆に、グレープフルーツには本当にお世話になりました!

香りもさっぱりとしていて、つわりで沈みがちな心を和らげてくれましたし、酸味と甘みがちょうど良く、つわりが辛くてもグレープフルーツなら食べられたので、一時期は一日三食グレープフルーツを食べていたほどです。

妊娠すると、味覚が変わり酸味を求めるようになるというのは本当なんだなと実感しました。

グレープフルーツは、赤ちゃんの健やかな成長の手助けをする、妊娠中の女性にとっては欠かせない栄養素である葉酸を含んでいます。

またビタミンCが肌荒れを防いでくれたり、疲労回復を促進するクエン酸も含まれていて、妊娠中の女性にとっては嬉しい栄養素がたくさん含まれています。

おすすめは、ヨーグルトと一緒にはちみつをかけて摂取する事です。

ヨーグルトにはタンパク質やカルシウムが含まれていますし、はちみつの殺菌力が咳止め予防になったり、鉄分や高血圧を予防するカリウムも含まれています。

妊娠して、つわりがひどかった時期、私は貧血もすごく辛かったので、すこしでも鉄分補給ができればと、はちみつもよく食べていました。

つわり中は匂いでも気持ち悪くなってしまい、料理もかなり辛かったです…。

まず、自分自身が吐いてばかりなので食べたいものが思い浮かばず、レシピサイトと冷蔵庫の中身を照らし合わせて何とか作れそうなものを考えてキッチンに立つのですが、食材の香りや調理中の匂いで気持ち悪くなり、作業を中断してトイレに駆け込むということも度々ありました。

生ゴミは蓋つきのゴミ箱に捨てているのですが、蓋を開けた瞬間に匂いで吐きそうになったり、その対策としてゴミ箱の蓋の裏に貼った消臭剤の匂いにすら吐きそうになったときは自分で笑ってしまいそうになりました。

普段はいい香りだと思っている自分が使っているシャンプーの香りやお風呂の蒸気ですら気分が悪くなってしまうので、髪を数日洗えず、ボサボサの髪や落ちていく女子力に涙する事もありました。

そうこうしているうちに、妊娠前よりも1ヶ月で4キロ近く体重が減ってしまい、妊婦健診で軽度の妊娠悪阻(重度のつわり。

程度によっては入院して点滴などの治療が必要になります)と診断されました。

あと少しでも体重が減ったら入院してくださいと産婦人科の先生から告げられ、絶対安静を余儀なくされたので仕事は休職し、しばらく家にこもって生活していました。

その時意識していたのは、吐いてしまったとしても、とにかく水分補給はしっかりするという事です。

妊娠初期(4週〜15週)は、まだ赤ちゃんも本当に小さく、妊婦さんの胎盤も未完成で、赤ちゃんとへその緒とが繋がっているわけではありません。

そのため、まだお母さんがつわりでほとんど食べられなくても、少しの栄養で赤ちゃんは十分成長していけます。

ただ、母体の水分やミネラル、電解質が不足すると入院の必要も出てくるそうです。

そこで私はこの頃、「飲む点滴」と言われるポカリスエットを箱買いしました。

ポカリスエットの成分が、点滴とほとんど一緒らしいので、病院で入院して痛い思いをして点滴する事になるなら・・・とすがる思いで、枕元にも置いて、毎日飲んでいました。

吐きづわりは13週ごろまで続きましたが、なんとか入院せず済んだのは、ポカリのおかげ!?とも思いました。

妊娠中はとにかく、つわりや情緒不安定になるなど未知の身体の変化が次々と現れるため、旦那に泣きついたり家事を手抜きしたり、ときには放棄する事もありました。

でも、家の中が多少汚くったって、旦那さんのごはんがレトルトだって、お腹の子は育つのです。

一番辛い時期はそう自分と旦那に言い聞かせて、多少の(かなりの?)手抜きは見逃してもらっていました。

なので、今妊娠していてつわりが辛い方は、どうしても辛い時期はなんとか自分が辛くない方法を模索しつつ、完璧じゃなくていいと言い聞かせて、ご自身とお腹の赤ちゃんを大事にしてあげてくださいね!