妊娠中は頻繁に立ちくらみがおこりました。
多分ですけど、妊娠中に良くなることがある貧血だったと思います。
家に居るときに立ちくらみがするのはまだ良くて、
外出中に立ちくらみになることが度々あって困りました。
実際に困ったのは、妊娠4ヶ月位のときに奈良へ旅行した時の事です。
たまたま、正倉院展をやっていた為に見たかったので、入ったは良いのですが、
ものすごい人の多さで、展示物一つ見るのに長蛇の列に並ばないといけませんでした。
最初のうちは、見たかった展覧会だし、テンションも上がってて気分が良かったんです。
ですけど、だんだんと立っているのが辛くなってきて、
最終的にはめまいと冷や汗で立っていることが困難になってしまいました。
主人をおいて自分だけ列から抜けてベンチに座って休憩していました。
暫くして少し楽になったので主人のところに戻ったんですけど、
立っているとどうにも立ちくらみがしてやっぱり立っていられず、ベンチに戻りました。
その後少し休憩してなんとか持ち直し、列に戻って展示物を鑑賞したのですが、
辛くて何度もベンチに戻ったりしていました。
その時に、わたし達夫婦の前にいた、ご夫婦が順番を少しでも
早めるために前に譲って下さって、
とても有り難かった事を覚えています。
うちの旦那は、わたしの身体を気遣って『休んでこいよ』とは言ってくれてたんですけど、
周りからは、まだ妊婦と気付かれるような感じではなかったので、
私がベンチで休憩して列に戻るのをせこいと思って見ていた人もいるかもしれないと思っていたので、
親切な行為にとても感激してしまいました。
旅行中だけではなく車中で移動中などにも貧血のような症状があり、
突然冷や汗と目の前が白黒になって耳鳴りがするという症状がありました。
その時は車に座っているのも辛くなり車の中で横になるしかなかったです。
そんな感じでしょっちゅう貧血みたいな症状になり困りました。
突然襲ってくる立ちくらみなどの症状は妊娠中期から後期まで続きました。
予防する方法がなくて困りました。産院での健康診断などは特に異常がなかったので、
なぜ貧血のような症状が度々起こるのか少し不安でしたが、何とか出産まで漕ぎつけたので一安心。
でも、未だに不思議なのは、妊婦健診でも採血してもらって調べてもらっても
『異常なし』という結果が出る事なんです。
妊婦の身体は、医学が進んだ今でも分からない事がたくさんあるとの事ですけど
自分で実際に体験してみると、やっぱり分からない事が多くて『生命の神秘』なのかな~って思いました。
妊娠中に“赤ちゃんの元気”が確認できる方法
妊娠中に、常に気になるのは『お腹の赤ちゃんが元気かどうか』だと思います。
結構『ずぼら』なわたしでも、気になる事と言えば『赤ちゃんの事』でしたから、
もともと細やかな神経を持っておられる方が気になるのは当然と言えますよね。
そんな、赤ちゃんの元気ですけど、いつもわたしが必ず赤ちゃんの元気を確認していたのが『胎動』です。
この胎動で不思議だったのが、いつも面白いことにお風呂上りに激しくなりました。
特にお風呂上りドライヤーで髪の毛を乾かすときがすごくて、
連続キックをくらわされていました。
普段は胎動はそこまで多くない子なのに、その時だけはかなり激しい胎動でした。
まさに足でボコボコお腹を蹴っているような感じでした。
ドライヤーをかけるときだけひどかったので、
ドライヤーの音に反応してうるさいと言っていたのかなと思いほほえましかったです。
まさにお腹に蹴りを入れられる感じでしたが、元気なんだと分かって嬉しかったです。