私は妊娠=つわりで大変だと思っていました。
友だちでつわりがひどく入院する子もいたので妊婦さんって大変だなぁと・・・
ですが、いざ妊娠するとつわりが全くこない!
聞けば、母も祖母も、つわりのほとんどないタイプだったとのことでした。
つわりもないので、仕事もなんなくできます。
食欲もあるので、食べ過ぎが心配なくらい・・・
でも、妊娠中に食べ過ぎて太ってしまうと、お産が重くなると聞いていたので、
体重管理には気を使いました。
立ち仕事で動き回ることも多く動けてしまうので、
逆に回りのスタッフが心配するほどでした。
元気すぎる私は、妊娠3か月目で元気に社員旅行で、
ディズニーランドに行き、翌日は子どもが生まれたら行けなくなるからと
大好きなアーティストのスタンディングのライブにも行きました。
(さすがに後ろで大人しく見てました)
しかも、その夜にその日の終電間際の新幹線で帰宅する
という強行スケジュールもこなしました。
ちゃんと、産婦人科の先生のアドバイスを聞いて
大人しく過ごしている他の妊婦さんに怒られるんじゃないかと思うくらい・・・
しかし、妊娠4ヶ月目になると、突然疲れやすくなったんです。
仕事で1日立っていることができない日もでてきて、
ようやく妊娠してるんだという自覚がでてきました。
とはいえ、吐くようなつわりはなく、
仕事は相変わらず忙しくしていたら、
お腹が張りやすくなり、張り止めの薬を処方されてしまいました。
何度も先生になるべく安静にと言われてしましたが、
仕事柄難しく無理しすぎない程度に予定日の1か月前まで仕事をしました。
退職し、時間ができると体力を落としてはいけないと思い、
時間があればお散歩をする日々でした。
安静に過ごすというものがどういう過ごし方なのか良くわからなかったのです。
そんなある日、朝起きるとなんとなく体がだるい。
なんとか主人のお弁当を作るも立ってられず横になってました。
数時間後、起きてもうすぐ誕生日の主人のためにケーキ作りをし始め、
外に出れば調子もよくなるのではとお散歩をしました。
いつもなら、お散歩をすると気分も晴れて元気になっていたからです。
ところが、今回は違うようでした。
少し寝て夜ご飯を1人で食べてるとお腹からポコッと言う音が…
そしてツーッと流れるような感覚。
まさかの破水でした。
しかも羊水が黒い!
あわてふためき病院、主人、身内に連絡し、
お義母さんに病院につれていってもらいました。
まだ予定日の2週間前、お腹の中の赤ちゃんは小さめだったため
まだお腹にいてねと思っていたのに・・・
病院に到着しても、陣痛はまったく起こりませんでした。
わたしの実母の方は、この辺りに土地勘がなく
迷子になりながらもなんとか病院に到着。
黒い羊水が出たにも関わらず、あまりにも何も起こらなかったため
義母が、自宅にあったご飯の食べかけと、
主人の誕生日に作ったケーキの食べかけを持って来てくれて、
実母と義母とわたしと旦那の4人で食べるという『謎のパーティー状態』
そして徐々に陣痛が訪れるも
初産だし時間がかかるだろうと一旦帰宅した母とお義母さん。
ですが、驚いたことにその約2時間後息子爆誕!
母たちが帰宅した直後に、陣痛が時間の間隔がなくなり、
子宮口もしっかり開いたので、分娩室に行ったら
2時間かからないほどで生まれたのです。
これには先生も家族もびっくりでした。
結果的には何事もなく元気に無事に生まれてきてくれましたが、
羊水が濁っていたりと、驚くこともありましたが、
無事出産までこぎつけることが出来たのは嬉しかったです。
予定日よりも2週間早かったりしたので、
妊娠中は、もう少し大人しく過ごしていた方がよかったのかなとも思いました。