こんにちわ。
私は現在1歳半の息子を子育て中の27歳女性です。
このエピソードは、私の出産時のお話しです。
前駆陣痛と陣痛の区別が良く分からなかったという
なんとも「間抜けな話」です。
今となっては、もはや笑い話ですが、
あの時は「何もわからずただ必死!汗」という経験です。
この経験からわたしが得た知恵は、
分からないまま
「“なんとなく的”な判断は危険」ということです。
今現在、妊娠中で「そろそろお産が・・・」という方に
余計なお世話かもしれませんが
反面教師的な意味で参考になれば良いかなと思います♪
予定日の数週間前から
「子宮口1センチ開いてるから、今週中には産まれると思う」
と言われ続けていました。
子宮口が開いてると言われても、
全く出産しそうな予感もなく、
いつもと変わらない日常を送っていました。
予定日一週間前の検診では
「子宮口が3センチも開いてるから、2〜3日内には産まれてるかも。
もしかしたら今夜産まれるかもしれないからね」
と言われて、いよいよと思いながら帰りました。
しかし一向に出産しそうな感じもなかったのですが
前駆陣痛だけはありました。
主人にも毎回の検診のことや体の変化などを
逐一報告していたので、心の準備はずっとしていたみたいです。
安定期に入った頃ぐらいから
おなかの子には
「予定日あたりでいいからね」と語りかけてたのですが、
私がのんびり屋さんだから
赤ちゃんも予定日過ぎるんじゃないかなと思っていました。
そして何ごともないままとうとう予定日。
いつもは前駆陣痛で夜中にちょくちょく起きていたのですが、
その日は珍しく爆睡していました。
そんなわたしを朝方主人が「チョンチョン」と起こしました。
「火災が起こったから行ってきてもいいかな?」と。
主人は消防団に入っているので、
朝方でしたが火災現場に行こうと思ったけど
予定日だったからと心配してくれていたみたいです。
前駆陣痛もなかったから、きっと予定日よりも遅れるから
まだ産まれないなと思ったので
「行ってきていいよ」とお見送りをしてから、
再度布団へ行きました。
すると次第に前駆陣痛のような痛みが出てきたので、
とりあえず間隔を計ってみると
最初から7分、4分、4分といきなり間隔が短かったんです!
でも、前駆陣痛なのか陣痛なのか
よく分からなくて・・・とにかく耐えていました。
すると40分ぐらい経った頃に間隔が2分になって
流石に「陣痛だ!」と気付いて病院に連絡したら、
「2分?なんでそんな短い時間まで耐えてたの!早く来てください」
と怒らました。
ですが、まだ火災現場から主人は帰って来てなかったので、
実家の母に連絡すると
「なんでもっと早くに電話しなかったの!」と
びっくりされながらも急いで向かって来てくれました。
その間も陣痛の合間を縫って眉を描いたり、
友人に頼まれていた赤富士を描いたりして
待っていると母が到着し、いつになく荒い運転の母の車で病院へ。
もう病院に着いた頃には2分間隔になっており、
陣痛室に行く間も痛みに耐えていました。
それを見た母が良かれと背中をさすってくれたのですが、
逆効果だったので「触らないで」と必死に出た言葉が
今となっては冷たかったなと反省しました。
そして陣痛室で耐えていると
主人も間に合いベッドの柵にしがみついてる
私の手を握ろうとしてくれましたが、
それも逆効果で「触らないで」とまた冷たい一言。
そして火災現場から来てくれてたので
呼吸をすることに必死な私の目の前にいる主人に
「火災くさい」と捨てゼリフのように言ってしまいました。
今では笑い話になっていますが、そのときはもう必死でした。
それから10分もしないうちに陣痛室へ移動し7分程で出産。
私の出産時は今でもネタのように話されますが、
とても必死なときの話でした。
前駆陣痛はどんな痛み?
前駆陣痛の痛みは個人差がありますが、お腹が大きく張る・腰痛になる・生理痛のような痛み・ゴロゴロチクチクした痛み・赤ちゃんがお腹を蹴っているような痛みなどいろいろな症状があります。
なので、前駆陣痛に気づかない場合も多くあります。