私は産婦人科で妊娠が確定する前に、
自分の食べ物の好みの変化がありました。
その変化で、
『もしかしたら妊娠した?』
と嬉しくなりました。
母親から私を妊娠した時に、
食べ物の変化が表れたという経験を聞いたことがあったからです。
病院に行ったら、予想通り妊娠していました。
すごく子供が欲しかったのでうれしくて涙が出ました。
そして夫にすぐ電話すると、
夫も声を詰まらせて喜んでいました。
そして私が妊娠を気づいた食べ物の変化の中で、
特に顕著だった変化で印象深いのが
『オレンジジュースがものすごく飲みたくて仕方がない』
という状態になったことです。笑
その結果、冷蔵庫の中は
わたし専用の『大量のオレンジジュース』で埋め尽くされました。
しかも、果汁100%の濃い味でないと不満なんです。
私の様に、柑橘系やすっぱい食べ物が急に好きになったりした場合
妊娠している可能性があるみたいですね。
ちなみに母が無性に食べたくなった物は、
『紅白なます』でした。
紅白なますとは、人参と大根を砂糖と酢で味付けした物です。
このような食べ物の嗜好の変化は、
妊娠してホルモンのバランスが変化し、
自律神経に影響することで起こりやすいといわれてるんだそう。
でもこの変化は、妊娠初期にみられるので、
安定期になると落ち着いてきます。
私も安定期に入ると、
あんなに毎日飲んでいたオレンジジュースが、
全く飲みたいと思わなくなりました。
本当に『妊娠中の変化』は不思議ですよね。笑
そして、それを知らなかった夫は、
私のために大量のオレンジジュースをまた買ってきてしまいました。
私が事情を説明すると、驚いたように
「あんなに飲んでいたのに、もう飲みたく無くなるなんてすごい変化だね。」
と目を丸くしていました。
そして、たくさん購入してしまった
オレンジジュースをどうしようと二人で考えました。
仕方ないので、夫はそれを消化するために、
オレンジジュースを水筒に入れて会社に持っていきました。
皆さんも、きっと妊娠して
食べ物の嗜好の変化や、匂いに敏感になったり
することがあると思いますが、
あまり神経質にならずに過ごすように意識してみてください。
逆にこの妊娠中にしか経験できない
変化を楽しむ位の気持ちを持って過ごすと余裕が出来ます。
今では9歳になった娘にも妊娠中のオレンジジュースの話をしたら
「ママが飲んでいたなら、私も飲んでいたことになるね。」
とにっこり笑っていました。
夫も、弁当にオレンジジュースは合わなくて、
きつかったと言って笑ってました。笑
自分でもよく飲んでいたなあと思います。
今では、家族の思い出話の一部になっていて、
オレンジジュースを飲む度に思い出して楽しくなります。