妊娠すると体重管理に苦労しますよね・・中には妊婦検診を目前にして『体重の増え過ぎを怒られるのが怖い・・』と思って逃げた出してしまいたいと思うほどの方も多いんです。
もしかしたら、今このページを読んでくださっているあなた。
『妊婦検診までの〇日間でなんとか体重を怒られない範囲に間に合わせたい・・そのためには断食でも・・』と悩んでいませんか?
基本的には『妊娠中に断食を行うと母体にもお腹の赤ちゃんにも悪影響が及ぶ』と言われています。ですが実際には断食を行ったとしてもお腹の赤ちゃんや母体への悪影響を極力避ける方法はありますし、栄養補給をちゃんと過不足なく行うこともできます。
その人の状況や状態によりますが、妊娠中に断食ダイエットを絶対にやってはいけないのかというと必ずしもそうではありません。やり方によっては大丈夫なものもあるんですよ。
そこでこのページでは、次のような流れで、妊娠中と断食ダイエットに関するコンテンツをわかりやすくまとめていきたいと思います。
- 妊娠中に断食ダイエットがダメと言われる理由
- 半断食ダイエットなら妊娠中でもOK
- 半日断食ダイエットのやり方
- 無茶な断食ダイエットの胎児への影響
- 無茶な断食ダイエットの母体への影響
- 妊娠中でも半断食ダイエットならやっても良いワケとは
- 妊娠中の断食ダイエットの注意点まとめ
このような内容で順番にひとつずつ確認しながら一緒に見て行きましょう。
妊娠中に断食ダイエットがダメと言われる理由
妊娠中に断食ダイエットが良くないと言われる理由は次の通りです。
- 栄養補給が充分でなくなってしまう
- 栄養補給の不足は胎児の奇形につながるリスクがある
- 食欲を無理に抑えることで過度のストレスがかかる
- 肌トラブルや骨や歯のトラブルの原因になる危険性も
このような理由があるため、妊娠中の断食ダイエットは危険と言割れるのですが、逆に言えば、こうした危険性を避けるための十分な対策さえ行っていれば『断食ダイエット自体はまったく問題ない』ということになります。
そのための具体的な方法をこの後で詳しく見て行きましょう。
半断食ダイエットなら妊娠中でもOK
このダイエット方法はとても画期的で、妊娠中だけでなく、授乳中のママさんでもやっても問題ないダイエット方法になります。問題ないどころか、半日断食ダイエットをすることで、代謝が回復する働きや、つわりが軽くなったり、むくみを解消する効果もあるんですよ。
妊娠すると、ホルモンバランスの影響から様々な面で体調がすぐれないことが多いでしょう。それらを半日断食のダイエットは軽減してくれるんです。
妊娠中の方でも安心の半日断食ダイエットのやり方
妊娠中の半日断食ダイエットに興味がある方のために、実際にどのように行ったら良いのかを簡単に説明していきます。
一見難しく聞こえがちですが、このダイエット方法は、基本的に朝食を酵素ドリンクに置き換えるだけです。朝食を酵素ドリンクに置き換えることにより、およそ半日間の断食ができるというもの。そうすることにより、体内の消化器官をしっかりと休ませられるメリットがあり、そうなることで代謝が良くなっていき、ダイエットも促進されて行きます。この方法であれば、特に危険があるわけでもなく、妊娠中の方や授乳中の方でも安心してできるんですよ。
妊娠中の半日断食ダイエットのポイントは3つです。
- 夜の8時までには、夜ご飯を食べ終えること
- お昼は12時以降に食べること
- 酵素ドリンクやサプリメントなどを利用して栄養補給を万全にすること
以上になります。
やり方自体はとてもシンプルなのですが、今挙げた3つのポイントだけは絶対に守るようにしてくださいね。
昼食と夕食の時間についてですが、夜ご飯を夜8時までに食べ終わることができれば、寝る時間帯に消化活動が行われるのを避けることができます。
そうすることで体のリズムを崩すことなく、食べたものを消化していくことができ、痩せやすい環境が整うんです。健康的に痩せていくには、このように体の仕組みに逆らわずに行うのがすごく大切なんですよ。
そして次の日の朝は、酵素ドリンクに置き換えます。そしてお昼に食べるのは、12時から1時の間がベストだと言われています。
このリズムを継続することで、半日間の断食が実現します。
また、このダイエットを行う上で1番気をつけておきたいポイントなのですが、栄養補給には万全な注意を払うことが大切です。具体的には酵素ドリンクやマルチビタミン、もしくは葉酸サプリなどを利用することで栄養補給を補うことが大切です。
無茶な断食ダイエットの胎児への影響
無茶な断食ダイエットを妊娠中に行った場合に考えられるお腹の赤ちゃんへの影響は次の通りです。
- 赤ちゃんが栄養不足や偏りで低体重出生児になりやすい
- 充分に内臓が発達せずに生まれてくるため発達障害を発症しやすい
- 内臓器官の未発達で免疫力も育たず感染症にかかりやすい
- 少ない栄養でも成長するように遺伝子が変性し将来的に生活習慣病リスクが高くなる
このような悪影響が考えられるため、妊娠中にママが自己判断で無茶な断食ダイエットを行うことは危険性が高いと言われるんですよ。
また、妊娠初期に無茶な断食を行った場合、葉酸摂取量が少なくなることで脊椎二分症(せきついにぶんしょう)や無脳症などの神経管閉塞症による奇形が発生しやすくなるというデータもあります。そのため栄養補給のバランスに細心の注意を払って断食を行うようにしなければならないんですね。
ただし、妊娠初期に起こりやすい『つわり』のせいで食べられなくなっても、それ自体はお腹の赤ちゃんには悪影響はほとんど起こらないと考えられます。
なぜならば、妊娠初期の場合は赤ちゃんの大きさが親指ほどしかなく、ママの身体にもともとあった栄養で充分に初期発達が可能だからです。
ですので、やってはいけないのは数日間にも及ぶ水分も固形食も一切意図的に摂らない無茶な断食ダイエットを行った場合のリスクに注意が必要なんですね。
無茶な断食ダイエットの母体への影響
一方でママの身体(母体)への無茶な断食ダイエットの悪影響も知っておく必要があります。ざっとまとめただけでも次のようなリスクがあります。
- 妊娠初期の場合は胎盤の子宮への定着が悪くなり流産のリスクがある
- 安定期の場合、カルシウムやマグネシウム不足で骨粗しょう症のリスク増加
- ビタミンB群の不足で産後の産褥期の身体の回復に支障をきたす可能性がある
- 無理に食欲を抑えることでストレスが掛かり自律神経失調症になりやすい
- 睡眠リズムも狂い不眠症や疲れやすさが増す可能性がある
- 鉄欠乏性貧血や悪性貧血を起こしやすくなる
- 血圧や血糖値の異常低下や急上昇で妊娠糖尿病や高血圧症候群リスクが増す
こういったリスクが考えられるので、実はお腹の赤ちゃん以上にママの身体は妊娠中にホルモンバランスの変化による体質の変化を含む『大きな変化』が起こる過渡期なので、それが妊娠中だけではなく産後の回復やその後の育児での負担に耐えられなくなるような身体を作ってしまう原因になることも考えられるんです。
そのため、断食ダイエットはあくまでも半日や夕食だけなどに限って行い、なおかつ充分な栄養補給を行うためにサプリや酵素ドリンクを利用するなど『身体を労わる対策を十分に行う必要がある』ということなんですね。
妊娠中でも半断食ダイエットならやっても良いワケとは
既にインターネットで、妊娠中の断食ダイエットについていろいろ調べた方は、様々な意見が飛び交っているため、迷いや不安があるかと思います。ですがこのページの冒頭でも書いた通り、先ほど紹介したような半日断食ダイエットであれば、妊娠中の方でも安心して行うことができます。
では、妊娠中に半日断食ダイエットが安心して行える理由について改めて詳しく説明していきます。
そもそも朝食というのは、現代の栄養学から言うと、本来食べなくても良いと言われています。今まで朝食を食べることが健康的だと思っていた方も少なくないと思いますが、私も初めてこれを聞いたときはとてもびっくりしました。
はるか昔も人間は、1日に2回食事をする習慣だったそうなのですが、もともと1日3食食べるというのは、江戸時代の栄養が不足していたときに定義されたもので、昔に比べると現代は、栄養が不足することはあまりないと思います。なので、現代の栄養量から見ると、1日に3食というのはとても多すぎるのです。そのため、現代は太る人が年々増えています。生活習慣病で亡くなる人も増えています。
こういった理由から、本来私たち人間は、1日に2回食事をとれば十分なので、昼と夕方に、妊娠中に必要な栄養素をきちんと補給できているのであれば、それで大丈夫なんです。ただそれだけではやはり、赤ちゃんに送る栄養が不足してしまわないか心配になりますよね?
そこで酵素ドリンクを有効的に使うんです。
酵素ドリンクには、酵素がたくさん含まれているだけでなく、妊娠中に摂取したい栄養素が含まれる食材がたくさん使われている酵素ドリンクもあります。
それを選んで朝の断食に使うことで、半日断食ダイエットをしながらも、十分な栄養を摂取し続ける事は十分に可能なんですよ。
妊娠中の断食ダイエットの注意点まとめ
このページでは、正しく半日断食ダイエットを行うことで、妊娠中の方でも安心して健康的なダイエットをできるというお話をしました。
しかし、やり方を変えて、無理な断食や、極端な食事制限に方法を変えてしまうと、それは栄養不足の元となり、赤ちゃんが様々なリスクを背負うことになるので、絶対に止めて下さい。
昼と夜にバランスの良い栄養素をきちんと摂取すること、置換に使う酵素ドリンクは、妊娠中に不足しがちな栄養素が豊富に含まれているものを選ぶこと。赤ちゃんの安全のためにも、これらは絶対に守ってくださいね!