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無痛分娩経験者に聞いてみた!妊娠中に知っておきたいこと

 
 無痛分娩と言うのは、麻酔を使って自然分娩よりもはるかに軽い痛みで子供を出産することができる分娩方法です。
 
日本国内ではまだあまり選ばれることが多くない分娩方法ではありますが、欧米では無痛分娩がメインとなっている国が数多くあるそうです。
特にフランスでは、すべての出産に対して無痛分娩を選ぶかどうかを尋ねられ、ほとんどの妊婦さん(約9割の妊婦さん)が無痛分娩を選択するそうです。

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そんな無痛分娩について気になることといえば、どれくらい痛みが減るのか、料金はどのくらいか、麻酔を使うことで赤ちゃんに何か影響は無いのか。
といったことがあるのではないでしょうか。
 
これら以外にも妊娠期間中に知っておきたいポイントとしていくつか合わせてまとめています。
また、無痛分娩経験者の方の体験談もご紹介していますので、そちらもあわせてご確認ください。
 

無痛分娩て本当に痛くないの?

無痛分娩の痛みについて

無痛分娩は『痛みが無い分娩』と書きますが、完全に痛みがないかというと、
そういうわけでは無いそうです。
しかし、これには人それぞれ違いがあるそうで、思っていたほど痛みがないわけではなかった。という方もいらっしゃれば、全然痛くなかったので次の日には、2人目の子を早く出産したいな。と思うようになった方もいらっしゃるそうです。ただ、思っていたほど痛みが軽減されなかったとしても、自然分娩に比べれば圧倒的に痛みが軽減されるのは間違いないと思っても良さそうです。
 

無痛分娩はどのくらい痛い?

無痛分娩がどのくらい痛いか気になりますよね。
無痛分娩を選んだ方は痛くなかったから良かったという感想をよく聞きます。
無痛分娩を経験した人の中には、「スルッと出てきた」と表現をする人もいます。
それに、出産が終わったあとの胎盤の摘出の痛みや陰切開した部分を縫ったりする際も、無痛分娩にすると全く痛みがないそうです。
また、自然分娩の際になる筋肉痛や腰痛がないので産後の回復も早いのでお母さんにとってはかなり助かりますね。

無痛分娩の費用はどのくらい?

 

お金、予算と相談

無痛分娩の費用については、どの地域、どの病院かにもよって変わってくるかとは思いますが、基本的には通常の自然分娩にプラスして10万円から20万円程度だと言われています。この金額をどう捉えるかは人によって変わってきますが、経験者の方曰く、無痛分娩を選んで全く後悔していない。と言う方がほとんどだと言われています。現在では日本国内の無痛分娩の普及率はわずか2%程度だと言われていますが、最近日本でも無痛分娩が注目されており、計画的にお金を貯めて無痛分娩を選ばれる方も増えてきているようです。
 

生まれてくる赤ちゃんへの危険は無いのか

無痛分娩を選んで自分自身の痛みが軽減されたとしても、そのせいで赤ちゃんに何らかの悪影響があっては困ります。

新生児

ですが、これは医学的に無痛分娩を選ぶことで赤ちゃんに対する何らかの悪影響がある事はほとんどないと証明されているそうです。また、日本国内では、無痛分娩で出産すると自閉症の確率が高まると言われていますが、それも根拠のないただの噂だそうです。よく考えてみるとわかりますが、もしも無痛分娩を選ぶことで赤ちゃんに危険がともなったり、自閉症のリスクが高いなどと言うことがあるのであれば、海外で多くの方が無痛分娩を選ぶ事はおそらくないと考えられます。また、赤ちゃんの話ではありませんが、無痛分娩の場合出産後の肥立ちも早くなると言われています。

高齢出産も安心

高齢出産の方で、ご自身の年齢や体の状態と相談して無痛分娩を選んだ方がいらっしゃるのですが、その方は子供を出産してから心と体にとても余裕があり、お見舞いに来た友人が驚いたほどだそうです。

高齢出産の妊婦さん

大きな痛みが伴わない無痛分娩は、高齢出産の方にもお勧めのようですね。
また、高齢出産では通常分娩の場合と無痛分娩では産褥期の回復も無痛分娩のほうが早くなるようです。
お産のダメージでの更年期障害の心配も無痛分娩のほうが少なくなるかも知れませんね。

無痛分娩を選ばれた方の声

日本国内では無痛分娩についてあまり理解がない方も少なくないため、無痛分娩で出産したと言うとたまにネガティブなイメージを持たれる方もいます。
ですが私自身は無痛分娩で出産したことで出産後の回復が早くなり、その分育児に集中することができました。またこの感じなら次の子も早く欲しいな。と思えたので個人的にはいいことだらけでした。全く後悔していません。
 
 
おそらく私だけではないかと思いますが、私は妊娠中に子供が早く欲しいと思う反面、出産に伴う激しい痛みを考えるとそれがとてもストレスで毎日が不安でした。夫に相談したところ、無痛分娩への理解があったため私たちは無痛分娩を選びました。日本国内で無痛分娩をするのにはかなり費用がかかってしまうため、軽くお勧めできることではないかもしれませんが、無痛分娩を選ぶことで安心して出産ができるため、個人的にはオススメです。
 
 
私は、今すでに小学生の息子が2人いるのですが、どちらも無痛分娩です。今はどうか分かりませんが、私が出産した頃は無痛分娩と言うワードも知らない人がたくさんおり、無痛分娩の話をすると子供への愛情が弱くなってしまう。だとかいろんなネガティブなことを言われましたが、そんな事は一切ありません。自然分娩に比べればお腹を痛めないで出産しているわけですが、子供への愛情はお腹を痛めることが全てではありません。大事なのは子供を出産してから愛情を掛けながら一緒に過ごす期間がどれだけあるかということではないかと私は思います。
 
 
私は海外で出産したのですが、その国では無痛分娩が当たり前になっており、日本では自然分娩がほとんどだと伝えると、向こうの人はかなり驚いていました。「なんでわざわざ痛い方を選ぶの」といった具合でした。
 
 
向こうの人たちはかなり客観的に物事を捉えているように感じました。確かにお腹を痛めて子供を出産することも大切な事かもしれませんが、かといって子供を傷めないから何が良くない。と言う問題ではないと思います。確かに+αでお金はかかってしまいますが、それ相応の価値があるとみんな口を揃えて言っています。

まとめ|無痛分娩で知っておきたいこと

 分娩方法の考え方については人それぞれあると思います。
ただ、不調や周りの意見に左右されるのだけは避けた方が良いのかなと思います。
 
ここでご紹介したように、無痛分娩を選ぶことで得られるメリットはたくさんあります。
逆にリサーチする中で分かったデメリットとしては、高額なお金がかかってしまうことや、人によって痛み加減は変わってくる。といったことくらいです。もしもあなたの手元に無痛分娩と言う手段があってどうしようか迷われているのであれば、前向きに検討するのも良いのではないかと思います。