女性の体は妊娠すると、以前にはなかったような体の変化がいくつか現れます。
それを妊娠超初期症状と言うのですが、生理前の症状と非常に似ており、
なかなか区別しにくく分かりにくいんです。
心当たりはあるけれども、病院にはいけない・・
妊娠検査薬を使うにはまだ早い・・・
その段階だとすごく不安が残ってしまいます。
まさにそういった方に目を通していただきたいのがこちらで紹介する妊娠チェックリストです。ここで紹介する妊娠チェックリストの内容では、妊娠超初期症状の時に該当する心と体の変化をリストアップしています。
該当する項目が多い場合、妊娠の可能性が高いと考えられます。
それでは早速見ていきましょう!
妊娠チェック「心の変化」
- 食べたい物が今までと違う
- すっぱいものが食べたい
- 普段はなんともない臭いにも敏感になった
- 普段ならなんとでもないことにイライラする
- 感情の上げ下げが激しい
- 無性に涙もろい
- 身近な人ほど当たってしまう
私の時は、心の変化としてはもともと生理前によく情緒不安定になっていたので、あまりあてにならなかったのですが、食べ物の好みが劇的に変わったので、それでほぼ自分の中では確信しました。
それと、TVドラマではありませんけど、つわりがくることで妊娠に気づく方もいらっしゃいます。わたしは先ほどの『食べたいものの変化』があまりにも大きかったので気づきましたが、そうでもなく普段の生理でももともと生理自体が軽い方もいます。
そういった方の場合は、妊娠自体に生理が来ないことで産婦人科に診察を受けに行ってその場で先生に『おめでとうございます』と言われて初めて気づく方も多いんだそうです。
妊娠チェック「体の変化」
- 生理ではないのに少しの出血がある
- おりものが多く状態も非常にサラサラしている
- 基礎体温が高温期のまま2週間以上継続している
- 発熱がないのにだるさや寒気を感じる
- 頭痛や腰痛が激しい
- 生理では無いけどそれと似たような下腹部の違和感がある
- 便の調子が急に変わった胸の状態がいつもと違う
- 寝ても寝たりない
- 内臓部分に違和感を感じる
- 異常な吐き気がある
- トイレの頻度が増えた
- 寝汗が異常に多い
- 普段と変わらない生活をしているのに肌の調子が悪くなった
- 唾液がやたらと出る
- 疲れやすくなった気がする
- 食欲が極端に増すもしくは極端に減る
人によっては生理前の普段の不快な症状と変わらないことも多いかもしれませんが、この中でも唯一生理前とはっきり違うのが基礎体温の変化です。
私は妊活をしていたので基礎体温をこまめに測っていたのですが、あからさまに普段とは違う状態になるため、もしも妊活されている方は、基礎体温を測っている方が多いと思いますが、できるだけ毎日測りましょうね。
妊娠の可能性が高い方が次に行った方が良いこと
ここで紹介したチェック項目は、あくまで妊娠の可能性がどうかと言う部分の大まかな部分を知るための内容です。
これだけでは確実な判断をすることができないため、次に行いたいのが妊娠検査薬を使っての確認です。
妊娠検査薬を使うべき正しいタイミング
妊娠検査薬は、生理開始予定日~1週間後までのタイミングで使います。
これは、黄体期というプロゲステロンが多く分泌されているタイミングでないと反応が出ないためです。
また、妊娠検査薬で分かるのは妊娠超初期の時にしか分泌されないhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という妊娠初期の胎盤が作られる時期にしか分泌されないホルモン物質が尿から検出できるという仕組みなんです。
このhCGはまだ妊娠しているかどうか分からない時点では、エストロゲンが分泌されている卵胞期には分泌が止まる性質があるため、普通なら生理が来ているはず・・というタイミングに合わせて測るようにするんですね。
そのため妊娠検査薬を使うタイミングは絶対に守るようにしましょう。
これは、人生設計や予定でも重要なことです。
なお、近年の妊娠検査薬は非常に発達しており、はっきりと陽性反応が出た場合は、ほぼ100%妊娠とも言われています。なのでその際はすぐに産婦人科を受診しましょう。
ここまでの流れを一旦おさらいしましょう。
チェック項目を確認し妊娠の可能性が考えられた場合は
- 妊娠検査薬を使用
- 陽性反応が出たらすぐに産婦人科へ向かう。
妊娠初期の頃にやっておきたいこと、すべきことなどはいくつかありますが、
まずはお医者さんからの的確な指示を受けて正しい行動をとることが大切です。
これは、先ほど『人生設計』という言葉を出しましたが、望まれない妊娠である可能性もあるからです。
そうなると、中絶手術を受けるということになりますが、中絶可能な期間も21週目までと法律(母体保護法)によって定められています。
次の段落で中絶手術を受ける場合について見て行きたいと思います。
中絶手術について
このページをご覧の方の中には、中絶を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。中絶手術は、正式には人工妊娠中絶と呼ばれていますが、これができる期間は、母体保護法で定められており、妊娠22週未満までと制定されています。
また、実質的に人工中絶手術を受けられる時期も母胎への負担を考えると妊娠初期に当たる12週目までと言われています。
12週目以降~21週目までで中絶手術を受ける場合は人工的に切迫陣痛を起こさせて意図的に流産させるという方法になるため非常に母胎への負担が大きくなってしまうためです。
また、時期に関係なく中絶は基本的に母胎に対する負担が大きいため、
- 経済的に妊娠を継続することが難しい場合
- 性暴力の被害によって妊娠した場合
- 母胎側の健康上の理由など妊娠継続できない場合
この3つの理由以外には認められていません。
また、先述の21週目末までの期間を過ぎてからの中絶手術は論理的な問題やお母さんへのリスクが非常に大きいなどの理由からどんな理由でも認められていません。
まとめ
このページでは、妊娠の可能性を大まかに把握するためのチェックリストをご紹介しました。
妊娠~出産は自分だけではなく、生まれてくる赤ちゃんの人生に対しても考えなければならない『人生をかけた一大事業』です。当然ですが、当事者とは言っても女性だけで責任をとるようなものではなく、
男性側の責任がむしろ重たいというべきでしょう。
このページでご紹介したチェックリストは、あくまで参考程度に見ていただきたいのですが、該当する内容が多い方はやはり妊娠の可能性が高いことも考えられますので、その場合は焦ることなくこちらで紹介したように適切な対処をされるよう心がけていきたいです。
また、こちらのサイトでは、妊娠期間中に役に立つ知識などを分かりやすく特集したページが複数ございますので、これからに備えて情報収集をしたいという方は、ご自身の気になるページをぜひ参考にしてみてください。