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妊娠中ダイエットとバナナの相性は良い?悪い?

バナナは妊娠中に必要な栄養素が豊富に含まれているとても健康的な食べ物です。 少し前ですが、朝バナナダイエットと言うものが流行りました。

妊娠中にバナナを食べるとダイエットに良いの?

また、妊娠初期のつわりの吐き気による胃腸の粘膜を保護する働きがあるビタミンB6も豊富に摂れることからつわりの回復にも効果的という説もあります。

バナナ自体が妊娠中の方にとても良い食べ物だと言うこともあり、妊娠中のダイエットに朝バナナダイエットを取り入れようと検討されている方も少なくありません。

しかし、バナナが良いとは言っても完全な栄養バランス食というわけではありませんので、他の食材とも組み合わせて上手に栄養補給と体重管理ダイエット効果を出して行きましょう。

このページではそのためのバナナの利用法について詳しくご紹介して行きたいと思います。 

なぜバナナが妊娠中のダイエットに向いているのか

根本的な話になりますが、そもそもバナナ自体がダイエットに良い食べ物だと言われています。 その理由は、バナナが数多くある果物の中でも、比較的お腹にたまりやすい食べ物だからと言われています。

お腹が空いたときにバナナを食べることで満足感もあります。 しっかりとした食べ応えがあるのもバナナの特徴ですね。

また、バナナ自身に食物繊維が豊富に含まれているため、便秘の改善にも効果的な食べ物だと言われています。

また、ビタミンB6も1本あたり0.38mgも摂れるため、つわりの軽減にも効果を期待できるんですよ。

妊娠中にバナナが良いのは成分も関係している

バナナと言うのは、100gあたりのカロリーがわずか86Kcalであると言うことから、100g当たり356Kcalの白米と比べると、かなりヘルシーであることがわかります。

 

ですが妊娠中にバナナがおすすめなのはカロリー面だけではなく、他の栄養成分も関係しています。

ダイエットをしっかりと考えていく中で、カロリーもとても重要なのですが、3大栄養素でもある炭水化物、たんぱく質、脂質これらのバランスもとても重要になってきます。

バナナ100gあたりの3大栄養素の量は・・・

 

  • タンパク質が1.1g
  • 炭水化物が22g
  • 脂質が0.2g

 

となっています。炭水化物の量が比較的多いように見えますが、バナナの場合は炭水化物の3/2が食物繊維であるため、便秘解消に効果的に働いてくれます。

バナナに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維なので、腸内細菌のエサになるため妊娠中の免疫寛容(免疫力低下)の緩和にもおすすめです。

ただし、血糖値をあげてしまうブドウ糖が多く含まれているため、一日にバナナを食べる量は『多くても2本まで』と覚えておきましょう。

またひとつだけ注意点としてバナナには葉酸が26ug(マイクログラム)しか含まれておらず、妊娠中を通じて必要な葉酸量を満たすほどの葉酸量をカバーすることはできません。ですので、妊娠中の体重管理ダイエットにバナナを利用する場合は100gあたりの葉酸含有量が多いライチやグレープフルーツとの組み合わせでスムージーにするなどの工夫をすると良いでしょう。

妊娠中にバナナダイエットをするとこんな効果が得られる

妊娠中のダイエットとバナナの相性が良いとわかったところで、バナナを生かしたダイエットを実践したくなるところですが、妊娠中にバナナダイエットをすることで、以下のような効果が得られることも知っておきましょう。

便秘の予防解消効果

成分について解説したとこでも書きましたが、バナナの炭水化物のうち3分の2が食物繊維でできています。

食物繊維と言うのは、腸内を刺激して便秘の解消や予防につながるため、バナナを日常的に食べていると便秘になりにくい体質になっていきます。
女性の場合は生理周期によって女性ホルモンのバランスの影響から便秘になりやすい時期が必ずやってきます。 ですが日常的にバナナをとっている場合そのような時期でも便秘を防ぐことができると言われています。

バナナを食べる習慣は出産以降にも役立たせることができますね。

 

コレステロールの吸収抑制

バナナに含まれている水溶性食物繊維と言うのは、先ほど開設した便秘解消効果だけでなく、コレステロールの吸収を抑えてくれる働きもしてくれます。

主に卵にはコレステロールがたくさん含まれているのですが、日常的にバナナを食べているとコレステロール値を下げることができます。

免疫力の強化

妊娠中とは言っても、誰でも体調崩してしまう可能性がありますが、健康管理にもお勧めされているバナナは、免疫力を高める働きを持っていることが研究結果どうして出ており、さらには抗酸化作用も期待できるとのこと。

バナナを食べる習慣と言うのは、妊娠中のダイエットに役立つだけでなく、体の様々な面でポジティブな効果を与えてくれるんです♪

妊娠中のダイエットに効果的なバナナの食べ方

妊娠中のダイエットに大活躍するバナナですが、好きなときに好きなだけ食べていいというわけでもありません。 ダイエットと言うのは、何をするにしてもタイミングが重要になってきますが、それはバナナを用いたダイエットでも同じことが言えます。

ではバナナを食べるタイミングについてですが、オススメなのは、朝ご飯と夜ご飯の食べる数十分前です。

それが何故かと言うと、そもそもメインの食事を食べる前にちょっとしたおやつを食べることで満腹中枢を先に刺激することができ、食べ過ぎると言うことを防ぐことができます。 さらにバナナには先ほど解説したように食物繊維が豊富に含まれているため食事よりも先に食べておくことで、糖質の吸収を抑えることができるからです。

妊娠中は基本的には間食をせずに1日に3食の食事をとることが好ましいと言われていますが、食べづわりの場合などどうしても我慢できない時もあるかと思います。

そういった際には、下手に不健康なおやつを食べるよりもそのタイミングでバナナを食べる方が良いでしょう。

バナナを普通に食べるのが飽きた時は

バナナを日常的に食べ続けていると、もしかしたら飽きてしまうかもしれません。 その際にはバナナスムージーがお勧めです。

バナナを使ったスムージー

バナナスムージーは、用意した材料をミキサーに入れてかき混ぜるだけですので特に手間もなく簡単に作ることができます。

材料

  • バナナ(中サイズ)1本
  • 低脂肪牛乳:50~100cc
  • 豆乳:牛乳と同量
  • きな粉:小さじ1杯
  • すりごま:小さじ1杯
  • ココアパウダーor緑茶の粉末:適量

というのがここでご紹介するバナナスムージーのレシピです。

またバナナスムージーすら少々めんどくさいと言うような場合は、バナナ+ミルクをミキサーにかけてバナナミルクを作るのもオススメです。

朝ご飯のデザートにヨーグルトとバナナ合わせるのも良いですね。 こうなるとバナナと何かを組み合わせれば何でも良いのか? と思ってしまいがちですが、そういうわけでもありません。

バナナケーキはおすすめできません

例えばバナナケーキなどは、確かにバナナが入ってて健康的なダイエットに良いように思われるかも知れませんが、ケーキの生地や生クリームが糖質と脂質の固まりであることなどを考えなくてはなりません。

妊娠中も安心!便秘解消&ダイエット効果アリの「豆乳バナナきなこスムージー」

必要な材料(1人分)
  • 豆乳(牛乳) 200cc
  • バナナ1本
  • きなこ大さじ1~ お好み
  • オリーブ油 小さじ1~ お好み
 
作り方
  • バナナ
  • きなこ
  • オリーブオイル
  • 豆乳
これらをフードプロセッサーにかけるだけです♪
美味しく作るためのポイントとして、黒すりごま、シナモンなどを入れるのもオススメです!
栄養価がアップする上においしさもアップします^^

妊娠中のバナナダイエットで絶対にしてはいけないこと

このページでは、妊娠中のダイエットにバナナをうまく活用することが健康的に痩せるという内容でまとめていきましたが、絶対にやってはいけないバナナダイエットと言うのがあることを忘れないでください。

それは典型的な朝バナナダイエットと、夜バナナダイエットです。 これらは朝ご飯または夜ご飯をバナナだけで過ごすという単純なダイエット方法であり、確かに効果的に痩せるにはオススメのダイエット方法なのですが、この方法だと栄養素が偏りがちになってしまうため、妊娠中の方が行うのは非常に危険です。

また、ブドウ糖がたくさん含まれていて血糖値が長時間上がり続けてしまう危険性があります。(妊娠糖尿病や妊娠中高血圧症候群の予防の観点から

そのため妊娠中の方は、このような極端な方法は絶対に行わないようにしてくださいね!