妊娠中の体重管理ダイエットに効果的な安全なストレッチの方法について、このページ内でご紹介していきたいと思います。
なお、このページをご覧の方はおそらく妊娠中ダイエットでストレッチを検討されていることかと思います。それはとても素晴らしいことです。妊婦さんも安全な方法でストレッチを行うことで体に良い事があるのは間違いありません。
もちろんダイエットにも効果的ですし、それ以外でも意外と知られていない隠れたメリットがたくさんあるんですよ♪
妊娠中の方でも安全に行えるストレッチの方法の前に、まずは妊娠中にストレッチを行う重要性について簡単に見ていきたいと思います。
- 妊娠中にストレッチを行うとどんなメリットがあるの?
- 妊娠中の安全なストレッチのやり方(時期別)
- 有酸素運動を加えるとダイエット効果がさらにアップ
- 妊娠中にストレッチを行うときに気をつけたい注意点
- まとめ
妊娠中にストレッチを行うとどんなメリットがあるの?
妊娠中にストレッチをすると具体的にどのような効果やメリットが期待できるの?と思われますよね。簡単にポイントとして挙げて行きますので、その後で改めてそれぞれのメリットを見て行きたいと思います。
- 体重管理ダイエットへの効果
- 腰痛改善と予防
- 便秘解消
- 疲れにくくなる
このようなメリットがあるため妊娠中のストレッチはおすすめなんですよ。
では、これらのメリットについてもう少しだけ詳しく見て行きましょう。
ダイエット効果
ダイエット効果については、体の柔軟性が高まってくることにより、筋肉が持つ血液を送り出すポンプ機能を高めることができます。つまり、ストレッチをして体全体の柔軟性を高めるということは、体全体の基礎代謝量を向上させることにもなります。
基礎代謝量が高い状態というのは、何もせずともエネルギー消費される量が多いということですので、今後のダイエットの効率を高める効果が期待できます。
妊娠中だけではなく、産後ダイエットの効果も上がります。
というのも産後の授乳中は、何もしなくても母乳育児をしているだけで痩せるという話を聞いたことがある方も多いのではないかと思いますが、これは母乳を作る身体の仕組み自体が消費カロリーが上がる仕組みなのですが、おっぱいを直接赤ちゃんに与えるという行動自体が消費カロリーが上がることにもつながるんです。
決して搾乳したものを与えてはいけないというわけではありませんが、できる範囲で直接赤ちゃんを抱っこして母乳を与えてあげて欲しいと思います。そうすることで産後のダイエット効果も一層高くなって、赤ちゃんもママの肌の“ぬくもり”を知ることで安心して育って行くことになります。
また、そういった毎日の繰り返しで肩こりや腰痛、背中の痛みなどの身体の故障につながらないようにするためにも毎日朝の5~10分のストレッチが効果を発揮することになるんですね。
基礎代謝量が高い状態というのは、何もせずともエネルギー消費される量が多いということですので、今後のダイエットの効率を高める効果が期待できます。
妊娠中だけではなく、産後ダイエットの効果も上がります。
というのも産後の授乳中は、何もしなくても母乳育児をしているだけで痩せるという話を聞いたことがある方も多いのではないかと思いますが、これは母乳を作る身体の仕組み自体が消費カロリーが上がる仕組みなのですが、おっぱいを直接赤ちゃんに与えるという行動自体が消費カロリーが上がることにもつながるんです。
決して搾乳したものを与えてはいけないというわけではありませんが、できる範囲で直接赤ちゃんを抱っこして母乳を与えてあげて欲しいと思います。そうすることで産後のダイエット効果も一層高くなって、赤ちゃんもママの肌の“ぬくもり”を知ることで安心して育って行くことになります。
また、そういった毎日の繰り返しで肩こりや腰痛、背中の痛みなどの身体の故障につながらないようにするためにも毎日朝の5~10分のストレッチが効果を発揮することになるんですね。
美容にも嬉しい
先ほど、筋肉の柔軟性を高めると血流が改善されるというお話をしましたが、これはダイエットだけでなく美容面でも嬉しい効果が期待できます。
妊娠中では具体的にどのようなメリットがあるかというと・・・
- 妊娠線が出来にくくなる
- お産の後のお腹のたるみが出にくい
- むくみが出にくいので身体が冷えにくく乾燥肌になりにくい
具体的にはお肌のハリや弾力性が高まり、老廃物も溜まりにくくなるためニキビや吹き出物などができにくくなります。
また顔、手、足などのむくみが発生しにくくなりますよ。
肩こりや腰痛の改善効果
妊婦さんの場合、主に腰痛に悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
ストレッチで筋肉や腱などをやわらかい状態にしておくことは直接的に肩こりや腰痛などのリスクを下げることにもつながります。スポーツをやっていた経験がある方の場合は筋肉や腱がやわらかいのほうがケガの心配がないというのはご存じの通りです。
また、産後の骨盤矯正の修復力も高まります。
決してストレッチだけがカギというわけではなく、筋肉がベースに付いていることが大切ではありますが、それに加えてストレッチを行っていることで、妊娠中に起こりやすいいろいろな身体の節々(ふしぶし)の痛みも改善することができるんですね。
体が疲れにくくなる
妊娠後期になるにつれて、お腹が大きく重たくなりますが、それに伴い体も疲れやすくなってしまいます。
ですが、ストレッチをする習慣があると、そこからリラックス効果を得ることができたり、ストレッチ中に深呼吸などを意識すると、副交感神経が活性化され肉体的疲労を取り除いてくれる効果も期待できます。
また、寝る前に呼吸を意識したストレッチを行うと、睡眠の質が高まると言われています。同じ睡眠時間でも質の高い睡眠をとることで、より疲れを取りやすくなるのです。
妊娠中の安全なストレッチのやり方(時期別)
妊娠中のストレッチでは、妊娠初期、中期、後期によってやり方が変わってきます。
妊娠初期の方のストレッチのやり方
妊娠初期の方は股関節のストレッチを行います。
やり方はとっても簡単です。
- まず、床に座って、上半身を起こしたまま大きく足を広げます。
- そして足首もしくはつま先に手が触れるように体を倒していきます。
- 呼吸を意識しながら左右交互に行っていきます。
安定期に入ってからのストレッチのやり方
安定期に入ってからのストレッチでは、便秘に効果的なストレッチの方法があります。今現在便秘でなかったとしても、便秘の予防効果も期待できます。
- まず床に仰向けになって寝転がり、両膝を曲げて両手を使って抱え込みます。(小さく折りたたむような形になります)
- ゆっくりと息を吸いながら、両手で両足を引きつけながら上半身を起こします。
- お腹が辛くならない程度に深呼吸を5回程度行います。
- 息を深く吸いながら上半身をもとに戻して全身をリラックスさせます。
妊娠後期の方のストレッチのやり方
こちらも、妊娠初期と同じように股関節を伸ばすストレッチになります。
ただやり方が少し変わってきます。
- まず最初に、床に足の裏を合わせた状態のあぐらの姿勢をつくります。
- くっついている足の裏を固定するように手でつかんで、背筋をぴんと伸ばします。
- そのままゆっくりと深呼吸をします。(近くに誰かいるときは、両膝をゆっくりと床につけるように軽くをしてもらうと、さらに効果が高まります)
有酸素運動を加えるとダイエット効果がさらにアップ
ストレッチによって期待できるダイエット効果は、主に血流の改善による基礎代謝の向上です。
すでにお伝えしたように、継続することでダイエット効果は確かに期待できますが、さらに高いダイエット効果を求めるのであれば、ウォーキングをお勧めします。
ストレッチを継続することによって足が動く可動域が広がるためその分消費エネルギーも増えますし、ウォーキングを続けるとふくらはぎのポンプ機能が高まり、さらなる血流改善効果が期待できます。
すると、冷え性の改善になりますし、基礎代謝がさらに高まるため継続すればするほど「体重コントロールしやすい体作り」を行うことにもなります♪
妊娠中にストレッチを行うときに気をつけたい注意点
切迫流産や切迫早産などのリスクがある場合や、出血があったりお腹が張っている場合などは控えるようにして、それらの状態が落ち着いたときは必ずお医者さんが許可してからストレッチを行うように心がけてくださいね。
また、ストレッチ中に体調が悪くなったりお腹が張ってきた。と言う場合は、無理して最後まで行うことなく、すぐに中断をして休んでくださいね。
まとめ
妊娠中のストレッチでは、アスリートの方が運動前に行うようなガッツリなストレッチを行う必要はありません。
軽いストレッチでも良いので、呼吸を意識し継続することできっとダイエット効果や健康効果を得ることができますよ♪
なお、股関節周辺のストレッチはお産の時に使う筋肉の可動行きを広げることにもなりますので、安産効果が期待できるとも言われています。
妊娠後期の方は先ほどお伝えした股関節のストレッチ方法をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?