豆腐と言えば、とても低カロリーで大豆タンパク質もたっぷり摂れる栄養食というイメージですよね。妊娠中の体重管理ダイエットに限らず、普段のダイエットにも良い食べもののひとつです。
とはいえ、妊娠中に豆腐を体重管理ダイエットに食べて良いの?という疑問と不安を感じている方も多いようです。
- 妊娠中に豆腐を食べ過ぎるとお腹の赤ちゃんが生まれてからアレルギーになるんじゃ・・
- 豆腐を一日にどのくらい食べると良いのか分からない・・
そこで、今回は妊娠中の体重管理ダイエットで豆腐を食べて良いの?という疑問を持っていらっしゃる方に不安と疑問を解消するため、特に上記の2点について詳しくご紹介して行きたいと思います。
また、妊娠中のママさんにもオススメの豆腐を使ったちょっとしたレシピを最後にご紹介したいと思います。
妊娠中の豆腐ダイエットで赤ちゃんがアレルギーになるの?
この点が疑問に感じていて怖いと思っていらっしゃるママも多いと思います。ですが、ご安心ください。今のところ妊娠中の体重管理ダイエットに豆腐を食べても、それが原因で赤ちゃんがアレルギーになることはないと言われています。
しかしながら、この点については確たる証拠はなく、産婦人科の間でも意見が割れているのが現状です。
また、一部の資料によると妊娠中にママが豆腐を毎日過剰に食べ過ぎると生まれてくる赤ちゃんの生殖機能に悪影響が出る恐れがあるとしているものもあります。
ですので、妊娠中に豆腐で体重管理ダイエットを行うにしても、一日に食べる量は100g程度に抑えて食べ過ぎにならないようにしておくのが無難という事が言えるかと思います。
豆腐は毎日食べちゃだめ?妊婦さんの適切な摂取量
基本的に妊娠中でも豆腐を毎日食べることが問題とされていませんが、食べ過ぎには注意しておいたほうが良いでしょう。
女性の方はご存じの方も多いと思いますが、豆腐を始めとする大豆食品には「大豆イソフラボン」が含まれており、これが「エストロゲン様物質」と呼ばれるもので、直接女性ホルモンの代わりができてしまう物質です。
妊娠中はエストロゲンとプロゲステロンの両方が安定期を境に増えて行く仕組みになっていています。
簡単にいうと次のようなそれぞれの役割になっています。
エストロゲンは「成長ホルモン」としてお腹の赤ちゃんへの栄養供給。
プロゲステロンは「妊娠状態の維持と安定性」という役割があります。
このようなそれぞれの役割があるため、ホルモンバランスがどちら側に傾いてしまっても母胎にとっても赤ちゃんにとっても良くないので、一応警戒しておいた方が良いんですね。
では、具体的にはどのくらいの摂取量が好ましいのかと言うと、1日あたり1丁程度の豆腐であれば特に問題ないとされています。グラム数で言うと100グラム程度に留めておくと無難だと言われています。
例えば、豆腐1丁と納豆を食べると1日の摂取量が超えてしまいます。
こういう場合は、小さい豆腐と納豆にするなど、食べ方の工夫も必要になってきますね。
こういう場合は、小さい豆腐と納豆にするなど、食べ方の工夫も必要になってきますね。
途中、不安にさせてしまう内容をお伝えする形になってしまいましたが、妊娠中の事ですので、胎児のためにもやはり用心するに越した事はありません。
しかし、先ほどもお伝えしたように毎日食べること自体は特に問題はないと言われていますので、適切な摂取量を守った上で豆腐を楽しめると良いですね!
豆腐が持つダイエット効果
豆腐には劇的なダイエット効果が期待できるわけではありませんが、栄養価と吸収率が非常に高く、豆腐にはオリゴ糖もたくさん含まれているため腸内環境にとても良いんです。
直接甘みを感じないかも知れませんが、大豆に含まれる繊維質が腸で分解されるとオリゴ糖も含まれていますし、脂肪代謝の主要物質であるレシチンが摂れるのが豆腐の特徴でもあります。
こういった特徴と言うのは、痩せやすい体作りをサポートするというメリットがあります。また、豆腐には血流改善効果や筋力アップサポート効果のある栄養による、基礎代謝向上効果も期待できます。
他にも豆腐には嬉しい健康メリットがたくさん
豆腐には、
- 便秘改善、予防効果
- 免疫力アップ
- カルシウムが摂れる
- 冷え性改善
- 貧血予防
- 乳がん予防
- アンチエイジング効果
- 内臓機能向上
- 筋力アップサポート効果による安産効果
このように、たくさんのダイエット効果や健康メリットが期待できる豆腐ですが、大豆が使われていますのでイソフラボンによる女性ホルモンへの影響が考えられます。
なので、妊娠中の方の場合は食べ過ぎに注意する必要があると言われています。
ではいったいどんなリスクがあるのか見てみましょう。
妊娠中に豆腐を食べる時はどんな食べ方が良いの?湯豆腐や麻婆豆腐は?
妊娠中にお豆腐を食べるときに注意したい点は大豆イソフラボンの過剰摂取にならないように食べる量を注意するこが一番大きなポイントになりますが、その他にも身体を冷やさないように冷奴(ひややっこ)で食べ過ぎないようにするということと、塩分濃度の高すぎる食べ方はさけたほうが良いという点の2点になるかと思います。
季節的に夏であれば、辛いものでちょっと暑気払いに辛い麻婆豆腐を食べるなども良いかも知れませんね♪
冬になったらおすすめは湯豆腐ですが、ポン酢しょうゆを使いながらもスダチなども絞って、味付けが塩分過多にならないように注意しましょう。
ちなみに、ポン酢しょうゆとごまだれではポン酢しょうゆのほうが塩分濃度は低めになります。
妊娠中の方にお勧め!豆腐を使った簡単レシピ
今回ご紹介するのは、誰でも超簡単にできる「まるでスイーツのようなきなこ豆腐」です。
材料は豆腐1パック、きなこ、パルスイートゼロ 液体だけです。
作り方の手順としては、
- まず最初にお皿に豆腐を乗せます。
- そこに用意した“きなこ”と”パルスイート”をかけるだけで完成です♪
なので、念のため牛乳を用意しておくと便利かもしれませんね!
まとめ
妊娠中に豆腐を過剰に食べ過ぎてしまうのは危険だとお伝えしましたが、ほどよく楽しむ分には妊娠中の方でも豆腐を食べる事はできますし、ダイエット効果やたくさんの健康メリットを得るきっかけにもなります。
豆腐にもいろんな召し上がり方がありますが、ちょっと違った豆腐の食べ方をしてみたいという方は、先ほどお伝えしたきなこを使ったちょっとしたスイーツを試してみてはいかがでしょうか?