妊娠中ダイエットって、何かと条件がいろいろあってなんとなく難しさを感じてしまいますよね。
確かに、食事の面で見ても「あれは食べてはいけない、これを食べてはいけない」といったものがいくつかありますが、ここで紹介するダイエットレシピは、妊娠中のママさんも安心して食べることができます。
妊娠中ダイエットでは、食事の見直しが何よりも重要で効果が期待できます。
だからこそここで、ダイエットレシピをご紹介するだけでなく、食事を見直すことがなぜ重要なのか。といった部分をあなたにお伝えしていければと思います。
妊娠中ダイエットのオススメレシピを3つご紹介
それでは早速、妊娠中ダイエットに効果的なお勧めレシピをご紹介していきたいと思います。
つみれ鍋
こちらは、妊娠中に重要な鉄分がたっぷり含まれている鍋料理になります。
材料
- 鶏がらスープ 鍋に半分程度
- 生姜汁 大さじ1
- ごま油 適量
- 白菜 1/4
- ほうれん草 1束
- 小松菜 1束
- しいたけ 3個
- ごぼう 1/2本
- ネギ 1本
- 鶏もも肉 適量
- つみれ 数個
このレシピのポイント
このレシピは非常に簡単でシンプルなものです。材料、分量等は、きっちり図るのも良いですが目分量で大体でやっても美味しくなっちゃいます。
オススメとしては、ほうれん草、小松菜を多めに入れてあげることで妊娠中に重要となってくる鉄分、カルシウムなどを効率よく補給することができます。
煮干し味噌汁
こちらは私たち日本人にお馴染みの味噌汁に一工夫加えただけのものですので、非常にシンプルです。
毎日の習慣にしても良いかと思います。
材料
- にぼし
- 味噌
- 豆腐
- わかめ
このレシピのポイント
最初に鍋に水を入れてにぼしも同時にセットしておきます。
だんだんとお湯が沸いて来たら味噌、豆腐、ワカメなどのお味噌汁の具材をどんどん入れていきます。
普通にお味噌汁を作るような感覚でできますので、毎日のメニューに加えてみてはいかがでしょうか?
レンコンハンバーグ
こちらのハンバーグはお肉を使いません。とてもヘルシーなのにしっかり食べた感が味わえるので、個人的にも好きなレシピです。
材料
- レンコン 300グラム
- 片栗粉 大さじ1
- 塩 小さじ2分の1
- 油 大さじ2分の1
このレシピのポイント
まずはレンコンの皮をむいて電子レンジで3分くらい温めます。温める際は、少しレンコンを水に濡らしてラップで包んでからやるのがポイントです。
その後レンコンを摩り下ろします。
そこに用意した片栗粉と塩を混ぜてこねます。
後は焼いて盛り付けるだけです。
妊娠中ダイエットで食事の見直しが重要となってくる理由
このページの冒頭部分でも、妊娠中ダイエットでは食事の見直しが重要だとお伝えしました。
これは、決して運動などの要素が全く意味がないと言っているわけではないんです。
むしろ、食事の見直しと同時に運動の様子なども同時進行で行う方が効果は出やすいです。
しかし、私たちはなぜ太ってしまうのかと言うと必要以上にカロリーを摂取しすぎてしまっているからです。
たとえ運動をしなくても、別に太るわけではありません。ダラダラと家で過ごしていても太るわけではありません。
太る時は必ず食事が原因です。
だからこそ、ここを根本的に見直すことができなければ、どれだけ家の中で活発に家事をしても、毎日外に出て運動をしても、その効果が半減されてしまうか、あまり効果が出ないかのどちらかになってしまいかねません。
逆に、私たちが食事によって太ってしまうのでしたら、食事の要素を見直すことができれば、それだけでもまず余計に太ることがなくなりますよね。
だからこそまず最初にここを見ていく必要があるんです。
そして内容を見直して、1日の消費カロリーが1日の摂取カロリーを上回るような状態を作っていくことが大切なんです。
妊娠中ダイエットの場合は、それに加えて赤ちゃんに必要ない栄養をしっかりと補給していかなければいけないわけですから、そういった意味でも食事の内容を見直す事が大切です。
食事を見直してみたけどなかなか体重が減らない3つの原因
食事の見直しがどれだけ重要なのかを理解した上で、食事の要素をしっかりと実践しているものの、なかなか効果が出ずに頭を抱える妊婦さんも珍しくありません。
そんな時に考えたいポイントが3つあります。
1日の摂取カロリーは自分に合っているかどうか
当たり前と言えば当たり前ですが、1日に消費するカロリーを1日に摂取するカロリーが上回ってしまえば、ひたすら太っていく一方ですよね。
ここが、食事の見直しによって1日の消費カロリーを1日の摂取カロリーが下回る状態になっているかどうかを改めて考えることが必要です。
そのためにはまず、ご自身の基礎代謝量や摂取カロリーの目安などを把握する必要があります。
妊婦さんの摂取カロリーの目安などはこちらが参考になるかと思います。
必要以上に食べ過ぎていないかどうか
たとえヘルシーな食べ物だとしても、お腹いっぱいに食べてしまっては、体の中で大きな負担となってしまい、これもまた痩せにくくなる要素となってしまいます。
工場のベルトコンベアで例えると、ものがどんどん押し寄せすぎてしまい、コンベアの流れが詰まってしまう状態です。
一気に押し寄せるのではなく、少しずつほどほどに流れてきた方が、コンベアの流れもスムーズにいきそうな気がしませんか?
体の中もそれと似ています。
ほどほどの量をゆっくりと食べることで体の中もスムーズにそれを処理することができ、余分に体内に蓄積することがなくなってきます。
なので、栄養バランスがしっかり取れていてヘルシーな食べ物をチョイスすることができたら、それを極端に食べ過ぎないことを同時に意識していくことが大切です。
私の実体験からすると、このポイントがしっかりとできていればそれだけでもしっかりと効果が実感できますよ♪
塩分の過剰摂取になっていないか
食事の要素は、非のつけどころがないくらい徹底している場合でも、なかなか体重増加が収まらず悩んでしまう方もいらっしゃいます。
その時に考えられるのは、塩分の過剰摂取です。
塩分と言うのは、ナトリウムと言う成分が含まれていて、このナトリウムは体の中にたくさんの水を蓄えようとする働きがあります。
妊娠中は女性ホルモンの働きにより、すでに水分を体に蓄えようとする働きがあります。
それに加えてナトリウムのこういった働きも追加されてしまうと、必要以上に水分がどんどん溜まってしまうわけです。
水も当然重さがありますから、必要以上にたまれば体重が増えていきます。
そして余分に溜まった水はむくみとなって現れます。
なので、食事の要素ができているのに…。と言う方は、塩分のコントロールを心がけてみるといいかもしれません。
具体的には、味付けを薄くしてみたり、ナトリウムを排出するカリウムをたくさん摂取することも大切です。(カリウムは納豆やバナナなどにたくさん含まれています)
食事の見直しは継続しなければ意味がない
最後にあなたにお伝えしたいのが、どれだけ痩せる仕組みを作っても、それを継続できなければあまり意味がないと言うことです。
ダイエットは、お薬を飲んで風邪を治すのとは訳が違いますので、時間をかけてゆっくりと行なっていきます。
そうであるにもかかわらず、継続期間が短ければ、効果を実感する前に終わってしまうのも当然ですよね。
だからこそダイエット効果が高く期待できる食事の見直しも、しっかりと継続していくことが大切です。