このところお送りしている妊娠中の体験談シリーズ。
今回は『下痢と便秘についての体験談』を寄せて下さった方がいらっしゃるので一緒に見て行きたいと思います。
妊娠中はホルモンバランスの不安定な時期でもあるので、いつもよりお腹の調子が崩れやすいと言えるのですが、実際に下痢と便秘に苦しい思いをされた方はどういった対策をしていたのかなどを詳しく見て行きましょう。
わたしが妊娠中に苦しめられた下痢と便秘の体験談
わたしの場合は妊娠初期から安定期になる頃には下痢。
妊娠後期に向けて便秘に悩まされるというのがクセ付いていたように思います。
なので、妊娠中の下痢と便秘に分けて振り返るような感じで書いて行きます。
下痢の症状
私は、3回の妊娠経験がありますが、いずれも妊娠検査薬で陽性反応が出た初期2カ月頃から下痢の症状が出始めました。それでも妊娠2ヶ月目頃は食事を取れば必ず出て、1日3回の軟便程度でしたが、しばらくすると水分を取っても出る水下痢になり、3ヶ月目頃には腹痛を伴うほどの下痢になりました。
初めの妊娠時は食べない事も赤ちゃんへの影響があるのではないかとの不安があり食べては出しての繰り返しで、食べるのが怖くなるほどの下痢でした。
仕事をしていたこともあり、さすがに、仕事中に何回もトイレに行くのは迷惑をかけてしまうと思ったので、病院に電話をして市販の薬を服用するようにしました。
2、3回目の妊娠時は専業主婦で、家に居たので、下痢の事もいつものこととあまり気にせず、外出時にお腹が痛くなりそうなら食事を取らずに過ごし、家に居るときなら食べて下痢になっても、いつでもトイレに行くことが出来るので食べるようにしていました。もちろん薬は服用しないようにしました。
・結果、妊娠初期は、大事な器官や臓器、骨などが作られる大事な時ですので、薬もあまり強いものは服用できないので薬の効果も薄く、気休め程度で我慢するしかありませんでした。初めの妊娠時に服用した薬も胎児に影響もなく、元気な赤ちゃんを出産することが出来ました。でも大事な時期ですので、仕事に影響を及ぼす程で、薬が必要な時は、必ず医者に確認をしてからの服用をした方が良いと思います。
便秘の症状
妊娠5ヶ月頃になると、下痢の症状は治まりました。
つわりも無かった私は、妊娠初期に食べられなかった反動なのか分かりませんが食欲がすごくあり、買い物に行くと菓子パンを買い、手っ取り早く空腹を満たすために夜ご飯前に毎日食べていました。
水分をあまり取らない私は、その結果、今度は便秘になりました。
ひどい時で、2週間は出なかったので、健診時のエコーで溜まっている便も映り、先生に全然出てないね!と言われるほどだったんです。
妊娠をしていなくても便秘気味だったのでそれ程苦しさも感じることなく深く考えていませんでしたが、「2週間はひどいね!しんどくないの!?」と驚かれました。
便秘は妊娠前から習慣化されていたので、あまり気にしておらず、対策は取っていませんでした。
わたしが実践した妊娠中の便秘対策
結局出産まで便秘が続いていたので、さすがに妊娠後期の頃から焦りはじめ、運動をしたり、腸に良いとされる乳酸菌系の飲料やヨーグルトを摂取するように心がけました。
普段からの便秘で、深刻に考えていなかったため、後期で慌てて取った乳酸菌の効果も薄く、結果的にお産の時に陣痛を耐えるより、便を我慢する方が辛いほどでした。便秘が、お産に与える影響は無かったですが、出産時に便も一緒に出てとても恥ずかしかったです。陣痛時に、便をしたいと言っても「今いきんだら駄目だから我慢しなさい」と言われました。私のような普段から便秘でない人は、ただでさえお腹が大きく苦しいのに、便も溜まれば余計に苦しいと思います。
妊娠後期になると、便をするときでも気張ったら赤ちゃんも産まれるのではないかとの心配から気張ることも出来なくなっていて、結局便秘が解消されることはありませんでした。
なぜか産後はいきなり快便に!
水分が大きかったのかなと思います。普段水分をあまり取らないのですが、授乳をしていると喉が渇くので水分を多く取ったことが、結果的に快便につながったのだと思います。
わたしの場合は妊娠初期のころからつわりもなかったせいもあってか、食欲もあって好きなものに食事が偏っていたのも下痢と便秘の原因だったのかも知れません。
結果としてわたしの場合は、妊娠中の下痢と便秘の原因が『偏食気味だったことと水分不足』だったのかなと思いました。
妊娠中の体調の不安は病院で相談を!
わたしの場合は、下痢と便秘で困りましたが、妊娠時はいつもと体調が異なり、初めての妊娠時は特に不安になることも多くあると思います。
親や周りの出産経験のある人に聞くのも良いと思いますが、普段の健康状態が人それぞれ違うように妊娠も人それぞれ状態は違いますので、担当の先生、もしくは看護師にその都度不安に思っていることを相談した方が良いと思います。
出産経験のある人は経験されているかと思いますが、妊娠前には大丈夫だった薬でも自分は無理な場合もあります。
昔と今では子育てが違うように、妊娠時に気を付けることも違います。
それは、第一子と第二子の妊娠の間が8年空いた私が実際に経験したことです。
また、今ではネットで、不安を解消しようと検索することも多々あると思いますが、それも人それぞれ違いますのでお勧めはできません。
私も不安を解消するために検索して、余計に不安が増したことがあります。
結局、先生に相談して話を聞いたら安心するので、「こんな事聞いていいのかな」と悩んでいる間に聞いた方が良いと思います。
それに本当に問題がある時は絶対に言ってくれますし、安静にするように言われます。赤ちゃんの生命力と担当の先生や看護師の言葉を信じて、元気な赤ちゃんを産んで欲しいと思います。