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妊娠中のつわりに梅干しが良いって本当?食べる量や食べ方は?

今回は妊娠中につわりに悩まされている妊婦さんにおすすめの食べものと言われる『梅干し』についてちょっと詳しく考えてみたいと思います。

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妊婦が食べていい梅干しの量はどのくらい?梅干しに秘められた妊娠生活を快適に送る助けになる力とは・・小粒で酸っぱい梅干しと妊娠中に嬉しい効果を見て行きましょう!

妊娠中に梅干しは食べて良いの?

妊娠中は梅干しを食べてもまったく問題ありません。

ごく一部に妊婦が梅干しを食べるのは良くないという意見もあるようですが、それは度を越して一度に大量に食べるのは良くないというだけです。

梅干しには人間の身体の中でなくてはならないミネラルの中でも細胞内の浸透圧を正常に保ってくれるナトリウムとカリウムが両方とも含まれていて、しかもバランスも良いという特徴を持った数少ない食べものです。

ナトリウムとカリウムのバランスが乱れると、体内の水分バランスが水分過剰になってむくみの原因になったり、その反対に乾燥しすぎて肌荒れ原因になったり症状が酷くなったりします。

また、体内の水分バランスが乱れると神経伝達に狂いが出てしまい自律神経失調症になったり、精神のバランスを乱してしまう原因にもなります。妊娠中でいうと『マタニティブルー』になりやすくなったりと言った悪影響が考えられるんです。

また、梅干しには食物繊維やクエン酸がたっぷり含まれているので、妊娠中の便秘の予防や改善に役立つだけでなく、疲れやすくすぐにハァハァ息切れをしてしまって家事をするのも大変といった悩みにも効果が期待できるんですよ♪

ただし、次の段落でもう少し詳しく説明しますが、際限なく食べ続けたり大量に食べても良いというわけではないので、正しく適切な量を食べるように心がけましょう。

妊娠中に梅干しを食べて良い量は?

妊娠中に梅干しを食べて良い量は『一日あたり大粒の梅干し一個程度』と言われています。

その理由は、梅干しには塩分がたくさん含まれているからで、塩分の過剰摂取は『妊娠中高血圧症候群』の危険性が高まってしまうからです。

妊娠中高血圧症候群は、以前は『妊娠中毒症』とも呼ばれ、太りすぎたり、その逆に適切な栄養補給ができずに痩せすぎていたりするとなってしまう病気です。高血圧というだけあって血圧が異常に高い数値が出たりすると妊婦検診でも『要経過観察』の診断が下されます。つまり『管理入院の必要性がある』と判断されてしまうんですね。

仮に妊娠中高血圧症候群が悪化してしまうと、肝機能障害や腎臓の機能障害、さらにけいれんや脳出血のリスクもあります。最悪の場合はお腹の赤ちゃんへの血液を使った栄養供給がうまくいかず、死産の危険性も出てきてしまうという恐ろしい病気です。

もともと高血圧気味の方は予備軍として塩分摂取に注意しなければいけません。

とはいえ、先ほどもご紹介した通り、梅干しに含まれるミネラルやクエン酸などの栄養素は貴重で、たった一粒で梅干しほどバランス良く摂れる食べものもないので、妊娠中は特に食べ過ぎに注意しながら食べて行くのが良いということなんですね。

梅干しの効果は?つわりに良いって本当?

『梅干しはつわりに良い』という話を聞いたことがあるという妊婦さんも多いと思います。

しかしながら、つわりの原因が良く分かっていないことに加えて、つわりの要因のひとつとして挙げられるホルモンバランスの変化を穏やかにする働きがあるビタミンB6も梅干し一個で0.06mgしか含まれていないため、なぜ『梅干しがつわりに良い』と言われるようになったのかは今のところ分かっていません。

もちろん、つわりに良いというのは昔から言われ続けていたことなので、経験則にしても実際に楽になったという人が多かったからこそ言われるようになったわけで、根拠がないというわけでもありません。

科学的根拠が得られていないというだけの話なので、あまり気にせず『つわりがつらいときに試してみるという感じ』で食べてみると良いのではないかと思いますよ。

また、梅干しにはクエン酸がたっぷり含まれていて『つわりになった時に酸っぱいものが食べたくなる』という症状を満足させるにはもってこいです。

ただし、先ほども言った通り『一日一粒程度に抑えて食べる』というのが大切ですね。また、妊婦検診で高血圧が指摘された場合には2日に1度にするとか食べ方を考えるのが良いでしょう。

妊娠中の梅干しの良い食べ方は?

梅干しを食べるときに妊娠中ならではの良い食べ方はないのか調べてみました。

ありきたりかも知れませんが、一番手間もかからない食べ方は『おかゆに梅肉を入れて頂く』というのがまず最初に紹介する食べ方です。

その他には、お肉類を食べるときに付け合せとして梅干しを1個だけ添えて食べるというのも良いですね。

これは、お肉を食べた時は体内の酸性・アルカリ性バランスが『酸性に傾くから』です。

梅干しはアルカリ性の食べものの代表的なもので、酸性に傾いた体内の『Ph(ペーハー)バランス』を正常な中性、もしくは弱酸性に戻してくれるという働きがあるからです。

体内のPhバランスが酸性に傾いてしまうと『吐きつわりの症状が悪化しやすくなる』ので、これを中和してくれるのはうれしい効果と言えるのではないでしょうか。

妊娠中はあれは食べちゃダメ!好きでないものでも食べたほうが良いから食べよう!とか毎日の生活の中でも制約が多くストレスと同時に疲れもたまりやすくなりますよね。

ひとえに『もう少しでかわいいわたしの赤ちゃんに会える』と思えば我慢もできると言えるのかも知れませんが、あまり我慢を重ねてしまうのも自分自身の身体にもお腹の赤ちゃんにも良くありません。

なので、食べ過ぎには注意が必要ですが、酸っぱいものが食べたいなぁと思った時には梅干しも選択肢のひとつとして快適な妊娠生活を送るために利用してみてはいかがでしょうか♪