妊娠をすることで体重が増加することで、子供が順調に成長している一方体型の崩れなどが気になる妊婦さんも多くおられます。
芸能人のママさんタレントなどがいい例ですよね。
私も実際に子供を授かったことを知ってからは、日に日にお腹が大きくなっていき体重も順調に増えていきましたがホルモンのバランスが変化していることにより、増量期間にもかかわらず「太り過ぎじゃない?痩せなきゃ」とついつい余計ないことを考えてダイエットをしなければいけないという衝動に駆られたことがありました。
お医者様と相談をしながらダイエットに取り組もうと思っていたのですが、産婦人科の先生からは「ダイエットの必要はないから、考え方を変えて運動をして血流や代謝をよくする目的で運動をしていきましょう」と提案をしてもらえました。
よく、妊娠初期には自分が妊娠をしているということに気づかず、体重の増加を肥満と勘違いしてしまう方が中にはいるようです。このような妊娠初期の場合、胎盤がしっかりと妊娠に対応していないためこのような状態のまま激しい運動をすることによって流産になる可能性が有ります。
妊娠中のダイエットを目的にしたウォーキングやジョギングなど短な運動をしたことによって流産や染色体異常など予期せぬハプニングに見舞われる場合がよく起こるため、後悔するようなことがないように妊娠中のダイエットは気をつけるようにしましょう。
また、妊娠中はこれまでより肌に当たる紫外線などの刺激に敏感に反応する時期となります。特に真夏などの紫外線や日差しの強い時期には肌の露出を控えて、長袖のシャツを着用したりカーディガンを着用するなど肌への刺激を防ぐことを意識しておくとよいでしょう。
適度な30分程度のウォーキングであれば代謝をよくしたり、むくみの解消にも効果が期待できるので妊娠中に適した運動となりますが、外出先など屋外で行う運動となりますので、こういう場合には日焼け止めクリームなどを使用するのではなく衣類で対応しましょう。
日焼け止めクリームの成分も場合によっては子供に悪影響を与えてしまう場合がありますので、薬品などが含まれているものは極力使用しないようにしておきましょう。
妊娠中は水分不足による貧血などがおきやすい状態となります。お腹の中に赤ちゃんがいる分、水分は通常時よりも多めに補給することを心がけておきましょう。運動時に水筒を持ち歩くようにするか、もしくは、自動販売機などでミネラルウォーターを購入することも大切です。こまめな水分補給をし、ジュースや清涼飲料水などに含まれているアミノ酸や糖分などは摂取せず、またコーヒーなども糖分やカフェインが含まれていますので運動後に飲みたくなっても我慢しましょう。
私には経験がありませんでしが、人によっては妊娠中の生活スタイルが出産した後の妊娠による肥満を誘発することにもなると思い込んでいる人がいるとのことで、妊娠中にも関わらず食事制限を行って栄養失調になる人もいるそうです。
そもそも妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに十分な栄養を与えてあげる時期になるため、必要以上の食事制限は必要ありません。食べ過ぎによる妊娠中毒症ということも考えられますが、とにかく適量を心がけておきましょう。
ダイエットの基本は食事制限と運動ということですが、必ずかかりつけの医師に指導を仰いでから取り組むようにしましょう。自己判断で運動をスタートしてしまわないように注意してくださいね。
また、妊娠中の体調は日によって大きく異なることがよくあります。1日おきに体調が変化することがあったり、場合によっては数時間ごとに痛みがあったり動けなくなることもありますので、長時間の運動と遠距離まで行くような運動は控えておきましょう。もしもの時に休憩できる場所のそばでの運動が大切です。
ダイエット中のウォーキングではタオルを持ち歩くのも必須です。運動をすることで適度な汗を掻くことになりますが、そのまま汗を放置していると体が冷えてしまい体温を低下させてしまう恐れがあります。体温が低下すると内臓の機能が低下してしまいお腹の中の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。
運動によって掻いた汗は感染症防止や体を冷やさない目的においても必ず汗を拭き取れるようなタオルを持ち歩くように癖づけておきましょう。
ここまでご紹介してきましたわたしの妊娠中におけるダイエットをして気づいた体験談をお送りさせていただきました。どの項目も妊娠をしてから改めて初歩的なことやダイエットを行うことでお腹の中の赤ちゃんにどういう影響を与えてしまうのかを学ぶいい機会となります。
これから妊娠をする人や現在、すでに妊娠中である方にとっても私の経験したことが誰かに生かされたらいいなと思っています。妊娠期間中は誰でも体重が増加しますし、その状態は正常なものとなりますので妊娠前の感覚を忘れて太ることが返っていまの時期は必要なんだと思い過ごして行きましょう。