妊娠中は体は日に日に変化していきますので、健康管理や体重の管理はしっかり行っておく必要があります。
そして妊娠中は骨盤のケアもきちんと行ってくことが大切ですので、こちらの管理もしっかり行っておきましょう。
骨盤にゆがみがゆるみがあると早産になりやすくなったり、逆子になる場合もありますので、引き締めておきたいものです。
妊娠中の体調管理に役立つグッズは様々な種類が販売されていますが、トコちゃんベルトも人気の高い商品のひとつです。
トコちゃんベルトは骨盤輪を支持するのに役立つベルトで4種類が用意されています。
妊娠中の骨盤の支えに役立つことはもちろん、産後のケアにも役立つ商品です。
トコちゃんベルトでダイエット?妊婦さんのミカタ
出産をするとどうしても体型は変化しますが、産後太りも人によってはなかなか改善しない場合もありますので、できるだけ早く痩せる努力も行っていきたいものです。
産後はどうしても骨盤が開いたり歪んだりしてしまいますが、放置していると下半身太りの原因となってしまいます。
そうした場合もトコちゃんベルトは骨盤を引き締める効果を期待することができますので、より効率よく痩せるのにも役立ちます。
妊娠中はもちろん、産後の骨盤ケアにも上手に活用していきましょう。
トコちゃんベルトで痩せたって本当?
本来トコちゃんベルトは腰痛や恥骨痛などの予防、骨盤ケアなどという目的があるのですが、
ツイッターやインスタグラムなどの妊婦さんの声や口コミで、トコちゃんベルトを使っていると痩せたとか、ダイエット成功といったものが目にとまります。
そのようなトコちゃんベルトを使って痩せたという声は本当なのでしょうか。
結論としては半分正解で、半分が嘘ということになるのではないでしょうか。
トコちゃんベルトの効果で、骨盤を正しい位置に戻して、骨盤が引き締められ、見た目としても細くなったプロポーションになり、姿勢も正されることでも細くなったように見えるという意味においては正解ですね。
その一方でトコちゃんベルトをつけると脂肪が燃焼されるのかという点においては、そんなことがないため嘘という答えになります。
ただし、骨盤が歪んでいると周囲の筋肉も衰えやすくなります。これを正すことによって姿勢も正され、筋肉も緊張状態になることで脂肪が燃焼されやすい条件に当てはまってくるんですね。
トコちゃんベルトってどんな効果があるの?
妊婦さんがつけるイメージがあるトコちゃんベルト。そんなトコちゃんベルトにはどんな効果があるのかまとめていきます。
- 骨盤をゆがみにくくする
- 腰痛の予防
- 骨盤の歪みなどから来る尿漏れや頻尿の予防
- お腹周りを支える
- 内臓を正しい位置に戻し、ポッコリお腹の対策
といったものがトコちゃんベルトをつけることによる効果としてあげることができます。
骨盤をゆがみにくくする
妊娠するとお腹が大きくなっていき、体の重心も妊娠前と比べると変化していきます。そして赤ちゃんが成長するため子宮も大きくなり、子宮を安定して支えるために骨盤も広がっていきます。その際に姿勢が悪かったり、骨盤を支える筋肉が衰えると骨盤もゆがみやすくなっていきます。
そのためこの骨盤の歪みを予防したりする効果がトコちゃんベルトには期待されているんですね。
腰痛の予防
骨盤が歪んだり、お腹が大きくなったりするとその負担が腰にもくるため妊婦さんの中では腰痛に悩む方がとても多くおられます。
腰痛は気が付くと感じるもので、少しづつ負担がたまって表れるので、腰痛になってしまってからは対処が遅れてしまいます。腰痛になってしまうと、普段の生活が送りにくくなったり、腰痛によって運動不足になったりと様々な影響へとつながってしまいます。
そうなるまえにトコちゃんベルトをつけることによって腰痛の予防としての効果が期待できるんですね。腰への負担は気が付かないこともあるので、出産経験者の方ならトコちゃんベルトをつけなきゃってなるけれど、初産の方だとトコちゃんベルトを使わずに腰痛に悩んでしまうケースが多く見られます。
骨盤の歪みなどから来る尿漏れや頻尿の予防
骨盤の歪みや筋力の低下などによって妊婦さんは尿漏れや頻尿になるケースが多くあります。軽い尿漏れや頻尿だと我慢ができるかもしれませんが、悩みになるようなものだと普段の日常生活に支障ができてしまいます。
これは骨盤の近くになる骨盤底筋という筋肉が衰えることが主な原因となっているのですが、予防にはなるべく運動やストレッチを行ったり、骨盤の歪みをなんとかするなどといった対策が取られますが、それらの対策をトコちゃんベルトが代わりに行うという効果です。
お腹周りを支える
妊娠してお腹の中の赤ちゃんが元気に成長していくと、妊婦さんのお腹周りも比例して大きくなっていきます。するとお腹を支えて歩かなくてはならないようになっていきます。そんな妊婦さんのお腹周りを支えるという効果もトコちゃんベルトにはあるんですね。
内臓を正しい位置に戻し、ポッコリお腹の対策
骨盤ばかりに注意が行きがちなトコちゃんベルトですが、内臓を正しい位置に戻してポッコリお腹をなんとかするという働きもあります。
お腹が大きくなって運動があまりできないとか、筋肉の低下を招いていくと内臓を支える筋力も低下してしまいます。赤ちゃんが育つ部屋である子宮が大きくなっていくと、体の中で腸が子宮に圧迫されたりといった内臓の位置が変わる場合があるんですね。
妊娠生活の中での体調の不良がそういった内臓の位置によるものである場合は、内臓を正しい位置へと戻すことが必要になるケースがあるんです。
トコちゃんベルトはいつからいつまでつけるもの?
トコちゃんベルトの種類についてはこの後説明しますが、妊娠中につけるものというイメージの強いトコちゃんベルトはいつから付けて、いつまでつければいいのかわかりますか?
基本的にはトコちゃんベルトは妊娠してから産後しばらくはつけることが多いんです。ただしトコちゃんベルトの種類によって多少違いがあるので次にトコちゃんベルトの種類を見ていきます。
トコちゃんベルトの種類と選び方
基本的にはトコちゃんベルトには3種類のものが存在します。 それぞれのトコちゃんベルトで付けるタイミングや、症状や目的などが変わってくるためにその特徴やどういった方に向いているのかなどを見ていきたいと思います。
- トコちゃんベルト
- トコちゃんベルト2
- トコちゃんベルト3
わたしが最初にトコちゃんベルトの存在を知った時はこのネーミングが不思議に感じました。 それぞれのトコちゃんベルトを少し突っ込んで説明していきますね。
トコちゃんベルト
トコちゃんベルトは、トコちゃんベルト1と言われたりするのですが、妊婦さんと産後のママのために開発された骨盤ケア用品です。骨盤の歪みや腰回りに不安が感じられている方に向いていて、ベルト自体を後ろ側から前に回してつけることで骨盤周辺を安定させるという特徴があります。 すでに恥骨痛や腰痛がある方に向いているのと妊娠してからつけるベルトという側面があります。
トコちゃんベルト2
トコちゃんベルト2はトコちゃんベルトよりももっと広いユーザーのために開発されています。 妊娠が発覚してすぐの着用が可能で、産後もしばらくつけることができるので、出産に関する期間の長い間つけることができます。
お腹の大きくなった妊婦さんでも、出産が終わったママさんでもつけることができるデザインなので効果よりも着用期間を重要視したい方向けというところでしょうか。 つけ方としてはトコちゃんベルト1と同じですが、痛みや悩みが出る前の予防という意味で使っている方が多い傾向があります。
トコちゃんベルト3
体の前側にバックルが付いていて、他のトコちゃんベルトよりも締め付ける強さを調節することができるようになっています。さらに生地の素材も柔らかくなっています。
産後の体型戻しに使っている方も多く、開いてしまった骨盤を元に戻す効果を期待されている方が多い傾向にあります。
着用する際には骨盤を立てている状態でつけることになるので、骨盤が寝ている状態で付けてしまうと間違った付け方になってしまいます。
それぞれのトコちゃんベルトに特徴や向き不向きがあるため、自分の体の状態や正しいサイズ選びなどがちゃんと把握してから選ぶといいですね。
トコちゃんベルトのメリットとデメリット
トコちゃんベルトには先ほど説明した種類のものがあり、それぞれで違いがあるのですが、メリットやデメリットも同時に存在します。
メリットとしては
骨盤が安定したり腰痛の軽減
尿漏れや頻尿が少なくなった
というようなトコちゃんベルトを装着することによる効果を感じるものがメリットとしてあげることができます。
デメリットとしては
ぴったりとした洋服には似合わない
公共の場などで付け直す際にはマジックテープの音が気になる
デメリットをあげるとしたらこのようなものでしょうか。多少の生地の厚みがあるのでシャツ系の服やTシャツなどではシルエットが分かりやすく、他人の目が気になる場合はゆったりとした洋服を選ぶことが必要に感じる方もおられると思います。
また出先などでトコちゃんベルトがずれたなと感じる場合、再び付け直すことが必要になりますが、マジックテープで固定されるため着脱の際に音が鳴り、その音が気になるという方も口コミなどではありました。