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【妊娠中の水分補給テク】不足はNG!いつ、何を、どう飲む?実践ガイド

妊娠中は、「赤ちゃんのために色々と気をつけなきゃ!」と思うことがたくさんありますよね。食事や睡眠、運動など、様々な情報に触れる中で、もしかしたら「水分補給」については、意外と見落としてしまう方もいるかもしれません。

でも、実は、妊娠中の水分不足は、ママの体にも、お腹の赤ちゃんにも、様々な影響を及ぼす可能性がある、見過ごせないポイントなんです。「喉が渇いたら飲む」だけでは、必要な水分量が足りていないことも少なくありません。

 

この記事では、なぜ妊娠中に十分な水分補給が欠かせないのか、どれくらい、いつ、何を飲めば良いのか、そして忙しい日々でも無理なく水分補給をするための実践的なテクニックを、あなたの体と赤ちゃんへの優しさに寄り添いながら、分かりやすくお伝えします。

「水分補給、ちゃんとできてるかな?」と気になった時に、すぐに役立つヒントを見つけてくださいね。

不足はNG!妊娠中の水分補給がママと赤ちゃんに必要な理由

妊娠中のママの体は、赤ちゃんを育むためにフル稼働しており、普段以上に多くの水分を必要としています。水分不足は、ママの不調だけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響を与える可能性があるため、十分な水分補給が欠かせません。

水分不足はなぜNG? 具体的な影響(ママ・赤ちゃん)
血液量の増加と供給 妊娠により血液量が増加しますが、水分が不足すると血液がドロドロになり、血行が悪くなります。
【影響】ママ:冷え、肩こり。赤ちゃん:酸素や栄養が届きにくくなる可能性。
羊水の維持 羊水は絶えず新しい水分から作られます。水分不足は羊水量の減少に繋がる可能性があります。 【影響】赤ちゃん:外部からの衝撃を受けやすくなる、発育への影響の可能性。
老廃物の排出 ママと赤ちゃんの老廃物を尿として排出する働きが鈍くなります。 【影響】ママ:膀胱炎のリスク増加。体に老廃物が溜まりやすくなる。
便秘 便が硬くなり、さらに便秘が悪化します。 【影響】ママ:つらいお腹の張りや不快感。
体温調節 汗による体温調節がうまくできず、体が熱くなりやすくなります。 【影響】ママ:熱中症のリスク。
赤ちゃん:高温環境は発育に影響を与える可能性。
お腹の張り 脱水が子宮を収縮させる原因の一つとなることがあります。 【影響】ママ:不要なお腹の張り。切迫早産のリスク増加の可能性。
ママの不調 疲労感、倦怠感、めまい、立ちくらみ、頭痛などが起こりやすくなります。 【影響】ママ:日中の活動に支障。心身の負担増。

このように、水分は妊娠中のあなたの体と赤ちゃんを守るための、基礎中の基礎となる大切な要素です。意識的に水分を摂るように心がけましょう。

いつ、何を、どう飲む?妊娠中の水分補給実践ガイド

妊娠中に必要な水分量は、一般的に1日に2リットル〜2.5リットル程度と言われています。これを、いつ、何を、どのように飲むのが効果的なのでしょうか。

飲むタイミングのヒント

  • 朝起きたらすぐに: 寝ている間に失われた水分を補給します。
  • 食事の前に: 食事の消化吸収を助けます。
  • 運動する時、した後に: 汗で失われた水分を補給します。
  • 入浴の前後に: 体から水分が失われやすいため、入浴前後にしっかり摂りましょう。
  • のどが渇く前に: のどが渇いたと感じた時は、すでに体が水分不足になり始めています。
  • こまめに少量ずつ: 一度に大量に飲むよりも、少量ずつこまめに飲む方が、体にスムーズに吸収されます。

妊娠中におすすめの飲み物

妊娠中の水分補給は、基本的に「水」を中心に、カフェインや糖分の摂りすぎに注意して飲み物を選びましょう。特におすすめの飲み物や、注意が必要な飲み物はこちらです。

飲み物の種類 おすすめ度 ポイントと注意点
水(ミネラルウォーター、水道水) ◎ おすすめ! ・最も基本的で、体に吸収されやすい。
・カロリーゼロで、余計な成分がない。
・常温や白湯は体を冷やしにくい。
麦茶、ほうじ茶 ◎ おすすめ! ・カフェインがほとんど含まれていない(ノンカフェイン)。
・香ばしく飲みやすい。
・ミネラルを含むものも。
牛乳、豆乳 ○ 良い ・水分と同時にタンパク質やカルシウム(牛乳)、イソフラボン(豆乳)などの栄養も摂れる。
・冷えが気になる場合は温めて。
スープ、味噌汁 ○ 良い ・水分と同時に塩分やミネラルも補給できる。
・体を温める。
・減塩タイプを選ぶとより良い。
ノンカフェインのハーブティー
(ルイボスティー、カモミールティーなど)
○ 良い ・カフェインゼロでリラックス効果など。
・【注意】妊娠中に安全か必ず確認が必要なハーブも多い。 (→妊娠中の飲み物の記事も参考に)
果汁100%ジュース △ 控えめに ・ビタミン補給になるが、糖分が多い。
・飲みすぎに注意。水で薄めても良い。
スポーツドリンク △ 控えめに
(短時間の運動や脱水でなければ)
・塩分や糖分が多く含まれる。
・大量の汗をかいた時以外は、通常の水分補給には適さない。
カフェインを含む飲み物
(コーヒー、紅茶、緑茶※、エナジードリンクなど)
× 注意が必要 ・摂りすぎはママと赤ちゃん दोनों に影響の可能性。
・1日の目安量を守る。午後以降は避けるのがおすすめ。(※緑茶は種類による)(→ノンカフェイン飲料ガイドの記事も参考に)
清涼飲料水、加糖飲料 × 避ける ・糖分が非常に多い。
・体重増加や妊娠糖尿病のリスクを高める。
アルコール × 厳禁 ・胎児の発育に影響を与えるため、妊娠中は少量でも避ける。

(参考:
厚生労働省 妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針PDF



忙しい日々でも水分補給をクリアするコツ

つわりや体の不快感、眠気などで、水分補給がおっくうになる日もあるかもしれません。無理なく、賢く水分を摂るためのコツをご紹介します。

  • 常に飲み物を手元に置く: ベッドサイド、リビングなど、普段過ごす場所に水筒やコップを置いて、いつでも飲めるようにする。
  • 持ち歩く習慣をつける: 外出時は必ず水筒を持ち歩き、移動中や休憩中に飲む。
  • 飲むタイミングを決める: 「〇〇したら飲む」というルールを決める(例:トイレに行ったら飲む、本を読み始めたら飲む)。
  • 水筒やボトルに目盛りをつける: 1日で〇リットル飲む、という目標を立て、ボトルに目盛りをつけて可視化する。
  • アプリやアラームを活用: 水分補給を記録したり、飲む時間を通知したりするアプリを活用する。
  • パートナーや家族に協力をお願いする: 飲み物を用意してもらう、飲んだ量をチェックしてもらうなど、周りに協力をお願いする。

こんな時は注意!医療機関に相談を

妊娠中の水分補給は大切ですが、体調が優れない時や、脱水が疑われるサインがある場合は、医療機関に相談が必要です。

  • ひどい喉の渇き、口の乾燥が続く。
  • 尿の量が著しく少ない、または色が非常に濃い(コーラのような色など)。
  • めまい、立ちくらみがひどい、フラフラする。
  • 強い疲労感や倦怠感が続く、悪化している。
  • 頭痛や吐き気がある。
  • 安静にしても治まらないお腹の張りがある。(脱水が原因でお腹が張ることも)

これらの症状がある場合は、脱水が進んでいる可能性や、他の原因が隠れている可能性があります。自己判断せず、かかりつけの医療機関に相談しましょう。

まとめ:不足はNG!賢く水分補給をクリアして、快適な妊娠生活を

妊娠中の十分な水分補給は、ママの体の健康維持、赤ちゃんの発育、そして様々な妊娠中の不快な症状の緩和に繋がる、非常に大切なセルフケアです。妊娠中は普段以上に多くの水分が必要なため、「喉が渇いたら飲む」だけでは不足しがちです。

「いつ、何を、どれくらい」飲むかを知り、賢く水分補給をクリアするためのコツもぜひ試してみてください。そして、体調が優れない時や、脱水が疑われるサインがある場合は、迷わず医療機関に相談しましょう。

あなたの体と赤ちゃんのために、賢く水分を味方につけて、心身ともに快適な妊娠期間を過ごしてくださいね。心から応援しています!

 

 

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