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【出産間近】前駆陣痛と本陣痛の違いは?おしるし・破水など「お産のサイン」を徹底解説!

こんにちは、プレママさんたち。

臨月が近づくと、「これって陣痛?」「おしるしってどんな感じ?」「破水したらすぐ病院?」などなど、不安がつのりますよね。

今回は、出産が近づいたサインとして現れる「前駆陣痛」「本陣痛」「おしるし」「破水」について、初産婦さんにもわかりやすく解説していきます。

👶 お産のサインはいつから始まる?

個人差はありますが、多くの妊婦さんが妊娠37週〜40週ごろに、出産の前兆を感じ始めます。

以下のような体の変化がある場合は、お産の準備が始まっているサインかもしれません。


🔍【比較表】前駆陣痛と本陣痛の違い

比較項目 前駆陣痛 本陣痛
痛みの強さ 軽め・生理痛のような痛み 強く、どんどん増してくる
間隔 不規則(5分→10分→7分などバラバラ) 一定間隔で、徐々に短くなる
持続時間 数秒〜数分で終わる 30秒〜1分程度が繰り返される
痛む場所 お腹の上部や腰回りが中心 お腹全体〜腰までズーンと痛む
緩和される? 休むと消えることが多い 動いても休んでも治まらない
出産に直結する? しない する(病院に連絡を)

Point!
前駆陣痛は“出産リハーサル”。本陣痛は“本番”です!


🌸「おしるし」ってどんなもの?

おしるしとは、子宮口が開き始めたことで粘液に少量の血が混じったおりもののようなもの。

【おしるしの特徴】

  • 色:ピンク~茶色、少し赤い血が混じることも

  • タイミング:陣痛の数時間前〜数日~1週間前に出る人も

  • 量:ナプキン1枚で足りる程度(多量出血ではない)

注意!
ドバッと出血した場合は、おしるしではなく異常出血の可能性もあるので、すぐ病院へ連絡を!


「おしるし」ってどんなもの?見たらどうする?

おしるしは、子宮口が開き始める際に、子宮口を塞いでいた粘液栓(ゼリー状のもの)と、子宮頸管の毛細血管が破れて出た少量の血液が混じって出てくるものです。

  • 見た目: ピンク色、赤色、茶色、または褐色のおりものに、血が混じったような感じです。ゼリー状だったり、ネバネバしていたりします。量は個人差が大きく、少量の方もいれば、生理の始まりくらいの方もいます。
  • いつ頃?: お産が始まる数日前〜数時間前に見られることが多いですが、中にはおしるしがないままお産が始まる方や、おしるしがあっても数日〜1週間以上後に陣痛が始まる方もいます。
  • 見たらどうする?: おしるしがあったからといって、慌ててすぐに病院に行く必要はありません。出血量が生理の時より多い場合や、お腹の痛みを伴う場合は、おしるしではない可能性(常位胎盤早期剥離など)もあるため、すぐに医療機関に連絡してください。 おしるしだけの場合は、いつもの病院の診療時間内に連絡して指示を仰ぐか、次の妊婦健診の際に報告するのでも良いでしょう。

おしるしは「もうすぐ赤ちゃんに会えるサインかな」と、お産が近いことを実感させてくれる兆候の一つです。

💧「破水」はいつ起こる?どうなる?

破水とは、赤ちゃんを包んでいる羊水が漏れ出すことを言います。

【破水の特徴】

種類 特徴 注意点
高位破水 チョロチョロと水っぽいおりものが出続ける 気づきにくい。ニオイが甘いことも
全破水 ジャーっと大量に羊水が出る 即病院へ連絡。感染リスクがあるため入院が必要

Point!
破水は痛みがないこともあるので、「尿もれ?」と迷うことも。迷ったらナプキンをつけて、色・ニオイ・量を観察して病院に連絡を。


「破水」したらどうする?種類と、すぐ病院へ行くべき理由

破水は、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、羊水が外に流れ出てくることです。破水は、陣痛が始まる前に起こることも(前期破水)、陣痛中に起こることもあります。

  • どんな感じ?: 温かい液体が、チョロチョロと少量ずつ流れ続けたり(高位破水)、バシャッとまとめて流れ出たり(低位破水)します。自分で尿漏れか破水か判断が難しいこともありますが、尿と違って自分の意思では止められないのが特徴です。
  • 羊水の色とにおい: 通常、羊水は無色透明で、少し甘いような、または無臭です。おりものや尿とは異なります。
  • 破水したらどうする?: 破水したら、量にかかわらず、すぐに病院(または助産院)に連絡し、指示を仰いでください。そして、できるだけ横になり、安静にしましょう。

【なぜ破水したらすぐ病院へ?】
破水すると、赤ちゃんを包んでいる卵膜がなくなるため、細菌感染のリスクが高まります。 また、まれに破水と同時にへその緒が赤ちゃんの頭より先に下がってきてしまう臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)という危険な状態が起こる可能性もゼロではありません。そのため、破水したら、感染予防と赤ちゃんの安全のために、すぐに医療機関の管理下に入る必要があるのです。

破水後は、シャワーや入浴は避け、清潔なナプキンやタオルを当てて、速やかに医療機関へ向かいましょう。

🏥 こんなときはすぐに病院へ!

状況 対応
規則的な強い陣痛が10分間隔以内になった 病院に連絡(初産婦の場合)
破水した・羊水が出たと感じた タクシーで病院へ直行(横になって移動)
大量の出血・強い腹痛 すぐ受診を。緊急対応が必要なケースも

その他、お産が近いサインかも?

上記以外にも、お産が近いサインと言われる体の変化があります。ただし、これらのサインだけでは、いつお産が始まるかを特定することは難しいです。

  • 頻尿や下痢になる: お産が近づくと、体が骨盤内の赤ちゃんや子宮を圧迫するのを和らげたり、腸を空にしたりするために、排尿回数が増えたり、お腹が緩くなったりすることがあります。
  • 巣作り行動(ネスト行動): 「出産前に家を綺麗にしたい!整頓したい!」という衝動に駆られ、普段以上に掃除や片付け、ベビー用品の準備などをてきぱきと行うようになることがあります。
  • 赤ちゃんが下がる(ライトニング): 赤ちゃんの頭が骨盤の中に固定されることで、お腹が下がったように見え、胃の圧迫感がなくなり食事がしやすくなったり、息がしやすくなったりします。一方で、膀胱が圧迫されて頻尿になったり、恥骨周辺に痛みを感じたりすることもあります。

これらの変化を感じたら、「赤ちゃんに会える準備がまた一歩進んだんだな」と思って、焦らず過ごしましょう。

「これって陣痛?」「破水かも?」迷った時の病院への連絡目安

出産間近になると、体のちょっとした変化にも敏感になり、「これはお産のサインかな?」「病院に連絡した方がいいのかな?」と迷うことが増えるでしょう。

迷った時は、自己判断せず、必ずかかりつけの病院(または助産院)に連絡することが大切です。

  • 陣痛かも?と思ったら:
    痛みが規則的になってきたら、痛みの間隔と持続時間を計ってみましょう。病院から指示されている連絡の目安(例:初産婦は10分間隔、経産婦は10分間隔またはそれより短い間隔)になったら連絡します。痛みが強く、我慢できない場合や、心配な場合は、目安の前に連絡しても大丈夫です。
  • 破水かも?と思ったら:
    量にかかわらず、破水かな?と思ったら、すぐに病院に連絡してください。 羊水の色や量、破水した時間などを伝えましょう。
  • おしるしがあったら:
    出血量が生理より多い場合や、強い痛みを伴う場合はすぐに連絡。おしるしだけであれば、健診時に報告や、日中に連絡して指示を仰ぐでも良いでしょう。
  • その他、不安な症状がある場合:
    リストにない症状でも、普段と違う、何かおかしい、不安だなと感じたら、迷わず病院に連絡して相談しましょう。

慌てず、まずは落ち着いて病院に電話し、状況を伝えて指示を仰いでください。病院の連絡先(時間内・時間外)をすぐに確認できる場所にメモしておくと安心です。

🤰さいごに:出産のサインを見逃さず、安心してお産を迎えよう

お産のサインは人それぞれ。
「前駆陣痛から数日かけて本陣痛につながった」「おしるしの翌日に破水した」など、ママによって経過は違います。

大切なのは、「慌てず落ち着いて、正しい情報をもとに行動すること」です。

🧡 念のため入院の準備をおさらい

  • 母子手帳、健康保険証

  • 入院に必要なバッグ(着替え・充電器・飲み物など)

  • 病院の連絡先・家族との連絡手段


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出産は誰にとっても大きな出来事。
心と体の準備をしっかり整えて、赤ちゃんとの新しい出会いを笑顔で迎えましょう✨

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