妊娠中でも女の子だもんね!

妊娠中の妊婦さんのお悩みを解決していけたらいいな

妊娠中でも女の子だもん

記事内に広告を含む場合があります

妊娠中の気分の落ち込み。もしかして「マタニティブルー」?専門家との連携を

妊娠中に気分が落ち込むのはよくあること、とは言われますが、その落ち込みが「いつもと違う」「長く続く」「日常生活に支障をきたす」と感じる場合、それは単なる「マタニティブルー」ではなく、より深刻な「妊娠中のうつ病(マタニティブルーではない、妊娠中のうつ病)」のサインかもしれません。

ママの心と体の健康は、お腹の赤ちゃんの健やかな成長にも繋がります。

 

ここでは、その見極め方と、積極的に専門家のサポートを求めることの重要性についてお伝えします。



「マタニティブルー」と「妊娠中のうつ病」の違いとは?

妊娠中の気分の落ち込みには、主に二つのパターンがあります。

  • マタニティブルー:

    • 一時的な気分の落ち込みで、出産後数日から2週間程度で自然に治まることが多い。

    • ホルモンバランスの急激な変化が主な原因。

    • 誰にでも起こり得る、生理的な現象。

  • 妊娠中のうつ病(Antenatal Depression):

    • 気分の落ち込みが2週間以上持続し、日常生活に支障が出る場合。

    • 不眠、食欲不振(または過食)、過度の不安、集中力低下、興味の喪失、絶望感、自己否定感などが伴う。

    • 医療的な介入が必要となる場合がある。

もし、あなたの気分の落ち込みが2週間以上続き、上記の症状に当てはまる場合は、一人で抱え込まず、専門家に相談することを強くお勧めします。

早めの相談が、あなたと赤ちゃんを守る

妊娠中のうつ病は、決して「甘え」や「気のせい」ではありません。それは心身の病気であり、適切な治療やサポートを受けることで回復できます。早めに相談することが、ママ自身の回復を早め、出産後のより良い育児スタートにも繋がります。

  • かかりつけの産婦人科医に相談する:

    • まずは、いつも診てもらっている産婦人科医に、今の心境や症状を具体的に伝えましょう。体の不調だけでなく、精神的なつらさも遠慮なく話してください。

    • 医師は、あなたの状況を判断し、必要に応じて心療内科や精神科、カウンセリング機関など、専門の医療機関を紹介してくれます。

  • 地域の保健師や助産師に相談する:

    • 各自治体の保健センターには、保健師や助産師が常駐しており、無料で相談に乗ってくれます。彼らは、医療的な知識だけでなく、地域の育児支援情報にも詳しいです。

    • 訪問支援や一時預かりなど、具体的なサポートに繋がる情報も提供してくれます。

  • 心療内科・精神科の受診を検討する:

    • 専門の医師が、あなたの症状を詳しく診断し、適切な治療法(薬物療法やカウンセリングなど)を提案してくれます。妊娠中の薬の使用については、必ず医師と相談しながら慎重に進められます。

  • パートナーや家族の理解と協力:

    • あなたの心の状態を、パートナーや信頼できる家族に正直に伝え、理解と協力を求めましょう。無理のない範囲で家事や育児の分担をお願いしたり、あなたのリフレッシュ時間を確保してもらったりすることが大切です。

    • 一緒に専門家からの説明を聞いてもらうことで、家族も状況を理解しやすくなります。

  • 妊娠中のセルフケアを継続する:

    • 気分転換になる活動を取り入れる、十分な睡眠を確保する、バランスの取れた食事を心がけるなど、セルフケアを継続することも、専門家のサポートと並行して非常に重要です。

妊娠中の気分の落ち込みに関するQ&A

Q1:「妊娠中なのに、こんな気持ちはダメだ」と自分を責めてしまいます。

A1:その感情は、非常に辛いものですよね。しかし、あなたは決してダメではありません。妊娠中の気分の落ち込みは、ホルモンの影響や環境の変化からくる病気の一種である可能性もあります。自分を責めることは、回復を遅らせるだけです。まずは、「そう感じてもいいんだ」と自分を許し、専門家を頼る勇気を持つことが大切です。

Q2:妊娠中のうつ病で薬を使うことに抵抗があります。赤ちゃんへの影響が心配です。

A2:薬の使用に抵抗があるのは当然の気持ちです。しかし、専門医は妊娠中の薬の使用について、赤ちゃんへの影響とママの症状のバランスを考慮し、最も安全な選択肢を提案してくれます。薬を使わない治療法(カウンセリング、生活習慣の見直しなど)から始めることも可能です。まずは医師に相談し、不安な点を全て話しましょう。

Q3:病院に行くほどの症状なのか、自分ではよく分かりません。

A3:日常生活に支障が出ていると感じたり、気分の落ち込みが2週間以上続いたりする場合は、専門機関への相談を検討するサインです。また、自分では判断が難しい場合でも、かかりつけの産婦人科医や地域の保健師に気軽に相談してみてください。彼らが状況を判断し、適切なアドバイスをくれます。

Q4:夫や家族に、自分の気分の落ち込みをどう伝えたら良いですか?

A4:まずは「最近、理由もなく気分が落ち込んでしまうことがある」「体がだるくて、気持ちが晴れない」など、具体的な症状や感情を正直に伝えましょう。もし医療機関を受診するなら、一緒に話を聞いてもらうことで、家族もあなたの状況をより深く理解し、サポートしやすくなります。

Q5:出産後もこの状態が続いたらどうしよう、と不安です。

A5:妊娠中のうつ病が、出産後の産後うつに移行する可能性はあります。しかし、妊娠中に適切なサポートを受け、治療を始めることで、産後の回復がスムーズになることも期待できます。出産後も引き続きサポートを受けられるよう、妊娠中から相談先を確保しておくことが大切です。一人で抱え込まず、早めに対策を立てましょう。

まとめ

マタニティーブルー、妊娠中のうつ病かかわらず、大事なことはお腹の中にいる胎児の健康と、妊婦さんの心身(こころも体も)健康に過ごすことです。

特に初めての妊娠とかだと、わからないことも多く、不安ばかりで孤独感に陥ってしまうと、その不安やさみしさが悪いスパイラルに入ってしまいます。

 

妊娠して子供を育てるということは、誰が何と言おうとめちゃめちゃ素敵なことです。

妊娠中の気分の落ち込みは、ホルモンの変化や身体の不調、未来への不安などが複雑に絡み合った結果であり、決して「甘え」ではありません。もしその落ち込みが長く続き、日常生活に影響が出ていると感じたら、それは「妊娠中のうつ病」のサインかもしれません。

 

一人で抱え込まず、かかりつけの産婦人科医や地域の保健師、そして専門の医療機関に相談する勇気を持つことが、あなたの心と赤ちゃんを守るための大切な一歩です。適切なサポートを受けながら、心穏やかに妊娠期間を過ごし、新しい命を迎える準備をしていきましょう。

 

 

www.premamanavi.com

 

www.premamanavi.com

 

www.premamanavi.com

 

タグ: #妊娠中の悩み #気分の落ち込み #マタニティうつ #メンタルヘルス #専門家相談