妊娠中に困ったこと体験談を寄せて下さった方がいらっしゃるので今回も皆さんと一緒に見て行きたいと思います。今回のテーマも妊婦さんで非常に多い『つわり』と『尿漏れ』です。
今回は『つわりと尿漏れ』に悩まされた妊婦さんの体験談なのですが、『後になって考えてみれば、こうしておけば良かったのに・・・』といった反省も兼ねた対処法を書いてくださっているので、同じ悩みを持っている妊婦さんにとっては参考になるかも知れませんね。
それではさっそく一緒に見て行きましょう。
妊娠中を通じてわたしを困らせたつわりと尿漏れの体験談
妊娠初期から出産直前までの長い間『つわり』がひどく困りました。
突然の吐き気でトイレに駆け込む暇もないほど突き上げるような吐き気とともに吐いてしまう状況で、外出もままならないほどだったんです。
夫の転勤先で、知人も友人も誰もいない中での初めての妊娠で心細かったことも、つわりを余計にひどくしたのかもしれません。
頭が痛くなり、クラクラっとしたらもう吐いている状態だったので、部屋中の自分の手が届く範囲にバケツを置いたり100均の洗面器を常に置くようにしました。
洋服の洗濯もままならないほどでした。慣れてくると吐いたあと1時間半くらいはほぼ吐かないと自分でわかるようになってきたので、その間に買い物やどうしてもしなければならない用事をすませていました。
つわりが酷いと虫歯になるって本当?!
あまりに吐き気をもよおすので、できれば産休中に済ませたいと思っていた虫歯治療は断念せざるを得ませんでした。
吐きすぎたせいかどうかは分かりませんが、歯茎がはれてとても痛かったこと、歯ブラシすら口にいれられなかったことを覚えています。
すぐに口をゆすげばよかったのですが、お水すらも吐き気をさそうのでなかなかうがいができませんでした。あとで先輩ママに、『それでも、つわりが酷いと胃酸で歯がとけるから、無理やりでもゆすいだらよかったのに・・・』と言われましたがすでに手遅れでしたね。
産後は子育ても忙しいですし、慣れないことだらけなので時間がとられてしまうことが多いので虫歯治療を産後にやるのは無理があるかも知れません。産後に虫歯治療を行うのであれば母や祖母など安心して子供を預けられる人を探すことから始めないといけないですからね。
つわりが酷かったわたしが買い置きしておいたもの
シャーベットアイスや冷たいサイダーなどはどうにか口にできたので、夫にお願いして買い置きをしてもらいました。
妊娠後期の8ヶ月目くらいになるとようやく吐く回数が少しへり、楽にはなりましたが、吐き気から完全に解放されたわけではありませんでした。
ビニール袋、タオル、着替えの上着などはいつも外出時は持ち歩いていました。
また、そういった状態でしたので、食事を作ることが2ヶ月間ほどはほぼ不可能でした。調子が良いときに、個別配達や、半分調理してあるものを届けて頂けるサービスなどもう少し調べておいたらよかったと思いました。
一時期の間でしたが、スーパーのお肉コーナーや、お魚コーナーの前を通っただけで、具合が悪くなり、何も買えずに帰ってきたこともたびたびです。妊娠中や乳幼児がいるご家庭には宅配料金を割引して配達してくれるサービスもどんどん充実してきているので、そういったものをもう少し取り入れておいたらよかったなぁと思いました。
もうひとつの困りごとは『尿漏れ』
もう一つ、妊娠中にとても困ったことといえば、お恥ずかしながら、尿漏れです。
妊娠後期になると、赤ちゃんの重みで少しお水を飲んだだけで、尿意を感じてしまい、トイレが近くにないと、不安なほどでした。一時間に4回はトイレに行っていました。また、くしゃみやせきをしただけで、尿漏れしてしまい、着替えの下着やズボンなどをそれほど沢山用意していなかったので、慌ててネットで注文しました。
最近は、わざわざ妊婦用のものを購入しなくても、大きいサイズの方のものを探せば、お腹周りがゆるくて妊娠後期にも対応できるような洋服がお安く手に入るのでありがたいです。
ただ、つわりがきついときや具合が悪くてネットで検索するのもつらい状態の方も、妊婦経験者ではいましたので、いざというときにすぐに注文できるように、調子がいいときにはお気に入り登録などされておかれるといいかと思います。
一番困ったのは、それほどおトイレが近い時期で、人と会って長時間お茶などする状況ではないときや急に来る来客、カフェなどで長話をする独身の友人でした。
非常に席を立ちづらく、また外で頻繁にトイレにも行きづらく次回からは自宅に呼ぶか、お誘い自体をお断りするようにしました。
また、臨月に入ると尿漏れの頻度も、どんどん増えてしまい、初めての妊娠では、破水なのか、尿漏れなのかわからずにとても不安な部分があるかと思います。
あまりに量がおおく生ぬるいお水が意図せずでた場合は、破水の可能性もあるので、病院に電話して、相談したほうが良いかと思います。
自分もどちらかわからずパニックになり、病院に電話したことがあります。電話口の看護師さんの冷静な声を聴いているうちにすぐに落ち着きましたが。
- 『赤ちゃんが動いているか』
- 『いきむような痛みがきたか』
という二つの点を聞かれました。その時はこのような症状はなかったので早産などの事態にはなっていませんでした。結局わたしの場合は、予定日の通りに無事に子供を産むことができたので、今となってはつわりや尿漏れの妊娠中の悩みも誰かの参考になればと思って懐かしく思い出しながらお話を書くことができています。
改めてわたしが妊娠中に思った妊娠中の安全について触れておきたいと思います。
妊娠中は車の運転はしないほうが良い
普段から車を運転していらっしゃる方は、妊婦健診や突然の体調不良などで病院に行く場合でも自分で運転して病院に行くというのはあまりおすすめ出来ません。可能な距離であれば、迷わずタクシーを使われることをお勧めします。
また、本当の緊急事態の場合は迷わず救急車を呼びましょう。
なぜかというと産婦人科の駐車場で、妊婦さん同士が運転される車が接触事故を起こしているのを見たことが何回かあったからです。わたしのようなつわり以外でも妊娠後期になると腰痛が酷くて仰向けに寝られなかったりすることも考えられます。
そういった当然の体調不良が運転中に起こったりした場合を考えると事故が起こっても不思議はありません。
また、月齢やその時の体調によってはシートベルトができな場合などもあるかも知れません。とにかく安全な方法で多少時間が掛かっても確実に移動ができる方法をとることが大切だと思います。
妊娠中は意図せず出費も多くなるかと思いますが、大切な命を無事に誕生させるためにはなるべく安全な方を選んだ方が良いと思います。
妊娠中にいつでも出せるように用意しておいた方が良いもの
妊娠中は、ほんの少しのことでも色々と不安で急に病院に行かないといけない場合もあるかと思います。いつでも自分以外の人間が荷物をもって病院にこれるように、着替えや母子手帳などは常にカバンにまとめておくことをお勧めします。
わたし自身、今回お話させていただいたつわりだけではなく、夫の転勤で慣れない環境がストレスになったりといったこともあり、体調が悪くなることが多かったからです。
わたしと同じように体調が悪い状態で過ごしている妊婦さんもいらっしゃると思います。病院にお世話になることも決して少なくないかも知れません。
心細いことも多い妊娠中に最後に頼りになるのは産婦人科は当然ですけど、それ以外の科の病院にお世話になることもあるかも知れません。
『備えあれば憂いなし』という言葉もあるくらいですから、なにかがあった時にすぐに対応できる用意だけはすすめておきたいですね。