半身浴はダイエット効果が期待できるだけでなく、むくみ解消や血流改善、冷え性改善など様々な健康的メリットも期待できます。
まさにいいことずくめの半身浴ダイエットですが、それが妊娠中のママにとって安全なものであるかどうかを事前に確認しておきたいですよね。
そこでこのページでは妊娠中の半身浴ダイエットの安全性についてまとめた後、半身浴から期待できるメリットや効果などについても見ていきたいと思います。
妊娠中に半身浴ダイエットをやっても大丈夫?安全性について
妊娠中に半身浴ダイエット行っても良いのでしょうか?それについて結論から言うと、「可能」です。
むしろ体調の変化が激しい妊婦さんにとっても体への負担も書きにくく、安心して行うことができるものだとしてお勧めされています。ただし、いくつかの注意点がありますのでそれだけは守って行いたいところです。
妊娠中の半身浴ダイエットで気をつけたいこと
重大なことなので1番最初にお伝えしますが、妊娠初期のママさんに気をつけていただきたいのが、血流が一気に良くなることで子宮収縮が起こりやすく、その影響から流産の危険があるということです。
このような危険性があると言う事実から、一般的に妊娠初期の半身浴ダイエットはあまり勧められておらず、これについては個人的にもあまりオススメできません。
また、通常の半身浴では、38度程度のお湯の温度で30分から1時間位入るのが普通かと思いますが、妊婦さんの場合は妊娠中期以降でも10分程度に留めておくのが基本です。
これは妊娠期間中でも安全に半身浴を行うために必要な事です。無理して何十分も続けるのは避けたいところです。
入浴する前に水分補給をすることと、入浴中、入浴後にも水分補給をすることを忘れないでくださいね。
半身浴で得られるメリット
半身浴を行うと、基礎代謝が向上しダイエットに効果的なのは既にご存知かと思います。もちろん半身浴のメリットはそれだけではありません。その他にも
- リラックス効果(メンタルケア)
- 血流の促進
- 冷え性改善
- 食欲を抑える
- デトックス効果
などがあります。
妊娠期間中は、出産や出産後への不安などもありますし、ダイエットのストレスなど、心に負担を与える要因がごろごろ転がっています。そんな中半身浴から得られるリラックス効果と言うのは、メンタルケアにかなり効果的と言えるでしょう。
また、妊娠中に冷え性の状態が続くと、赤ちゃんが逆子になってしまう恐れもあります。そうすると母子ともに大きなリスクを伴うことになりますので、冷え性を改善できるのも妊婦さんにとって非常に嬉しいメリットです。
そして半身浴はダイエット目的で行われると思いますが、デトックス効果から基礎代謝の向上効果も期待できますし、噂によると食欲を抑えるのにも効果的なのだそうです。
ついついおつまみおつまみたくなってしまう時期の方にとっては、そういった面も嬉しいメリットですね♪
半身浴を安全に効果を高めるコツ
半身浴の効果を高めるために用意したいものは、バスソルトやアロマオイル、そして水分補給のためのお水です。
また、安全性の上でのコツとしてはお湯の温度をあげ過ぎないことです。
理想的な半身浴の温度は38度~40度の間ですが、妊娠中はお腹を温めすぎるのも妊娠後期の場合は考えものです。
先ほどは『冷やさないように』という注意点をお話しましたが、後期になると赤ちゃんが子宮口と産道に向けて少しずつ降りてくるため特に臨月は温めすぎてしまうと陣痛が始まってしまう可能性もあるため注意すべきです。
具体的には、温度を38度~39度にして一度に入っている時間は長くても5~10分以内に収めておくようにしましょう。
バスソルトの半身浴効果
バスソルトは、妊娠中に肌質が乾燥肌に傾いてしまう方が多く、半身浴の時にバスソルトを使うことでスキンケア効果も期待できます。
硫酸マグネシウムを主成分にした『エプソム塩』というものもあり、こちらの方が乾燥肌の方にとってはより肌の保水効果を高めることができると言われています。
半身浴のアロマオイル効果
また、アロマオイルを2~3滴いれることで『香りの効果でリラックスする』という精神的な作用も期待できます。
ただし、妊娠中は清涼感のあるスパイクラベンダーなどのミント系に近い香りは子宮収縮の原因になる可能性もあるため避けたほうが無難です。
水分補給を忘れずに
そして一番大切なのが『水分補給』です。妊娠中は、子宮の羊水のために水分をたくわえる働きがあります。
また、血液量も30週目頃をピークに1.4倍ほどに増えて行くため、内臓のその他の器官に水分が不足してしまう可能性もあるためです。
また、半身浴でリラックスするにもダイエット効果を高めるにもカギになるのは『発汗作用』になります。
まとめ
妊娠期間中に半身浴を検討される方の多くが、危険でないかどうか安全面について気にされている方が多いとおもいます。
ですが正しく行うことで、体への負担を少なく続けられる健康法ですので、ここでお伝えした注意点だけ守っていただいて安全に行っていきたいですね。