妊娠中の体重管理ダイエットについて野菜スープを使うと思いついた方はある程度栄養素の知識などを持っていらっしゃる方ではないかと思います。
とても低カロリーで、妊娠中に必要なミネラルや食物繊維を豊富に補うことができるのが野菜スープの一番のメリットではないかと思います。
ただし、そんな野菜スープとはいえ、ちゃんと健康的に痩せるためにはいくつかの注意点もあるようなんです。
そこでこのページでは、妊娠中でも安心して行える野菜スープを使ったダイエット方法を紹介します。 その他にも、妊娠中でも安全に痩せていくために欠かせないダイエットについても詳しく見て行きたいと思います。妊娠中のダイエットに迷われている方は、このページを参考にしてみてください。
デトックスとダイエットの野菜スープ
妊娠中のダイエットに試したい人気の野菜スープレシピ このページでは、ただの野菜スープではなく、デトックス作用に特化した野菜スープを紹介していきます。
材料
- キャベツ 1/2玉
- トマト缶 1缶
- ニンジン2本
- ピーマン 2個
- 玉ねぎ 大2
- セロリ 1本
- コンソメ 2~3個
- 塩コショウ 少々
もしもコンソメがないという場合は、ブイヨンや昆布、鰹節等で出汁をとると塩分を抑えることができます。
ただし、化学調味料のパウダータイプのカツオだしなどは添加物のオンパレードですので、気になさらない方は問題ないのですが、避けたい方は天然もののかつお節や昆布を手に入れておダシを取るようにしましょう。かつおダシも昆布ダシも煮詰めてしまうとアクが出てしまうのでその点は注意しましょう。それだけで美味しく作ることができますよ♪
妊娠中の体重管理ダイエット中に野菜スープを作るための味付けのポイントとしてはやはり塩分を控えめにしたいところです。
塩分を控えめにするということがとても大切で、妊娠中の体重管理ダイエットは「塩分が鍵を握っている」と言っても過言ではないほどなんです。
またこの妊娠中の塩分の取りすぎというのは妊娠中高血圧症候群や妊娠糖尿病等の母胎と赤ちゃんの両方に命の危険がある病気につながってしまう可能性があるからです。
野菜スープを飲む効果的なタイミングとは
この野菜スープは好きなときに飲んで構わないのですが、効果を高くするためにはできる限り夕食の時に食べたほうが良いでしょう。
これは食生活次第とも言えるのですが、自分の普段の食事でもっとも摂取カロリーが多くなる食事と野菜スープを置き換えるのがポイントです。
これが、妊娠前の完全なデトックス野菜スープダイエットとは違う点です。
完全なデトックス野菜スープダイエットの場合は、とにかく摂取カロリーを徹底的に絞って、その代りに野菜スープで栄養を摂ることが推奨されていますが、妊娠中の場合はお腹の赤ちゃんのためにマグネシウムやカルシウム、お肉やお魚に含まれるオメガ3脂肪酸などのミネラルも必要になるからです。
とにかく『痩せればそれで良いというわけには行かない』のが妊娠中の体重管理ダイエットのむずかしさでもあるのですが、それだけに成功させて産後のダイエットで成功しやすい食習慣や体質を手に入れると、妊娠前よりも痩せてきれいになる事も可能なんです。
朝のタイミングに、この野菜スープと消化に良い野菜や果物をほどほどに食べて、必要な栄養バランスをきちんと摂取しながらも、そもそもの摂取カロリーを抑えていきます。
朝のタイミングと言うのは、酵素の仕組みから、体のデトックスの時間になっています。 この朝食のタイミングで意識したいポイントは・・・
- 食べ過ぎないこと
- 肉類の食事を控えること
- 炭水化物の食事を控えること
酵素の力を最大限に引き出すことができ、体のデトックス効果が増しますので、妊娠中の『たくわえ体質』を改善するデトックス効果が上がって行きますよ。
ただし、ひとつだけ注意して欲しいポイントがあるんです。
それは、水分補給をしっかり行って欲しいという点なんです。妊娠中に健康的な体内循環を保つには水分不足が何よりも良くないんです。
水分がちゃんと足りていて塩分や糖質さえ適度にコントロール出来ていれば、後は何を食べても問題ないと言っても言い過ぎではありません。
そういった意味でも、身体を温める効果も期待できる香辛料を少しだけ使ってレモン汁やポン酢などで味付けをして『塩分摂取量を控えた野菜スープ』は健康的な妊娠中の体重管理に最適です。
野菜スープ以外の妊娠中の食事について
このページでは、妊娠中の方でも安心して痩せることができる野菜スープを紹介しました。
ですが、妊娠中のダイエットを成功させるためには、他にも意識していく必要があるのです。 それは野菜スープを飲んでいる時以外の食生活を見直すことなんです。
その理由は言うまでもありません。
野菜スープ以外の食事で
- 高カロリー
- 高脂質
- 高糖質
このような食事スタイルにならないように注意したいです。
妊娠中は体を動かしにくくなってしまう時期でもあるので、おのずと消費カロリーが下がってしまいがちです。
そのため以前と同じような食生活を続けていたり、過食を繰り返していると一日の摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回ってしまうため、妊娠中に可能な限り運動を頑張っても少しずつ太っていく仕組みになってしまいます。
もちろん、必要な栄養素はちゃんと摂らなければなりませんが、それをできる限り
- 低カロリー
- 低糖質
- 低脂質
- 低塩分
また食事のメインを肉等にするのではなく、野菜や果物を中心とした食事にすることで、自然と摂取カロリーを抑えることにつながります。 またそうすることによって、妊娠中に不足しがちな重要な栄養素たちをバランスよく摂取していくことにもつながるため、一石二鳥なんです。
妊娠中のダイエットには運動も欠かせない
食事の管理を徹底することも大事ですが、それと同じように日常的な運動も大切になってきます。 先ほども少し書いたように、妊娠中はどうしても一日の運動量が減ってしまいがちな時期であり消費カロリーが少なくなってしまいます。
カロリーを消費しないことにはダイエットをすることができませんので、日常的な運動取り入れることで直接的な消費カロリー増加をしていきます。
その際に取り入れたいのがウォーキングです。
ウォーキングは注意点さえ守れば、臨月の方でも安心して行える安全な運動です。 これを取り入れることで、直接的な脂肪燃焼効果が期待できるほか、体全体の筋肉をバランスよく動かすことができるため、身体の様々な不調の改善にもつながります。
また、家の中に引きこもらずに、適度に外に出ることで、ストレス解消の効果も期待できます♪
まとめ
これらの習慣と、継続的なデトックス野菜スープの摂取をしていくことで、体の消費カロリーが増えて、一日の摂取カロリーが減っていくので痩せていく仕組みが出来上がります。 習慣化することで仕組みが出来上がるのですが、一度仕組みが出来上がれば、特に無理をせずとも自然と体重をコントロールしていくことができるため、結果として安全に行えるダイエットとなります。