私は3年の不妊治療の末、
34歳の時初めて妊娠できました。
出産時は35歳になってしまうので、ぎりぎり高齢出産になってしまいました。
初めての出産で色々不安だったこともあり、
臨月になるとすぐに実家に里帰りしました。
結構な頻度でお腹の張りもあったし、
初産は予定日通りに生まれないと聞いていたので、
できるだけ早く出産したかった私は
出産は早まるかな~?
と期待していましたが、
一向に生まれる気配がありませんでした。
おしるしもなく、弱い前駆陣痛ばかりで、
あっという間に1か月がずぎ、予定日になってしまいました。
正産期に入った頃から陣痛が来てほしくて、
毎日実家の周りを散歩したり
実家のマンションの階段を上から下まで上り下りしたりしましたが、
それでも陣痛は来ず・・・。
『不妊治療だから妊娠週の計算に狂いはないので、もう赤ちゃん出しちゃいましょう!』
と医者に言われて予定日3日後に入院。
朝からバルーンを入れられて待つこと16時間くらい。
バルーンを入れてから弱い生理痛のようなものが続いていましたが、
夜中の1時を過ぎた頃から次第に痛みがひどくなりました。
もう耐えられない!
と脂汗が出るくらいになった頃にナースコールして
内診してもらってから分娩台に移動させられました。
隣のカーテンの向こうではすでに赤ちゃんが出かかっているのか、
妊婦さんと看護婦さんの怒号が響いていて、
痛みに耐えながらも「怖い・・・」と思っていました。
看護婦さんに「ご主人に連絡しますか?」と聞かれましたが、
血を見るのがダメな夫なんです。
『それに、何時に産まれるか分からないから産まれてからでいいです』
と答えるとむしろ看護婦さんの方がびっくりしていました。
そこからあれよあれよという間に赤ちゃんがまれ、
初産なのに3時間の超スピード安産で出血も少ない、
今どき立ち合い希望しないなんてたくましいね!
とほめちぎられた出産でした。
産まれてすぐに夫に「産まれたよ」と電話すると
陣痛が来たら連絡が来るものと思いこんでいた夫は
「え!産まれちゃったの?!」
と驚いていました。
まぁ、仕事が終わってからという事で駆けつけてくれましたけどね。汗
あれから三年、第二子をただ今妊娠中で臨月になりました。
経産婦は早めに産まれると聞いていたので、今か今かと待っていましたが、
今回も全く産気づく気配がなく、また予定日超過しそうです。
上の子のお世話があるので、
『初産の時の運動なんて運動のうちに入らなかったな!』
ていうくらい動き回っているし、
四六時中お腹も張っています。
でも、前回と同じく出血することもなく、
腹痛もなく、破水することもなく・・・
多分、わたしは陣痛が来にくい体質なんでしょうね。苦笑
冷え性や貧血を患っていると陣痛が起こりにくいらしく、
両方患っている私は陣痛が来にくい体質かもね、と医者に言われています。
普通に自然に陣痛が来るお産を経験してみたいです。