今回は、妊娠中の『食べづわり対策に便利なおやつ』の特集です。
特に食べても太らないポテチなんて聞くと『夢の食べものだ~!』なんて魅力たっぷりに聞こえてくる方もいらっしゃるかも知れません。
安定期に入ってからの妊婦の食欲は本当にすごいですよね・・・
俗にいう「食べづわり」などと言われたりするんですけど、この食べづわりの何がやっかいかと言うと、食べていないと気持ち悪くなってしまうことではないかと思います。
妊婦健診で先生に脅されたり、看護師さんや助産師さんに嫌味を言われたりすることが嫌でなんとか食欲を我慢しようとする方が多いと思いますが、それでも食べずにいるのは気分が悪くなってしまうから、食べずにはいられない・・・
このような悩みを持っている方に是非読んで頂きたい内容となっています。
妊娠中のおやつ|スナック菓子を食べる時の注意点
もともとスナック菓子等を頻繁に食べる習慣があった方にとっては、
妊娠したからといっていきなりすぱっとやめてしまうのはかなりストレスだと思います。
実際私はかなりストレスを感じました。中にはそこまでして強いストレスを感じてしまう位であれば、ほどほどに食べてしまった方が良い。と言う意見もあるようです。
ポテチなどのスナック菓子類はあまり体に良くないと言う事は、多くの方がなんとなく認識されているとは思います。普通の食事に比べるとやはりそれはあながち間違っていません。しかし妊娠中だからといってそういったもの全く食べてはいけない。と言うわけでもないそうで、結果として、食べ過ぎずにほどほどに押さえておくよう気をつけましょうね。といったところが、今回押さえていただきたい注意点です。
妊娠中にポテチなどを食べ過ぎるとどうなる?
先程の段落では、妊娠中でもほどほどであればポテチなどのスナック菓子を食べても大丈夫ですよ。とお話しました。
ですが、あなた自身の体や、おなかの中の赤ちゃんの為にも、食べ過ぎた時にどんな悪影響があるのかをぜひ知っていただきたいんです。
では、ポテチなどのスナック菓子を極端に食べ過ぎてしまうとどうなるか
- 妊娠糖尿病のリスクが上がる
- 妊娠高血圧症候群のリスクが上がる
- 胆石のリスクが上がる
- トランス脂肪酸による産後になってからの太りすぎ
仮にこれらのことがよくわからない方でも、ひと目見て何やらネガティブなことなんだろうな。という事はイメージしていただけるかと思います。
まさにその通りで、上記のようなリスクを簡単に言うと、分娩の際に時間がかかりすぎて難産になる危険性が高まるほか、ポテチの食べ過ぎは肥満の原因になるので急激にお腹が膨らんでしまうため妊娠線や肉割れできやすくなります。
他にも妊娠高血圧症候群になると、お腹の中の赤ちゃんの発育に危険な影響が出てしまったり、早産のリスクも高まります。
妊娠中にスナック菓子などを一切食べてはいけないというわけではありません。
このようなデメリットや危険が複数存在することを忘れないようにしましょう。
また、それでも食べたい時は我慢することでストレスになってしまう位であれば、
次の食べ方を試してください。
- お箸でポテチを食べる
お箸でポテチを食べるようにすると、TVをみながら食べるなどのことがわずらわしく感じるはずです。そうなると、気が付くといつの間にか1袋食べてしまっていたポテチ・・・なんていうこともなくなります。
このメリットは、食べるペースがコントロールできることで血糖値の急激な上昇を緩和させることができるんです。
妊娠中の体重管理中でもおやつは食べれる?
この疑問ですが、本当は食べずに我慢できるのであれば、間食はしないほうが良いでしょう。特に先ほどご紹介したポテチなどは良い例です。
妊娠中の体重管理で太りすぎてしまわないようにするためのおすすめおやつはいくつかの条件で考えると良いでしょう。
妊娠中の食べつわりで体重管理に困っているという方は、できるだけカロリーがなくなおかつ水分補給ができて、たくさん噛むことで満腹感を演出できるものがお勧めです。つまり具体的な条件としては
- 糖質が低いこと
- たくさん噛むこと
- 味がしっかりしていて「食べ飽きない」こと
- 食べることがめんどくさくなるようなもの
これらの条件のどれか1つでも満たしている者が妊娠中の食べつわりによる体重管理の難しさをカバーしてくれるおやつの条件といえます。
そういった意味でこれらの条件に見合ったおやつをピックアップしていくと「妊娠中の食べずわり」によって体重管理がうまくいかずに苦しむといったことも比較的緩和できるかなと思います。
ではこれらの条件に見合った物をいくつか考えてピックアップしていましたのでもしよかったら参考になさってみてください。
ではどんなおやつが妊婦さんにオススメなのか
おやつ自体は、内容を工夫することで妊婦さんにとってもポジティブな存在になることがわかりました。
では、実際にどんなおやつを選ぶことが好ましいのか見ていきます。
基本的におから系のおやつがお勧めだと言われています。その他にも、低カロリーの代表格とも言われている寒天、野菜チップス、旬の果物などもお勧めです。
どんなおやつをチョイスすれば良いのか、全く見当もつきません。こういった悩みをお持ちの方は上記のようなおやつを選ぶようにしてみると良いかと思います。
なお、例えばこんなものがありますよ。と言う意味でいくつかご紹介しましたが、妊娠中の方にとってお勧めのおやつは他にもたくさんございます。
中にはご自身の中でお気に入りのヘルシー系のおやつもあるかもしれませんその際は、そのおやつがカロリー豊富なものでないかどうか、アレルギー関連の成分が入っていないかどうか、妊娠中に必要な栄養素がたっぷり入っているものかどうか。といった視点でおやつを見極めてみてください。こういった見方ができれば、誰かにアドバイスを受けずとも自分自身でこれは良い、これはダメ。どういった判断がつくかと思います♪
まとめ
1日3回の食事をしっかりととっていれば、基本的におやつを食べる必要はありません。しかし、妊娠中はどうしてもお腹が空いてしまいますし、今まで当たり前のように食べてきたおやつをいきなりシャットアウトしてしまっては相当なストレスになってしまいますよね。
なので、どうしても何かおやつを食べたい。そのためにどんなものが良いのか。といったところで迷ってしまった方は、改めてこちらで紹介した内容を思い出してみてください。
少しめんどくさい気もしますが、これもお腹の中の赤ちゃんのためです。我慢のし過ぎでストレスになってしまわないように、おやつとは上手く向き合っていきたいですね。