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妊娠中はジャンクフードは食べちゃダメ?リスクをちゃんと知って賢く避けよう

 今回は妊娠中に『ジャンクフードを食べることでどういったリスクがあるのか』という点について詳しく見てみたいと思います。

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とはいえ絶対にジャンクフードは食べちゃダメ!というものではなく、むしろ栄養バランスを考えてなおかつジャンクフードを食べて良いと自分で決める場合にもジャンクフードを食べることによるリスク』は考えるためのひとつの基準になるはずです。

では、さっそくですが妊娠中のジャンクフードについて一緒に考えながら見て行きましょう。

ジャンクフードは食べちゃダメ?

妊娠中にジャンクフードを絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、『お世辞にもおすすめ出来るものではない』と言えます。なぜジャンクフードがいけないのかという理由については、単純にひとつというわけではないので後ほどもう少し詳しくご紹介します。

ただし、ジャンクフードすべてが絶対に食べちゃダメというわけではありません。後ほどご紹介するような『リスクが高すぎる条件に当てはまらないジャンクフードなら問題ない』ということなんです。そこで、まずは前提条件として『そもそもジャンクフードってどんなもの?』という点について簡単に触れておきたいと思います。

そもそもジャンクフードってどんなの?

ジャンクフードとは、低タンパク、高脂質、高糖質、高塩分、過酸化脂質を大量に含むものと言えます。ジャンクフードに近いものとしてファーストフードも良くないと言われがちですが、例えば外食で食べた場合にはサラダもファーストフードに含まれますが、ジャンクフードではありません。

その一方で、調理に時間がかかって手間とコストがかかっているものでも一番最初に挙げたジャンクフードの条件が揃っていればジャンクフードと言えます。

ジャンクフードはなぜ体に悪いの?

ジャンクフードがなぜ体に悪いのかという点はちゃんと知られていないように思います。もしくは知っていても『我慢することがストレスになるから』という理由で意図的に無視されているのでしょうか・・最初にも触れた通りジャンクフードは糖質や脂質も高く、塩分も味付けが濃いものがほとんどなので、特に妊娠中は控えるべきです。

その理由として大きく3つに絞って確認してみましょう。

栄養バランスの偏り

基本的にジャンクフードは、栄養バランスが極端に悪いものが多いんです。例えばハンバーガーを例にみてみると、全体の約70%がパンに含まれる炭水化物で糖質に変換されて血糖値を急上昇させます。また挟まれているものもお肉とは限りませんが、それが魚の場合でも揚げ油は過酸化脂質といって血中コレステロール値を上げてしまいます。また、ソースには塩分が大量に含まれていて、こちらは高血圧を招いて妊娠中ならば妊娠中高血圧症候群の原因と考えられているのはご存じの方も多いはずです。

塩分の過剰摂取

妊娠中は塩分は『一日あたり7~7.5gまで』を推奨するという枠が厚生労働省によって設定されています。仮に妊娠中高血圧症候群と診断されることがあって管理入院が必要になると、病院食では塩分を必要最低限に抑えながら、味付けはレモン汁でパンチを加えつつ野菜を中心にした献立で和食が主なものになります。

これも塩分の過剰摂取がどれほど危険な事なのかという事実の表れでしょう。ジャンクフードには先ほど例に挙げたハンバーガーのソースはもちろんですが、揚げ物のフライドポテトなどにも大量の塩分が含まれているのです。

また、塩分の過剰摂取は『むくみ』にも直結します。妊娠中のむくみは妊婦検診でも重要検査項目になっているほど危険性が高い症状で妊娠中高血圧症候群の症状のひとつとも言われていました。塩分を摂りすぎた場合には『その分バランスを取るためにカリウムを摂らなければいけない』ということも忘れずに覚えておきたいことです。カリウムは緑黄色野菜に多く含まれるミネラルで、塩分とともに体内の水分バランスを整えることができ、ナトリウムは水分蓄積、カリウムは余剰水分排出の方向に働きます。

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、血中コレステロール値(LDLコレステロール値)を急上昇させます。多くのジャンクフードに調理用の油として使われているため、ジャンクフードを食べること自体がトランス脂肪酸を摂ることに直結します。トランス脂肪酸を摂ることで血中コレステロール値が上がると血管を詰まらせる血栓が出来やすく、血管の破裂などにもつながり、妊娠中でなくても心臓病や脳梗塞、脳溢血(のういっけつ)などの血液トラブルの生活習慣病につながります。

妊娠中の場合は、胎盤に問題が及んでしまう事が考えられます。胎盤は赤ちゃんに栄養を与えるために血液をたくわえておく器官で『血管の集まり』とも言える器官なので、その血管がトランス脂肪酸で詰まったり血栓ができて硬化するなどのトラブルを起こしてしまうと赤ちゃんの順調な成長に重大な悪影響を及ぼし、最悪の場合は死産や流産の可能性も出てくるんですよ。

そうなってくると『ジャンクフード食べたい!という気持ちを我慢しすぎるとストレスが・・・』なんて言っている場合ではないですよね。

お腹の赤ちゃんにはどんなリスクがある?

ここまで見てきたとおり、妊娠中にジャンクフードを食べることがどれほどの危険が自分自身や赤ちゃんの身体に及ぶかという事を知っていただけたかと思います。

とはいえ『妊娠中にジャンクフードを食べていたけど、なんともなく出産できたよ・・』という声もあります。こういった意見を聞いたり見たりすると『わたしだってジャンクフードを食べたいけど我慢してるのに・・』という気持ちになってしまう事も分かります。

ですが、赤ちゃんを無事に産むことと『その後の発育も順調かどうか』は話が別ですよね。妊娠中にママがジャンクフードを好きなだけ食べてしまう生活を繰り返していると、赤ちゃんが成長する過程で『ママと食の好みが似てしまって身体のためには食べさせたくないものだけ喜んで食べるようになって困っている・・・』という悩み相談も実際にあるほど、ママの食習慣と赤ちゃんの食習慣を同じ環境なだけに影響を受けると言えるんです。

それが、赤ちゃんの将来にわたる人生においてどれほどのリスクを持ったものかということも考えてジャンクフードを食べたくなって我慢できないとなった場合でも慎重になるべきですね。