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妊娠中の困った体験談|妊娠28週で切迫早産との診断・・・上の子いながら絶対安静に

不定期でお送りしてきた妊娠中の困ったこと体験談シリーズ。

今回は第2子妊娠中に危うく切迫早産になりかけたという経験を寄せて下さった方のお体験談です。

切迫早産の危険性もある体調変化に気づく妊婦さんのイメージイラスト

危うく切迫早産に!お腹の赤ちゃんからのサインを見逃さないことが大切

妊娠中は定期的に妊婦健診を受けることができるようになっていますが、健康状態に問題がなければ受けないという選択肢もあります。ですが、妊婦健診を受けないという判断が間違っていると危険な兆候を見逃してしまう場合もあります。

妊娠中の自分の身体とお腹の赤ちゃんを守るためにも先輩ママの体験談が役立つ可能性もあるので、さっそく体験談を一緒に見て行きましょう。

妊娠中の無理は禁物!危うく切迫早産になりかけた体験談

一人目妊娠中は、何のトラブルもなく過ごしていました。

むしろ、安定期の頃から会社帰りに自宅の最寄り駅から5つ離れた駅で途中下車して運動にと平日は毎日1時間以上は歩いていました。

休日は主人と2時間以上歩くということもざらにあり、健康妊婦とお医者さんにも言われていたので二人目妊娠中もきっと大丈夫だと思っていました。

ですが、今考えてみるとこの『油断』があったことが危うく切迫早産になりかけるという危険を招いたのかも知れません。

つわりがキツイ以外は順調だった妊娠生活

二人目妊娠が発覚したのは上の娘が1歳1ヶ月の時でした。

まだ、言葉も話せない娘なので、お腹に赤ちゃんがいるという事もよく分かっていない状態でした。

二人目妊娠中で辛かったことは切迫早産のトラブルが一番ですが、初期のつわりの時も困りました。上の娘の時は、つわりはあまりなかったのですが、二人目の時は妊娠7週から18週あたりまで吐きつわりでよく、トイレで吐いていました。

娘は、後追い真っ只中でどこに行くのもついてくるので、もちろん吐いていてもトイレまで着いてきます。

鍵をかけると大号泣するので、仕方なく開けとくと心配そうに顔を覗き込もうとするので、汚れそうなのを気を付けながら吐きました。

気持ち悪いのに落ち着きませんでした。また、何回かはトイレまで間に合わずに娘の近くに嘔吐してしまったこともあり、汚い話で申し訳ないのですが、嘔吐物が娘にかかってしまった事もありました。

『汚い』という概念がない年齢なので、「あー!」と言っては嬉しそうに笑っていたの娘をぐったりしながら、娘をお風呂に連れて行って洗ったのを覚えています。主人は、朝は早く夜は遅く休みもあまりないため、ほぼ母子家庭みたいな環境でした。頼れる人も近くにいなく、つわりのためにひたすら具合が悪い中の娘との二人の生活はきつかったのを覚えています。

仕事を続けながらの妊娠生活|通勤も負担になったのかも・・・

また、妊娠24週で前から育休があけて2ヶ月程仕事に復帰しなくては行けなかったので、家から自転車で30分近くの保育園に預けて職場復帰しました。

ここの保育園までは、アップダウンが激しい道で片道30分を毎日立ち漕ぎで往復してました。更に始業時間が保育園の開園時間に預けるとどうしてもギリギリになってしまうので、この保育園から最寄りの駅までの15分、会社の最寄り駅から会社までの15分を走って通勤、そして満員電車に一時間立って通勤してました。

その生活を続けて1ヶ月程で膣のあたりに違和感を感じました。

何か重いものが上から降りてきているような感覚でした。
膣の辺りが重いかなと感じている状態の時の定期健診で先生に
「お腹がすごい張ってるけど、自覚ある?」と聞かれて驚きました。

自分では全くお腹が張るという感覚がなかったからです。

子宮頚管の長さが『要緊急入院レベル』に!

念のため内診もするという事で、子宮頚管を測った先生が「24mmきっているよ!これはすぐに入院しないとダメだよ!」と言われました。

危険な状態であることを示唆する産婦人科医のイメージ写真

子宮頚管の長さが24mmを切って先生から安静を指示されました

『でも、上の子もいて仕事もあるので、入院は厳しいです。』と言うと先生は

28週でこの子宮頚管の長さは緊急入院レベルだよ!仕事なんて言ってる場合じゃない!』と怒られて、そんなに大変な事態なのかという事を初めて自覚しました。

私の場合、自分の実家や旦那の実家も遠方で、上の子の預け先がないため入院する事は無理でしたので、先生に事情を説明してその日から自宅安静と張止めの薬の服用の日々が始まりました。

仕事の方は会社に連絡をして、その日からしばらくは出勤が不可能ということでしばらくはお休みをもらうことになりました。今まで通りの通勤と仕事の生活をつづけることは出来なかったので、こればかりは仕方がありませんでした。

妊娠中の時期別の子宮頚管の長さと病院からの指示

通常、臨月になるまでに子宮頚管は短くなってお産に向けての準備をします。しかし、妊娠28週というとまだまだ、子宮頚管は40mmぐらいが平均。30mm台になると安静が必要になるそうです。
子宮頚管が25mmを切ると入院が必要で、張り止め点滴や安静生活を過ごす事を病院から言われます。

わたしも先生から説明されてはじめて知ったのですが、このように妊娠中の時期ごとに子宮頚管の長さと切迫早産の危険性の高さが決められているそうで、こういった基準をもとに入院が必要か、そうでないかを判断するそうです。

わたしの場合は先ほどのように24mmを切っていましたから、先生から『緊急入院レベル』と言われたのも無理はなかったということだったんですね。

安静を命じられてからの妊娠生活

自宅安静といっても、上の子がいるため一緒に遊んだり必要最低限の家事をやらなくてはいけないので、ずっと寝たきり生活は出来ませんでした。

それでも、なるべく長女のお昼寝の時には布団で一緒に横になったり、絵本の時間を長くして、その際はお膝で読む習慣から寝転がって読むスタイルになりました。

また、今まではほとんど見せなかった子供向けのテレビを一緒に横になりながら見たりとして過ごしました。
横になる時間が長くなると、今まで気付かなかったお腹の張りに気付くようになりました。横になっている時には、お腹はあまり張りませんでしたが、家事をしたり、長女をお風呂に入れる際などは、お腹が硬くなっている事に気付きました。今まで、ずっとこんなに張っていたんだなと反省しました。

上の子(娘)との遊びや世話も安静中は大変

長女も公園に行きたがる事もありましたが、お部屋での折り紙や画用紙を使った工作を楽しんでくれて、体調が良い時はたまに一緒に公園に行って遊んだりもしました。
そんな、生活を続けて3ヶ月弱、果てしなく長く感じましたが、緊急入院と言われましたが自宅安静で何とか37週の正規産まで持たせることが出来たどころか、39週までもってくれました。無事に3194gの赤ちゃんを出産することが出来ました。

一人目が大丈夫だからといって、次も大丈夫だとは限らないということを身をもって学びました。また、何事もなく産まれてくれて本当によかったです。無事に産まれてくれたのなによりも喜びで、この安静期間中の不安やストレスも吹っ飛びました。