今回の体験談は、妊娠中に良く聞く『便秘』に関する体験談です。
便秘も重くなると強い腹痛を怖く感じることもあるでしょう。
そんな状況は、ちゃんとお腹の中の便を柔らかくすることと水分を摂ることが大切ですが、それも『各個人に合ったやり方』というのがあるので、できるだけ多くの方法を知ってそれを試したうえで、一番自分に合ったやり方を選ぶことができるというのが良いのではないでしょうか。
それでは、そんな対策のうちのひとつの選択肢として今回の体験談を読んでいただければ良いかなと思います。
妊娠中に極度の便秘と腹痛の恐怖体験!それを治せたわたしの対策は・・
私が妊娠中に困ったのは、便秘とそれによる切れ痔です。
よく妊娠すると痔になると言いますが、妊娠前は快便タイプだったので、まさか自分が切れ痔になるとは思いませんでした。
便秘になり始めたのは妊娠8か月目で、ちょうど産休に入った頃でした。
お腹が大きくなったことに加えて、仕事を休んでから家にいることが多くなり
運動不足になったのが大きな原因のようです。
初めは便の回数が以前より減ったと感じる程度だったのですが、どんどん排便時に激しい腹痛に襲われたり、カチカチな便のせいで肛門が傷ついたりするようになってしまいました。
なかなか症状が改善されず悪くなる一方だったので、妊娠検診の際にお医者さんに相談し、妊婦でも飲める便秘薬を処方してもらいました。
薬をもらってからは、以前のように普通に排便することができるようになりました。便秘薬は自分のお腹の調子に合わせて飲み方を調整していいとお医者さんい言われたので、きちんと便が出て調子の良い日は薬を飲まないなど調整していました。
便秘薬がそろそろなくなるという頃に妊娠検診があったので、薬の処方をお願いしようと思っていたのですが、別の話題に集中してしまい便秘薬を貰い損ねてしまったことがありました。
検診時は便秘薬を飲み続けていたおかげか比較的お腹の調子も良かったので、次の1週間後の検診で薬を貰えば大丈夫かなと思っていました。
しかし翌日、次の日と便が出なくなってしまい、また便秘気味になってしまいました。そして便が出なくなって3日目、夕食の支度をしているときに便意をともなう激しい腹痛に襲われました。
すぐにトイレに行ったのですが、便がカチカチになっているせいかすぐには出ず、お腹の中で便が動くたびに我慢できないほどの痛みがありました。
これほど激しい痛みは初めてで、冷や汗が止まりませんでした。
お腹は痛いし、いきんでも出ない。
しかし、便が出そうな感じはある・・・
痛みに耐えながらトイレに30分ほどこもっていましたが変化がないので、一旦出て便通を良くするためにホットミルクを飲むことにしました。
このとき一番心配だったのはお腹の中にいる赤ちゃんです。
激しい腹痛が赤ちゃんに影響していないか、長い時間いきんで問題がないか。便秘による腹痛のせいでお腹も張ってきたので本当にドキドキしていました。
ホットミルクのおかげか、お腹がゴロゴロしてきたのでトイレに戻るも出ず。
またトイレから出て、四つん這いになって腸を刺激するストレッチをしたり、張ってきたお腹を休ませるために横になって休憩したりを繰り返し2時間戦った末ようやく便がでました。
本当に冷や汗が出てのけぞるくらい痛かったです。何度もトイレから出たり入ったり、痛すぎて床に寝転がったりしていたので、旦那が家にいなくてよかったと思いました…。
そしてカチカチになった便で肛門が切れたのをきっかけに切れ痔になってしまいました。この2時間は赤ちゃんのことが不安すぎて何度もスマートフォンで便秘、腹痛、胎児など調べていました。
赤ちゃんが心配だった事と、もう二度とあの痛みと苦しみを味わいたくないと思ったので翌日すぐに病院へ行きました。
赤ちゃんは無事で、便秘薬と切れ痔の塗り薬を処方してもらいました。切れ痔のせいで普段の便でも痛みや血が出しまっていたので、なるべく多く水分を取るようにするなど便を柔らかくするよう心がけていました。
また毎日20分歩いて運動不足にならないようにもしました。すぐに効果があったのは、こんにゃくゼリーとルイボスティーです。
こんにゃくゼリーは1日2~3個食べるようにしていました。
夏場だったので凍らせてゆっくり食べても美味しかったです。
また、水分補給は大切なのですが、それについてはわたしが使ったのはルイボスティーでした。
ルイボスティーもわたしの便秘改善に役立ちました!
ルイボスティ―は便秘に効果があるのと、味が好みで飽きずにゴクゴク飲めるので水分をしっかり取ることができました。
水分補給は効果てきめんで便を柔らかくできることは知っていましたが本当に大切なことだったんですね。わたしの場合はルイボスティが重宝しました♪
これらを繰り返しているうちに便通の痛みはなくなっていき、塗り薬もきちんと塗っていたので、出産までには切れ痔を治すことができました。
産後すぐは出産時の傷が痛むのでうまくいきめないのと、赤ちゃんをお世話しながらなのでゆっくりトイレをすることができません。
切れ痔はできるだけ早めに治しておいた方が良いと思います。
元々快便タイプだったので、ただの便秘でここまで激しい腹痛に襲われるとは知らず油断していました。
妊娠後期になるにつれて運動不足と、お腹が大きくなってから食べる量が減ることで便秘になりやすくなるようです。
長時間の腹痛やいきむことはお腹の赤ちゃんにとっても良くないので、普段から気を付けていればよかったと後悔しました。
また切れ痔もすぐに治るわけではないので、痛みが辛くしばらくの間は便をするのが恐怖でした。
妊娠中はつわりやむくみ、脚の付け根の痛みなどのトラブルがたくさんあります。
便秘や切れ痔は積極的に水分を取ったり、便秘薬できちんと便を出すことでトラブルを防ぐことができます。
事前に対処できるものに関しては予防をしっかりしておけばよかったと思いました。