産後のお腹周りはながらダイエットで何とかするべき?
産後のたるんでしまったお腹を何とかしようと思っても育児や家事、赤ちゃんの授乳などで忙しいママさんは自分の体のケアは後回しになりがちですよね。 産後の女性の多くが悩んでしまうお腹のお肉のたるみに関してみてい行きたいと思います。
産後のお腹のたるみは自然になんとかなる?
出産が終わってママのお腹というのは皮膚が伸びた状態から解放されるので、お腹のたるみがどうしても気になってしまいますよね。 お腹には大きく成長した赤ちゃんが出産まで入っていたので、皮膚は伸びてそして出産によってその伸びた皮膚は解放される代わりにたるんだ状態になってしまうんですよね。
そのお腹のたるみは出産からしばらくたてば自然となんとかなるのでしょうか。
実は個人差が大きく、勝手に何とかなるという経験をした方とそのままで困ってしまったという方の両方の意見があるんです。 しかし、自分がどちらなのかを時間の経過を待って調べるにもそのあいだ、お腹の状態は変わらない可能性もあって怖いですよね。
産後のお腹のたるみの原因
産後にお腹周りのたるみが気になってしまうのは多くの方が経験することだと思います。そんなお腹周りがたるんでくる原因というのは主にどういったものなのでしょうか。
- 骨盤の開き
- 生活習慣
この2つが大きな原因となっているんです。 骨盤の開きは出産という大きな出来事を通じて誰もが感じるものだと思いますが、よく産後に骨盤矯正をしたほうがいいとか言われるのは、人によって自然と骨盤が閉じていく方となかなか閉じていかない方がおられるためなんですね。 産後になってなかなか骨盤が閉じなかったり、閉じていない骨盤を帆落ちしていると体内で内臓が下がってきて、お腹周りに脂肪が付きやすくなります。 さらに妊娠中から産後にかけてあまり動けないのもあって筋肉量が低下していきます。骨盤の開きと筋肉量の低下によってよりお腹のたるみはつきやすく、目立ちやすい状態になっていきます。
生活習慣はなんでも言われているのですが、授乳をする際などどうしても赤ちゃんから目が離せないのでその分姿勢も悪くなってしまいます。よりたるみがひどくなっていくんですよね。お腹のお肉の皮膚は出産によって伸びている状態なのでたるみの解消にはほど遠くなってしまいます。姿勢はたるみ解消の大事なポイントでもあるんです。
産後のお腹のたるみをながらで解消した体験談
私が大学生だった頃は毎夜サークルのみんなで飲み会三昧でした。もちろんその頃の私の生活は運動とは無縁で、飲んで帰って来ては寝て、たまに授業に出て…そんな日々を送っていました。お酒の味を覚え始めた頃はまだ歳も若く、代謝も良かったのでどれだけ暴飲暴食をしても体型が変わることがなく、ダイエットというフレーズとは無縁で過ごしていました。しかし、大学の卒業を目前にして、代謝も少しずつ落ち、お腹が少しずつ膨らんできました。最初は少しお腹周りに付いてきたような、付いていないような特に目立って膨らんできた訳ではなかったので、自分でも今までと変わらない生活を送っていても、体型は元に戻るだろうと何もしませんでした。ですが1カ月経っても、2カ月経っても元には戻らず、むしろさらにふっくらしてきたような気がしてきた時、友人からも「少しふっくらしてきた?」と言われるようになりました。さすがに自分の心の中だけだとまだ大丈夫、また大丈夫と言い聞かせてまぎらわせていた部分もありましたが、友人から言われるようになったので、さすがにマズいなと危機感がわいてきました。ですが、まだ危機感がわいてきただけで、だから何かをしようとは思いませんでした。それは、当初付き合っていた彼氏からは何も言われることがなかったため、友人から何を言われてもそんなに太ってきていないのではないかという逃げる口実があったからです。その口実も友人から「ふっくらした?」と言われて数週間後にはキレイさっぱり打ち砕かれるのでした。ついに彼氏からも「ちょっと太ったんじゃない?」と言われ、「そんなことないよ!」と言いつつ、何か対策しないとマズイという気持ちになりました。
当初私はアルバイトをしてはいましたが、ダイエットにお金を使おうという気持ちはまったくなかったので、ダイエット器具を購入したり、ダイエットのためのサプリメントなどは購入しようとは思わず、あくまで家で行うことができるダイエット方法を探すことにしました。一番お腹周りのたるみがひどかったので、飽きっぽくて面倒くさがりの私でもできるお腹シェイプアップ方法を探しました。
よく「楽に痩せることができる」や「あっという間にスリムアップ」というような形で雑誌に紹介されているシェイプアップ方法がありますが、結局実践するにも雑誌に記載されている体操が複雑過ぎて分からなかったり、これだけやればと記載されているけれど面倒だったりと私にとってはやる前から諦めムードに陥ってしまい実践に入る前から諦めムードでした。簡単で、かつ、この動作を続けてやると効果的というような方法はないものか、ひたすら探し続けました。
そこで私がたどり着いたお腹シェイプアップ方法は、みなさんご存知の「腹筋」でした。腹筋というフレーズが正しいのか分かりませんが、お腹周りを動かしてシェイプアップをするというものです。結論から言えば、努力しないで成功するダイエットはないということに気付いたのです。腹筋なんて簡単じゃないし、大変じゃない!と思われる方も多いと思いますが、私にとって一番相性の良いシェイプアップ方法でした。
腹筋と言っても最初から減量効果を求め、腹筋を何十回、何百回も行ったら三日坊主で終わってしまいます。私が家にいる時は寝ているか、寝ながらテレビを観ていることが多いので、まずはテレビを観ながら両ひざを90度にし、両ひざを右に、左にと動かしてお腹周りの肉を動かすことにしました。その後この動作に慣れてきたら、次はテレビでCMになったら1~2回、無理ない程度に腹筋を行うことにしました。その後、この動作にも慣れてきたらCM中に上半身を右に左に揺らしながら腹筋するというものです。ここまで来るとかなりお腹に負荷がかかってきますが、この負荷が私にとっては心地良いものだったのです。これを1カ月どうにか続けてみると、徐々にではありますがお腹が少し引き締まったように感じました。メジャーで計測してみても数センチ引き締まっていました。お腹周りの引き締まりの実感と、数値で結果が出ていることがわかると、あと1週間頑張ろう、あと1カ月頑張ろうとモチベーションを上げることができました。ただ少しの時間での腹筋の実践、ここで重要なのは無理をしないということです。3カ月もすると、さらにお腹周りの引き締まりを感じることができ、メジャーで測っても結果が出ていました。
気付けば以前の太る前の体型に戻り、お腹はむしろ以前以上に引き締まってきました。努力とモチベーションの継続が最大のカギであり、ダイエットの時間をわざわざ確保したりせず、意識をしないようにしたことが私には合っていたのかなと思います。
シェイプアップだけではなく、もちろんお酒の量は減らせるだけ減らしました。ただ、まったく飲まないのもストレスを感じて逆効果だと思ったので適度に飲んでいました。ストレスをまったく感じないようにすることは難しいですが、極力今の生活を残しつつ、ダイエットをしなければいけないと気張らずに、運動できる時にできるだけ行うと上手く割り切ることで少なからずお腹シェイプアップが成功したのではないかと思います。