妊娠中でも女の子だもんね!

妊娠中の妊婦さんのお悩みを解決していけたらいいな

妊娠中でも女の子だもん

記事内に広告を含む場合があります

妊娠中にネイルサロンで注意すべきこと│マニキュア、ジェルネイルどっちならいい?

 

妊婦さんのおしゃれであるネイルはいつまでしてもいいの?注意点は?

指先のおしゃれであるネイルは女性の多くが魅力的と感じているため、ネイルサロンやセルフでのネイルをされる方はとても多くなっています。
そんなネイルはマニキュア派やジェルネイル派など別れると思いますが、妊娠中の妊婦さんも女性である以上、素敵なネイルに憧れを持っています。
しかし、妊娠中の妊婦さんはネイルをする場合は注意しなければならないこともあることをご存知でしょうか。

指先のおしゃれにネイルを楽しむ妊婦さん

妊娠中の妊婦さんはネイルをしてもいいの?

ネイルには有毒な成分が含まれているため、妊娠中の妊婦さんはなるべくしないほうがいい。そんな話を聞いたことがありませんか?

 

確かにジェルネイルやマニキュアの溶剤には毒性のある有機溶剤が成分として含まれていて、万が一でも飲んでしまうと肺炎といったリスクがあり、注意しなくてはならないため、お子様がいる方は保管方法などに注意が必要になります。

しかし、通常の使用であればどうなのでしょうか。もっと言えばお腹の中に赤ちゃんのいる妊娠中の妊婦さんにはどうなのでしょうか。

 

例え妊婦さんであろうとも通常の使い方として爪にネイルをして楽しむという目的であれば問題はないと言われています。※国際日本文化研究センター 平松隆円「周産期におけるマイナートラブルとその対処法ー第52回日本母性衛生学会学術集会シンポジウム[3]より―」

 

ではなぜ妊婦さんがネイルに対して危ないといったような意見を持ってしまったり、そんな話を聞いたりするのでしょうか。

それは、妊婦さんがお腹の中の赤ちゃんのことを第一に考えなくてはならず、ネイルをしている方は赤ちゃんに影響のあるようなおしゃれをしていて、自分のことしか考えていないといったような偏見が周囲にまだあるからなんですね。 もちろん、妊娠中にはしないほうがいい時期というのも存在します。そのあたりはこの後説明していきます。

妊娠中のネイルサロンで注意することはなに?

ネイルサロンでネイリストさんにネイルをしてもらう妊婦さん

妊娠中の妊婦さんと言っても女性です。おしゃれを楽しみたいと思う気持ちは誰も同じだと思います。
ネイルをネイルサロンでやってもらう場合にはネイルサロンを予約するときにできれば自分が妊娠していることを伝えてあげてください。
予約時に妊婦さんであるとこを伝えることでネイリストさんから配慮してくれるようになります。
一般的にネイルサロンにはジェルネイルだけではなくマニキュア、除光液、ジェルリムーバーなど多くの刺激臭の原因となるものが置いてあります。さらにそういった臭いをお客様に不快に思ってもらわないように、個性的なにおいがする店舗も多くあります。
例え妊娠前にも通っているようなおなじみのサロンでも、妊娠するとつわりがある妊娠初期などは匂いにも敏感になっていて、めまいや吐き気を感じる場合があります。
またハンドネイルにしてもフットネイルにしても仕上がるまでは時間がかかり、同じ体勢で座っておく必要があるために体の負担にもなります。

ネイルをしてもらう前に妊婦であることを伝えておくことで、休憩を入れてもらえたり、クッションを用意してくれたり、中にはにおいが気にならないように個室を準備してくれたりもする店舗もあります。

妊娠中にネイルをしてもいいのはいつまで?

ネイルサロンにおいてあるネイル用品

妊婦さんがネイルサロンでネイルを楽しむにしても、セルフでネイルキットでジェルネイルを楽しむにしても、時期によってはしないほうがいい時期が存在すると軽く触れましたが、妊婦さんがネイルをしてもいいのはいつまでなのでしょうか。
妊婦さんの体調やお腹の中の赤ちゃんの成長など個人差があるのですが、おおよそ妊娠6か月あたりまでネイルを楽しむようにした方がいいんですね。
妊娠後期あたりから、産婦人科の検診などでは医師が爪の色や状態をみて体調を判断したりすることがあるんです。その際にマニキュアやジェルネイルをしていると健康状態が判断しにくくなるためというのが理由なんです。
妊婦健診は妊娠7か月目以降はほとんどの方が2週間に一度のペースで行われるために、ネイルをしている場合はその度に落とす必要が出てしまいます。
マニキュアにしてもジェルネイルにしてもオフする際に爪にダメージを与えてしまうことになるので、この時期においてネイルは避けたほうがいいと言われている原因でもあるんです。
どうしてもネイルを楽しみたい場合はネイルシールなど爪にダメージが少ないものや、検診時には落とせるものを選ぶといいかもしれませんね。

臨月のネイルNGって本当なの?

爪の色で貧血かどうかなどの健康状態を把握するため、妊婦健診時に爪を見ることもあります。また、緊急出産になった場合に、ネイルをしている状態だと医師や助産師さんは無理やりにネイルをはがすことがあるんです。 これがネイルサロンでしかネイルをしたことがない場合は、ネイルサロンでネイルをオフする必要が出てきます。その際にネイルサロンまで通える体調なのかというのもわからないですよね。 そいったことを総合的に感がると臨月のネイルはしないほうがいいということになります。

妊婦さんはマニキュアとジェルネイルどっちがいいの?

素敵なネイルのデザイン例

ネイルを楽しめる時期において妊婦さんはマニキュアとジェルネイルどっちがいいのでしょうか。
絶対ダメなのかという意味においては、マニキュアもジェルネイルもどちらでも構いません。ただし、妊娠中であるということを念頭に置いて考えると、妊娠している期間になにかしらの体調不良などで病院へ緊急搬送されたというような場合、酸素飽和度を爪にクリップをつけて測定する必要があるため、急きょネイルをオフする必要性が出てきます。
マニキュアにしろジェルネイルにしろそういった際は強引にオフするケースがあるようなので注意が必要になります。
さらにマニキュアとジェルネイルにはそれぞれメリットもデメリットも存在するため、好みも個人差が出てきます。少しマニキュアとジェルネイルの違いを解説したページを別に作ってみたので興味があればご覧ください。

 

マニキュアとジェルネイルの違い


また数年前になりますが、100均の店舗で販売された海外製のマニキュアで発がん物質が成分に配合されていると自主回収されたケースがあります。ネイル商品は日本においては化粧品として検査されるのですが、海外のものは検査が緩かったり、検査をされていないようなものも実際販売されているようです。マニキュアにしろ、ジェルネイルにしろ国内でしっかりと化粧品検査をされているものを選ぶということが、妊娠中だけに限らず大事なことです。
現在は楽天やアマゾンにおいても格安のネイルキットも多く販売されています。しかし、大事なのは安全性です。

 

www.35labo.com