胎動というのはお腹の赤ちゃんの動きが妊婦さんの子宮の壁を通してママに伝わるものなのですが、その胎動がパパがお腹を触る際になると決まって感じられないということがまれに起こることがあります。
「赤ちゃんがパパを嫌いに思っているんだよ」なんてパパをからかったことありませんか？
ママにとっては当たり前に感じるものなのに、パパが触ると赤ちゃんは動きを止めてしまう・・・。パパはがっくしきます。
胎動自体赤ちゃんの元気のバロメーターと言われているのですが、実は赤ちゃんというのは妊婦さんのお腹が大きくなる前からおなかの中で動いています。
それが実際に子宮の壁を蹴ったり体を動かす中で子宮に当たったりすることによってママに胎動が感じられるという仕組みになっています。
つまりママが赤ちゃんの胎動を感じることは早い段階からあるのですがそれがお腹を触って感じれるようになるまでは、ママの感覚よりも時間がかかってしまうのです。
となるとパパがママのお腹を触って胎動がわかるようになるまでには時間がかかってしまって当然なんですね。
アンケートを取ってみると妊娠初期段階とか早くから胎動を感じれるという方も確かにいるのですが、多くの方が妊娠6ヶ月目あたりから胎動を感じることができるという結果が出ています。早い人はママが胎動を実感するのと同じくらいの時期から 感じるという方もおられるのですがやはり実際は胎動が力強くなってくる妊娠8ヶ月くらいになるとほとんどのバパが感じれるようになってきます。
パパが胎動を感じやすくなるコツって何？
そこでパパが胎動を感じるコツというものはないのでしょうか。
ちょっとしたことですが、実はあるんですよね。
- パパもママのお腹にたくさん話しかける
- ママのお腹をパパがたくさん触る
- 胎動が感じやすい時間帯を利用する
パパもママのお腹にたくさん話しかける
一つ目のコツというのは、ママはもちろんパパもおなかの中の赤ちゃんにたくさん話しかけるというのがコツになります。
赤ちゃんに話しかけても反応がないよという方もおられるかもしれませんが、赤ちゃんには外の声が聞こえているのでたくさん話しかけることでママの声、もちろんパパの声も徐々に覚えていきその声に反応するようになるというのがひとつあります。
知らない声がすると思っていると赤ちゃんは緊張したり、怖がってしまうので、ママは胎動を感じれるのに、パパが触るとピタッと止まるという現象になるんですね。
ママのお腹をパパがたくさん触る
二つ目のコツとしては、ママのおなかをパパがたくさん触るということになります。
赤ちゃんは自分が入っているお腹をママ以外の人の手で触られると緊張し動きを止めるということがあります。しかし 声をかけながら頻繁にパパがお腹を触ることで赤ちゃんはパパのことを声と同時に認識し始め胎動を感じるチャンスを生むことにもつながります。
パパの声やその声を伴ったお腹を触られることによって緊張することが少なくなり 子宮の壁を蹴るといった行動を起こしやすくなるということなんですね。
胎動が感じやすい時間帯を利用する
三つ目のコツとして、妊婦さんであるママのリラックスする時間を使うというのがあります。
赤ちゃんの胎動はママがリラックスしている時になると多くなる傾向があり、家の中でくつろいでいるときや寝る前というのは胎動が多くなる時間帯でもあります。
パパが胎動を 感じる確率が上がるのもこのチャンスなんですね。
実際に妊娠中の妊婦さんが最初の胎動を感じたのが寝転がっているときという声も多いんですよ。
まとめ
パパが赤ちゃんの胎動を早く感じたいなと思えば、なるべく早い時期から上記で挙げたようなコツを実践したいという方もおられるかもしれませんが、妊娠初期の段階から赤ちゃんは動いていても大きさがまだ小さく子宮の壁を蹴るなどをせずに子宮内で活発に動いている状態にあります。
妊娠中期になっても 胎動と間違えやすいのが腸の動きです 。実際に最初に胎動を感じた時お腹の方がボコボコとするなと思っていても、実際それはお腹の腸の動きと似ているので胎動なのか腸の動きなのか というのが区別つかないという方も多くおられます。
赤ちゃんが大きくなって成長すると 体も大きくなりますが、それに伴い力も強くなってくるので胎動ははっきりわかるようになっていきます。
胎動というのはあくまでも 赤ちゃんとのコミュニケーションの一つであると思えば、パパの方からママにたくさんコミュニケーションをとったり、お腹の子にいっぱい話しかけたりすることはとても大事な時期であるとも言えます。
パパは妊婦さんを守ると言う役割がある一方で、この大事な時期にママとの仲をもっと良くすると役割もあるんですね。
ママのお腹の中で赤ちゃんが成長して早く顔を見たいと思いながら期待を持つのと同時に、ママに対してもたっぷりの愛情を注いであげてください。
